「すき家」の仕掛け好きや。鬼オニ丼もまた良し。 : Sukiya

　さて何を食うかと頭をフル回転させてグイグイ歩いていると「オニサラ牛丼」ののぼりを見て直角に曲がってドアへ向かいました。ドアを開ければそこは「すき家」でした。またか。すき家は先日「にんにくファイヤー」ののぼりを見て急きょカウンター席に向かった経緯があります。またか、すき家。意外とすき家の仕掛け、好きかも。

●「クリーミーオニサラ牛丼」¥550
　ほお。オニオンスライスがたっぷり。鬼オンザライス。それにドレッシングのようなクリーム。トッピングはカリカリのフレーク。またフレークで攻めてきましたよ。嫌いじゃありません。
　オニオンはしっかり水につけて辛味を取り除いてあるのでガツガツ食べられます。青臭さはありません。シャキシャキ感は牛丼だけでは得られない新たな食感です。なるほど。私が生たまねき好きなので好印象です。
　クリームの正体は分かりません。わからないというか、暴く前にそんなこと忘れて食べきってしまいました。

　うむ。牛丼のアタマにも玉ねぎは入っていますがまったく違うアプローチの玉ねぎでした。ごちそうさまでした。すき家、やるな。

　チェーン店の「牛丼」のレビューアップは初めてとなります。もちろん年間に何回かはお世話になっている牛丼チェーンですが、その中でも「すき家」はかなり久しぶりとなります。
　なぜ「すき家」に来たかといえば、そう、これがあるからです。『にんにくファイヤー牛丼』。普通の人は食べない方が良さそうなネーミングです。大人になりきれない阿呆な男子が食べるものです。いや、女子でも本当は食べたいやつです。いや、本当に食べてる女子も必ずいるはずです。にんにくの香りは煩悩そのものなのです。

●「にんにくファイヤー牛丼（並）」¥520
　にんにく丸ごとフライがゴロゴロと牛肉の間から顔を出し、それらの上から地獄のフレークが掛けられています。このフレークはにんにくと唐辛子の配合フレークだそうです。にんにくだらけ牛丼唐辛子攻め、というサブミッションなんです。しめて820kcal. 悪魔の食いもんです。
　分解して考えれば、牛丼は牛丼そのままの味です。にんにくは、それほど辛くなくて匂いもキツくはなくホクホク食感です。辛味フレークは、辛いです。暴君ハバネロをもう少し辛くした感じです。肉とにんにくはご飯によく合いますが、辛味フレークはご飯には馴染みません。つまりそれだけご飯にかけても美味しいふりかけにはならず、牛肉とにんにくあってのフレークです。まあ、今回はそれで正解なんです。

　気がつけば薄ら汗をかいています。もう少し辛味を抑えるとすごく美味しくなると思います。にんにくと牛肉の相性でかなり持っていけます。

　ガッツリ食べました。ごちそうさま。栄光の820kcal。さあ午後も働くぞ馬車馬のように。このままじゃ悪魔との契約だ。