あえての
再訪。
連れがコチラのスモークサーモンを食いたくなったらしい。そう聞くと私もスモークサーモンを食いたくなってしまったので行ってきた。
予約は便利な食べログ予約で。コースは通常のムニュ ディネ(5500円 税別 サ無し)でお願いしておいた。
訪問日。お茶の水駅ホームから コチラの店内で酒飲んでる客が見えるぐらい 駅からの直線距離的には近い場所にある店だが、ずさんな都市計画のせいで お茶の水駅から徒歩だと10分ほど要してしまう。それも何かムカつくので秋葉原から徒歩で向かいました。
既にコースは決定していましたのでショープレートの上にはこの日のコース内容を記した紙が。そしてこのコース、選択肢は少ないとはいえプリフィクスとなってますので前菜 魚料理 肉料理をメニューの中からチョイスします。
前菜は追加700円で鴨肉とファグラのテリーヌ。
魚料理ですが、あえて コチラのスペシャリテである鯛パイ包みを選ばないで 鮎ポワレにしてみました。鮎のポワレって あんまり食べた事ないので気になったのですよ。
肉料理は豚さんにしたかったのですが、豚さん大人気過ぎて まさかの品切れ(´д`|||) 遅いスタート時間にしたのは失敗でしたわ。ですので牛頬肉赤ワイン煮でお願いしました。
残念ながらデセールは選択肢無しでございます。う~…甘いモノも選びたいよぅ(・ε・` )
あわせて私はワインペアリング(5000円)も。コチラのペアリング、乾杯のシャンパーニュが含まれるてるのが嬉しいのよね。以前は かなり王道的合わせ方でしたが、今日はマニアックなワインも二つほど。シェフがそちらにはまってるのかしら?
まずはアミューズのトウモロコシムースから。焼いたトウモロコシが乗ってるのが良いですね。ムースがもう少し滑らかだと好みにドンピシャなんですが……
前菜一つ目はスペシャリテであり、本日のお目当てでもあるスモークサーモン。コチラのシェフが研究に研究を重ねて作り上げた逸品であります。うん、やはり美味しい♪燻香が何とも心地よい。塩加減なんかもドンピシャですわ。夏野菜のマリネと共に頂くのも確かに美味しいのですが、欲をいえば このサーモンにサワークリームあわせて パンケーキに乗せてガツガツ食いたいなぁ…
前菜二つ目もコチラのシェフお得意の料理。以前頂いたハムのテリーヌも美味しかったですが今日のも良いですねぇ。ファグラはエグミ一切無しの上質な品。それと鴨肉とでテリーヌにしてあります。鴨肉の食感を適度に残してあるのが巧みです。添えてあるコンソメジュレと共にいただきますが……なあ、もしかしてパテ アンクルートとか上手に作ってくれるんぢゃね?
魚料理の鮎ポワレ。ポワレといいつつ、すり身にしたヤツも皿に乗ってます。ていうかクネル? これはこれで悪くないのですが、鯛パイ包みほどは印象に残らないかな。ポワレよりクネルのが良かったのは意外。クネルには鮎の切身が貼り付けてありますが、これをパイ包みにしたら旨くなりそうな雰囲気も。
肉料理の牛頬肉赤ワイン煮。以前コチラで頂いたのはブッフブルギニオンでしたが、今日のはドーブ ド ブッフに変化してました。また肉が頬肉ですので 以前にナベノイズムのシェフに教わったドーブの定義からは厳密に言えば外れてますが、でもドーブって呼んでよいのでは?
ドーブですので柑橘の皮が入ってますが、これがよい具合に効いてます。柑橘ピールの香りや微かな苦味が加わったソースが美味しいです♪お肉の煮方もバッチリで トロトロと解れるお肉にソースをたっぷり絡めて頂くと(*´ω`*) 共に煮込まれてる具材もブルギニオンとは少し異なっております。付け合わせの野菜は別皿で。
デセール一つ目は 梅酒のジュレにライムのソルベでさっぱりと。
デセール二つ目は茄子のコンポート。
え?茄子? グラニテの色だけ見ると巨峰かと思いますが、茄子です。食べても やっぱり茄子。う~む……この季節にコンポートにするなら桃や葡萄のほうが私は好きかな。
カフェ&小菓子:コーヒーとムラング。
こうした小ぢんまりしたお店ですと なかなかデセールまでは手が回らないようですが、それ以外はなかなか良かったです。特にテリーヌやスモークサーモンはかなり好みの味。なのにお値段はあまり高くないですし、サービス料無しもありがたい。ちょくちょく訪問したい店の一つです。
定番
再訪。
今回はディナーで。
今回いただいたのは以下の品。
ディナーコース5500円(税別 サ無し)
アミューズ:ホワイトアスパラガスのムース
前菜:シェフ特製スモークサーモン
前菜:豚肉と鶏レバーのテリーヌ
魚料理:鯛のパイ包み(追加千円)
肉料理:ピレネー産アニョー ド レ のロースト
デザート:ヨーグルトムース
デザート:伊予柑のテリーヌ
カフェ
となる。
季節メニューのアミューズ 肉料理 デザート 以外の料理はコチラのコースで常に顔を出す定番のお料理達。確かに代わり映えしないが、同じ料理を作り続けてきたからこその 高い水準にいるお料理達だ。スモークサーモンも 鯛パイ包みも 既に食べた事のある料理だが、食べればやはり幸福感に満たされる。まあ今回は鯛パイ包みが食べたくて訪問したようなものだが。
肉料理のアニョー ド レ。部位はジゴ、ソースは ジュ ダニョー。ジゴ ダニョーのローストは宝町の某ブラッスリーでロクでもないのを食わされた事があるため、よい印象が無かったのだが今日のは旨かった。同じジゴ ダニョーでも乳飲みだと こうも違うものだとは!ちょっとミルクの香りのする肉は、ややムッチリした弾力と シルキーなきめ細かさを兼ね備えた肉質。歯を入れれば儚くほどける柔らかさ。肉の味わいも充分にあり、なおかつ仏産子羊らしい香りも少ないながら 感じられるため乳飲みでありがちな物足りなさを感じる事もない。ソースは定番とも言えるジュ ダニョー。このソースと添えてあるロースト大蒜を絡めて味わえば口中が幸福感で満たされる。いや美味しいですね。可哀想とか そんな事はこの際忘れましょう。
あとコチラはデザートが 今一つって印象でしたが、今日のはなかなか美味しかったです。
ヨーグルトムースは苺のソルベと合わせてありますが、ヨーグルトと苺は鉄板ですよね。ちなみにグラスの中にはスポンジも入っているのでヨーグルトムースって言うより ミニ苺パフェ。
伊予柑テリーヌはゼリー寄せの伊予柑の上に、伊予柑ソルベと蜜柑コンフィチュールを乗せた柑橘オンリーのデザート。爽やかな酸味と甘さを楽しめます。果物の手柄って話まもありますが、美味しいのは良いことです。
今回も満足できるディナーとなりました。お料理に驚きのようなモノこそありませんが、クラシカルでしっかり美味しい料理を食べたい時の選択肢としては良い店だと思いますね。毎度毎度 見送りに出てきてくれるシェフ、ありがとうございました。また訪問させていただきます。
ド クラシック
今回はランチで。
お茶の水駅からだと大きく迂回してのアクセスになるため、あえて秋葉原から歩いてきてみたが 駅からの所要時間はほぼ同じだった。乗り換えが無い分、このほうが楽だな。
ランチメニューも内容はディナーと変わらず、アミューズ 前菜 前菜 魚料理 肉料理 アヴァンデセール デセール カフェ の構成。これにワインペアリング(5000円)を付けてランチスタート。
メニューは
アミューズ:キャヴィア ド オーベルジーヌ
前菜:シェフ特製スモークサーモン。
前菜:仏産青首鴨のテリーヌ(+2500円)
魚料理:真鱈のポワレ 白子のムニエル添え
肉料理:ブッフ ブルギニオン(連れ)
仏産鶏の赤ワイン煮込み(コースメニューから変更)
アヴァンデセール:林檎のコンポート
デセール:ガトーショコラ
アミューズからデセールまでクラシックな料理ですね♪クラシックフレンチ好きにはたまりません。
サーモンは常に出るようだが、それゆえに安定した仕上がり。
コルヴェールのテリーヌは絶品でした。シェフがFacebook上で紹介してた料理で、私も非常に食べたかった料理がタイミングよくありました。鴨肉はかなり熟成をかけたと思われる非常に重厚な旨味なのですが、熟成香なんかは無く 上手に仕上げてあります。どうすれば、こんな風に仕上がるのか不思議でなりません。重厚なんですが食べやすいって凄いですよ!鴨肉は完全にミンチにはしてないため、部分部分で食感や味の濃淡の変化があるため 濃厚ですが飽きずに食べれます。ペアリングのバンジョーヌは意外でしたが、バンジョーヌの香りと濃厚なテリーヌはドンピシャでした。
魚料理は あえてスペシャリテのパイ包みをやめてポワレでお願いしました。というのも、前回 前々回とでコチラはクラシック料理の基礎力が高いという認識に至ったため ならば王道のポワレも旨いだろ?と思ったからです。予想は的中でして 水分の多い鱈の身を崩す事なく上手に焼かれています。水分量のコントロールも見事です。鰆や鱈などの水分の多い魚は ある程度しっかり焼いて身の水分を抜かないと 焼き上がりがどこかボヤけた味になってしまいますが、今日の鱈は水分を上手に抜いてあるためしっかり旨味が凝縮されてます。美味しいですね。白子のムニエルも鉄板の旨さ。ハーブを効かせたバターソースも王道ですが、王道ゆえに外しません!ただペアリングのシャブリは鱈には合うのですが、濃厚な白子には負けてしまってたのが残念。日本酒でいいんだけどなぁ…
メインは子羊を頼む予定だったのですが、シェフから仏産鶏赤ワイン煮込みがありますよ……との事でしたので迷わずソチラに変更。ちなみに現在、仏産鶏は日本国内で食べる機会は少ないです。というのも、鴨や鳩と異なり鶏のほうが検疫が厳しいからです。興味ある方はナイカルバジンで検索してください。このメインも旨かった!特に皮目の脂身の部分にソースが絡んだ旨さはたいしたもんですです。この旨さは地鶏とはまた違いますね。骨付き肉なので骨の周りの肉も当然のように旨い。ただフィンガーボウルは欲しかったかな。
デセールは………
まあ小さな店でフルコースをこの値段で提供してると、そこまで手が回らないのかな?
とはいえ、デフォルトのランチコースならこの品数とクオリティで5000円。税別ですがサービス料は無し。更にワインペアリングは5000円とは思えないほどの充実っぷり。こうした店こそ「コスパが良い」と呼ぶべきでしょう。
どうも食べログ見てると コスパの意味を間違えてる方が多いように見受けられます。真にコスパが良い店とは それこそロオジエなんですがねぇ。って脱線してしまいましたね。
コチラの店、料理に驚きのようなものはありませんがクオリティはかなり高いです。季節的にジビエも始まってましたので、今度は鹿でも食べに行くとします。
あっ、青首鴨のテリーヌは来年もお願いしますね。
深く深く
再訪。
前回訪問時にシェフから渡されたハガキに四周年記念メニューが書かれていたのだが、そのハガキを見た連れが「このメニュー食べたい!」と言い出したので思ったより早く再訪する事となった。
予約時に四周年記念コースをお願いしてからの訪問となった。
今回は二人だったが、四人用のテーブルに通されたためたいへんゆったりと食事できたのは嬉しかった。サービスの方も 私の顔を覚えていてくれて、ワインや料理の説明も前回とは異なる説明をしてくれたのも楽しめた。前回頼んだワインペアリングが良かったので今回もそれでお願いする。コチラのペアリングはシャンパーニュが含まれているのも嬉しい。シャンパーニュもなかなかに良い状態。これはシェフの拘りなんだろうか?連れは飲めないのでオレンジジュース。ノンアルコールの品がやや寂しいのは残念ではある。
お料理はアミューズと前菜一つ目は前回と同じ。だが、どちらもやはり旨い。連れもサーモンが相当に気に入ったようで、なんだか私まで嬉しくなる。
温前菜は松茸入りコンソメスープ。松茸の香りはソコソコだがコンソメ自体が相当に上質。相当な手間と材料を使っているのであろう。雑味が一切ない非常にピュアな旨味のコンソメは見事な出来なのだが、これだけ上質なコンソメならば 松茸はかえって邪魔におもえた。確かに、コンソメスープだけだと絵面が寂しいとは思うが一口頂けばそんな不満も吹き飛ぶような出来なのだから。
魚料理も前回と同じ真鯛パイ包み。旨いのはわかっていたが、やはり絶品。コチラの店は、多種多様なメニューを出すよりも 一つの料理をとことん深くまで拘り抜くスタイルのようだ。そうして深く深く潜った成果が、サーモンでありパイ包みなのであろう。こうしたスタイルの店もまた魅力的だ。
肉料理はシャラン鴨胸肉とランド産フォアグラのロースト。ソースは赤ワインソース。これも絶品でした。シェフは「鴨がいいから旨い」と言ってましたが それは謙遜し過ぎ。良い肉に適切な調理と重厚なソースの三位一体であの旨さが生まれるのだから。添えられたフォアグラも油っぽさやエグ味は微塵もなくただ重厚な旨味のみでたいへん旨い。ソースの出来もよくてたいへん満足のいく肉料理でした。
デザートは檸檬ソルベとパンナコッタ。何故か ここだけイタリアン?デザートが凡庸なのが非常に惜しいが、今日の料理の内容で7500円サービス料無しは コスパ的にも素晴らしいと思う。連れも魚料理と肉料理に大満足した様子で「また行きたい」と。これは私も同感なので また訪問させていただきます。次回は魚料理で 王道のポワレを頂いてみたいですね。メインが素晴らしかったので評価を上げました。
追記:ペアリングは四杯で5000円のはずだったんだが、今回の私は五杯飲んでました……一杯サービスしていただいたようです。ありがとうございます。
食い物の怨みは恐ろしい
まず最初に……
ブレスプーレ 食いそこなったぁぁぁ!!!
はあ、すっきりした。
夜に利用。二週間前に予約したのだが、実は第一候補日は満席で第二候補の本日訪問となった。訪問日も満席かつ二回転目の予約も入っていて 人気のほどが伺える。こうした人気店だと、一人客の予約は断られがちなのだが、コチラは受けてくれた。満席の中 一人でテーブル使ってすみませんでした。
店内は、店名にビストロとあるように レストランというよりはビストロに近い雰囲気。ただ、クロスが無いわりにカトラリーは都度交換だったり ちゃんとしたショープレートがあったり、液晶モニターがあるのにちゃんとしたシャンデリアがあったり、ナプキンは立派だったり、カトラリーが普通なのにワイングラスはリーデルだったり……と統一感がないのは残念ポイント。
接客も女性二人は非常に丁寧かつこなれた接客で好感が持てるのだが、若い男性の接客がぎこちないのはもったいない。
さてお料理だが、一番安価なコースをお願いしたわけだが この内容が良い意味で裏切られた。
まずはアミューズにトウモロコシのムース。それじたいは普通に美味しい程度だが、生姜を合わせるのは面白い。
前菜一つ目はスモークサーモン。なんでも仕上がるまでに4日かかるそうだが、そうした蘊蓄は私的にはどうでもよい。とはいえ、香りの良さは見事だし冷燻にするそうだが 冷燻でよくありがちなほぼ生のサーモンとは 明確に異なる仕上がりでかなり旨い。惜しむらくは、これだけサーモンに風味があるのであらば蕎麦粉のパンケーキやポワローのクリームが欲しいところ。正直、バゲットでは役不足。
前菜二つ目は自家製ハムのテリーヌ。冷前菜二つという構成に疑問は残るが、テリーヌ自体は旨い。ディジョンマスタードにコルニッションまで添えてあるのも嬉しいところ。ただコチラも微妙に残念ポイントが。提供時の温度が低すぎて、ゼラチン部分が口中で蕩けてくれないのだ。もう少し、室温に慣らして提供してくれたら文句なしなんだが。ちなみに後半は、馴染んできたのかよい具合に蕩けてくれました。
魚料理はパイ包みでお願いしました。提供された時の形から「亀さん?」と思いましたが、とくに何かをモチーフにしてるわけではなく、手足のように見える部分はパイの食感を楽しむための形状だそうです。提供された時からパイ生地とソースから旨そうな香りが漂いますが、ナイフを入れるとさらに香ります。中身は鯛の切り身と思いきや、クネルに近い状態の擂り身に、ニンジン ブロッコリー キノコが入っていて 香りだけでなく味わいも重層的です。また合わせるソースも旨い。王道のバターソースにサフランの香りと、トマトの酸味でアクセントを加え単調にならないよう工夫されてます。これは旨いですねぇ。
肉料理は、いくつかの選択肢があったのですが その中からブッフブルギニオンを選択。前菜のテリーヌがブルゴーニュのモノなのでメインもブルゴーニュで。
このブッフブルギニオンは見事な出来映えでした。酸味 甘味 旨味 ソースの煮詰め具合 柔らかすぎない肉の煮込み具合 古典的な付け合わせ……と、ブッフブルギニオンはかくあるべし!と語りかけてくるような旨さです。肉料理の前にラギオールを選ばせてくれるのですが、ラギオールが不要な柔らかさ。しかし崩れはしないし、旨味もしっとりと身に含んでる。唯一、文句があるとすればソースが少な目な事か。まるでカレーを食べてたらルーが足りなくなったような残念感が……ジャガイモにソース付けて食べたいんだよ!
とはいえ、魚料理から肉料理と だんだんテンションが上がっていく感じは いかにもフレンチのコースを食べたって満足感があって良いですね。やっぱりフレンチは肉だよ。
で、デザートなんだが デザートは平凡。特に 紅あずまのクレームカラメルは どうしてもキノシタの同じ名前の品と比較しちゃうんだ。で、軽い…って思っちゃうの。まあ好みの問題もあるんだが、メインがあれだけしっかりしてるなら デザートもしっかり目のほうが 私は好き。
なんて考えながら食べてたら事件が……
離れたテーブルでメインの説明をしてるんだが、なんと若鶏のフリカッセが……
ブレスプーレだと??
聞いてないよぉ!!!
まさか5500円のコースでブレスプーレがあるなんて思いもしないし。てか、メニューに書いて欲しかった。マジで。まあ、ブッフブルギニオンもかなり旨かったから不満ってほどではないが。
最後はシェフ自ら名刺を持ってのお見送り。少しですが話をさせていただくこともできました。
さて評価ですが、店の設えに多少の疑問は残りますが 価格帯を考えれば目くじらたてるほどの事ではないかと。
接客も及第点。しかもサービス料もコペルトも無しなら文句は言えません。
お料理は前菜の細部に気になった部分はありましたが、あまり広くない厨房で少人数でやっておられるので仕方ないか。メイン二つは抜群に旨かったし。
となると4点でもいいんですが、ブレスプーレを食いそこなった怨みで減点させてもらいます。ま、実質4点と思ってください。
メインで食いたかった品が他にもありますので、そのうち再訪させて頂きます。
店名 |
閉店terroir kawabata(terroir kawabata)
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菜系 | 法式小酒館,法式料理 |
地址 |
東京都千代田区外神田2-1-3 東進ビル新館 1F |
交通方式 |
從JR禦茶水站禦茶水橋口徒步6分鐘1、出了檢票口後向右2、去往東京醫科齒科大學方向過橋後右轉3、不用過十字路口,沿著神田川前進4、穿過丸之內線後樂園方向的電梯,直走5、通過聖橋的下面(右手邊可以看到神田川、丸之內線的線路。) 6、從橋出發大約50m左右到達本店東京地鐵丸之內線禦茶水站徒步3分鐘*從東京方向出發1、出了檢票口後上樓梯右轉2、通過聖橋的下面(右手邊可以看到神田川、丸之內線的線路。) 3、從邊緣開始大約50m左右到達本店*從池袋方向出發1、出了檢票口上樓梯左手邊過郵局前的紅綠燈2、過紅綠燈後左轉3、沿著神田川通過聖橋的下面、使用東京地鐵千代田線新禦茶水站的情況下,稍微繞遠。1、檢票口正旁邊的聖橋為左側通行 (右側沒有下行樓梯) 2、開往東京醫科齒科大學方向,必須以左側通行進入橋,過了橋後從左側樓梯下行左轉3、穿過聖橋下,朝秋葉原方向前進50m左右。我們店在湯島聖堂的停車場前面。護城河大街的車流量很大,請穿過附近的人行橫道過來。 距离御茶之水 144 米 |
營業時間 |
營業時間和節假日可能會發生變化,因此請在來店前與餐廳聯繫。 |
預算 |
JPY 6,000~JPY 7,999 JPY 4,000~JPY 4,999 |
預算(評論總數) |
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付款方式 |
可信用卡付款 (VISA,Master,JCB,AMEX,Diners) 不接受電子貨幣 不接受二維碼支付 |
座位數 |
22 Seats ( 靠窗的桌子座位最多可其他12人。) |
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包廂 |
不可 |
包場 |
可 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
禁止吸煙 |
停車場 |
不可 附近有投幣停車場秋葉原站周邊有很多 |
飲品 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
,有品酒師 |
關於兒童 |
不好意思,我們接受中學生以上的客人來店。 |
服裝規定 |
沒有什麽特別的。請隨時光臨。 |
網站 | |
開店日 |
2014.9.15 |
備註 |
我們將於 2020 年 3 月 25 日休息。 2月10日至3月25日期間,川端清最後的特色鑑賞菜單午餐和晚餐均僅需11,000日元。我們對參觀我們商店設定了年齡限制。國中生以下的顧客請勿光臨本店。 ***5人以上來訪的顧客的要求*** ✥5人以上預約時,如有套餐選單內容等要求,請透過要求欄或撥打電話與我們聯絡。 *** 我們只提供午餐和晚餐的套餐。 *對於造成您的不便,我們深表歉意,但請注意,不提供單點菜單。 ★無限暢飲方案僅限6人以上座位。 ***關於當日取消*** *當日取消或人數變更時,我們將收取您預訂的套餐的全額費用。根據情況,您可能無法收到,因此請務必在進店前與我們聯繫。如果前一天是我們的定期休息日,請透過電子郵件與我們聯繫(info@terroir-kawabata.co.jp)。 |
再訪。
魚のパイ包みが食べたくなったので。
食べログから6000円(税別 サ無し)のディナーコースを予約し、魚料理は当然 スペシャリテのパイ包み(追加1000円)をお願いしておいた。
訪問日、コロナ対策として 一風変わった席配置になってたが まあ仕方あるまい。
食べログ予約では シェフおまかせコースと表記されてるが、実際は 前菜二種 メイン四種からのプリフィクスコースである。
メインの選択肢に山鳩パイ包み(追加1800円)があり注文したくなるが、魚と肉でパイ包み連チャンはヘビーかな?と思い 山鳩断念。結局 前菜はコンソメ、メインは和牛ランプ(追加1800円)でお願いした。
アミューズ:ランド産フォアグラテリーヌのカナッペ
前菜:シェフ特製スモークサーモン
前菜:コンソメスープ
魚料理:スペシャリテ 真鯛のパイ包み
肉料理:鳥取県産和牛ランプのステーキ
アヴァンデセール:シェフの家で収穫した蜜柑のソルベ
デセール:フォンダンショコラ バニラアイスクリーム
カフェ&小菓子:珈琲とムラング
特に印象に残ったのがコンソメ。4日かけて仕込むというコンソメは 雑味のないクリアな旨味だけを抽出されており、一匙 口に運ぶだけでうっとりするほどの旨さ。これに焼おにぎり放り込みたいと思ってしまう私は典型的日本人だな。
スペシャリテのサーモンや魚パイ包みは安定の旨さ。も少し サーモンの提供方法に遊びがあっても良いとは思うが、妙にひねってサーモンの印象が薄くなるぐらいなら…という事かも知れない。
メインの和牛ランプは 堅実な旨さ。乗せてあるのは メートルドテルバターかと思いきや、山椒バターだったが これが予想外に牛肉と良く合った。付け合わせのジャガイモグラタンが別皿なのは、クラシックフレンチ得意なシェフらしい。
あとは、デセールがもっと美味しければなぁ……厨房人数少ない店だと 厳しいとは思いますが、デセールはフレンチ食べに行く時に肉と並んで楽しみにしてるトコなんで頑張って欲しいです。
酒は5300円のペアリングで。この値段でシャンパーニュ含む四杯(今回は泡 シェリー 白 赤)かつ 取り合わせも良好なので毎回頼んでしまいます。
会計は外税ですが、サービス料無しなのは ありがたい。なのにソムリエールの接客はきちんとしてますので、サービス料とってコチラ以下の接客の店は反省して欲しい。
しっかり美味しい料理が頂けて、会計もそんなに高くなく、雰囲気も堅苦しくないので定期的に行きたい店のひとつです。