非の打ち所がないお蕎麦と天ぷら : Sobakiri Morino

久々に都内で酒呑みランチ。場所が本郷三丁目だったので、こちらのお店に伺いました。
開店５分前の11時25分到着で、お店の前には先客１組。ほとんど待つ間もなく店内へ。
初めての訪問だったので、まずは定番の天ざる（3,150円）を注文。蕎麦ツユは関東風か関西風かをお選びください、とのこと。関西風も気になるけど、初回なので、とりあえず関東風を選択。お酒は、これもとりあえずで、福島の廣戸川（980円）と三重のるみ子の酒（1,100円）を選びました。

初めての蕎麦屋さんで天ぷら＋せいろをオーダーした場合、とりあえず確認しているのは「天ぷら先でお願いできますか？」。天ぷらを蕎麦前の当てにできるか、という意味です。こちらのお店では、それはできないんです、とのことで了解。わがままを通すつもりはまったくありません。

ということで間をおかずにお酒が届き、しばし呑んでいるうちに、最初に揚がった天ぷら３品と蕎麦が到着。天ぷらは小茄子と甘長唐辛子と海老の頭。しばらくして海老と椎茸。最後に穴子が届いて完了。天ぷらの品数は少なめながら、量感は申し分がありません。海老は頭から尻尾まで絶妙な揚がり加減だし、なんと言っても穴子に存在感ありありです。

天ぷらを肴に呑みながら、ときどき蕎麦をすする。何を口にしても美味しいのに、どこか落ち着かない感がある。どうも自分のペースに嵌まらない。というよりも、自分がお店のリズムに合わせられない感じかな。

今回はとりあえずこれでよしとして、次回は少し違う呑みかたをしよう。もっと落ち着いて呑んでから、ゆったりと蕎麦をいただこうと思った次第。つまり、今回は「とりあえず」、次回は「じっくりと」です。
というわけで、とりあえず、ご馳走様でした〜