店名 |
Imoya
|
---|---|
類型 | 天婦羅、食堂 |
03-3292-0575 |
|
可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都千代田区神田神保町1-32 |
交通方式 |
都営地下鉄・東京メトロ 神保町駅 徒歩2分 距离神保町 206 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
7 Seats ( カウンター7席 ) |
---|---|
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 となりにコインパーキングあり |
料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
---|
此時建議 |
|
---|---|
服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
穴子は¥300 |
神保町エリアにはいくつかの著名な行列店があります。
大手町勤務時に神田駅周辺エリアを主戦場としていた頃は、ランチの行列店というのはほとんど見かけなかったのですが、これは大きな違いですね。
加えて、ランチの主戦場が神田から神保町に移ったのは、新型コロナ禍の渦中の時期ですので、この時期でも行列が出来るというのは、やはり相当の人気店だということかと思います。
その例を具体的に挙げると、まずその筆頭格は、白山通り沿いにあることで目立つこともあるのですが、やはり「神保町食肉センター」だと思います。
その他では、「うどん 丸香」、「ラーメン二郎 神田神保町店」、「キッチン南海 神保町店」、「さぼうる2」、「石釜ベイクブレッド 茶房 タムタム」、「神保町 やきそば みかさ」、「海老丸らーめん」あたりが該当しますが、並ぶのが大嫌いな私は、丸香とみかさを除いて未訪となっています。
著名店揃いですので、何とかしたいところなのですけどね。
この日チャレンジすることにした当店も、上記の各店と肩を並べる、或いはそれ以上とも言えるくらいの存在の名うての行列店になりますが、この日はたまたまこちら方面で所用があって、早めの時間での訪問が可能となりましたので、チャレンジしてみる気になったものです。
神保町で"いもや"と言えば、故宮田三郎さんにより昭和34年に創業したいわば神保町のレジェンド的なお店として、神保町に多少でも関わりのある人なら知らない人はいないくらいの有名な屋号になります。
宮田さんの死後は、奥さんの静江さんが暖簾を守ってきましたが、ご高齢もあって、平成30年3月末で宮田家直営2店は閉店となりました(「天丼・いもや」、「とんかつ・いもや」)。
私も若い頃を中心に何度か利用させてもらったことがあるお店でしたので、とても残念に思ったものです。
「いもや」として、現在残っているのは、宮田さんのもとで10年以上修業した方にだけ許されるという暖簾分けで独立した店舗。
その筆頭格とも言えるのが当店になるわけですが、その他に、馬喰町の「とんかつ いもや」、北千住の「天婦羅いもや」、栃木県栃木市藤岡町の「とんかつ・いもや」、青森県弘前市の「天ぷら・いもや」があります。
ただ、神保町一丁目で「天丼・いもや一丁目天丼店」として営業していたお店が神保町三丁目に移転して「神田天丼家」と名乗っているのですが、同店は、一時期休業していたからか、或いはいもやの看板を下ろしたからか、暖簾分け店としては認識されていないようですね。
その辺りの事情は良く分かりませんが。
いずれにしても、暖簾分け店についても店主の高齢化の波は押し寄せており、私が利用、レビューしているお店では、馬喰町のとんかついもやの店主もかなりお年を召しているように見えましたが、当店の店主もかなりのご高齢みたいです。
とある情報から類推すると、現時点で齢72歳ではないかと思われます。
当店の場所は、白山通りを神保町交差点から水道橋方面へ150mほど進んだ小路(出版クラブビルを越えたところの小路)を右折して50mほどの右手になります。
前記の通り、この日は、早めの訪店が可能となり、当店に着いたのは、11時25分頃になりました。
しかしながら、既に店頭に待ち客が12名おり、已む無くその後に並ぶことになります。
食べログ店舗情報によれば店内は8席のキャパだそうなので、2巡目は覚悟しないといけません。
それにしても、先頭に並んだ人は何時ごろから並んでいるのでしょうか?
11時半ほぼきっかりにお店はオープンして、先頭の客から順に店内へ入っていきます。
店内にも待ち椅子が3脚あり、外待ちの人は順番が来ると、順次店内へ入って中の椅子に座って待ちます。
店頭に並んでから待つこと29分ほどで店内椅子へ進み、さらに4〜5分ほどで席へ着くことが出来ました。
店内客席は、L字型のカウンター席7席ですので、店舗情報よりさらに間引きされているようです。
お店は、件のご高齢の店主が、厨房で揚げる作業に専念されています。
奥さんらしき方が配膳を担当され、奥の作業室では若い女性(娘さん?若奥さん?)が下ごしらえをしておられる様子が伺えました。
メニューは、入口扉にも貼られていましたが、単品も含めてより詳しいメニューは厨房奥の壁に掲げられています。
メインの定食は、天ぷら定食@750円とえび定食@900円の2種類ですが、それらに単品を追加している人が多いですね。
単品メニューは思いの外たくさんあって、定番メニュー以外にカキやタラの芽などの季節もののメニューもあります。
注文は、天ぷら定食にまいたけ単品を追加しました。
ごはんは大盛りも無料ですが、敢えて少なめをオーダーしました。
注文後、奥さんがお茶と天つゆを持って来てくれます。
天ぷらの揚げ上がりをご主人が指示されると、奥さんとの連携プレーでみそ汁とごはんが出され、その後で揚げたての天ぷらが出されました。
席に着いてから約10分ほどでの提供でしたので、外に並んでから食事にありつけるまで44分ほど掛かった勘定になります。
天ぷら定食のネタは、海老、キス、イカ、春菊、かぼちゃで、これに追加したマイタケが加わります。
イカは6切れほどにカットされて食べやすくなっています。
しかし@750円の天ぷら定食ですから値段なりかと思っていたら、この天ぷらのクオリティは、予想を大きく上回ります。
揚げたての美味しさがあるのはもちろんですが、ネタもしっかりしたサイズのものが使われてますし、下ごしらえも手抜き無しにしっかり処理されていると思われ、揚げ具合も素晴らしくて食感がとてもいいです。
特に、かぼちゃ、春菊、マイタケあたりは、どれも食べ応えも十分ですので、私のような質より量派のニーズにも応えてくれますね。
加えて、脇役のみそ汁についても、その具が凄いです。
豆腐とワカメのみそ汁なのですが、豆腐もワカメも半端無い量が入っており、味もキチンとダシの取られたみそ汁で文句無いです。
ごはんは少なめ指定でも普通のお店の並サイズ以上はあると思われる量での提供でしたが、これも昔ながらの木製のおひつからよそってくれているのが見えました。
ふっくらと炊き上がってとても美味しいですし、お腹は十分に満足出来ました。
なるほどこの内容ならこの日のような行列も致し方ないでしょうね。
一部の方からはコスパの鬼などと揶揄されている私ですが、コスパ評価もほぼ文句の無い高評価になります。
サクッと食べたつもりで、ひとり前の客は追い抜いたのですが、それでも食べ終わったのは12時20分を回っていましたので、並んでから退店するまでほぼ1時間コースでした。
従って、昼休みが1時間、特に時間の融通が効かずに12時〜13時に昼休みを済ませなければいけないという人には時間内で完結するのは不可能に近いお店だと思われます。
退店した12時20分過ぎでもやはり10人以上は並んでましたので、神保町の行列店の中でも、人気では最低5本の指くらいには入りそうですね。
そんなことで、期待通りの素晴らしいお店でしたが、やはり懸念と言えば、後継者の確保ということになるのでしょうか。
この日見かけた娘さんらしき方がその鍵を握っているのかもしれませんが、いもやファンとしては出来る限り長く看板を守ってもらいたいですよね。