店名 |
Idu Masa(Idu Masa)
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類型 | 日本料理、海鮮 |
預約・查詢 |
03-3832-3210 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都文京区湯島3-38-3 TSゆしま 1F |
交通方式 |
距离湯島 133 米 |
營業時間 | |
預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
個人包廂 |
可能的 可容納8人 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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日本酒のつまみの揃う気軽な割烹料理店。気風の良い大将と話ながら味わうカウンターが居心地満点。今や老舗とも言える湯島の名店。造り、一夜干しの焼き物などが特に美味しいが、この時期のスペシャリテは新若布のしゃぶしゃぶ。他の店では味わうことのできない素晴らしい鍋を楽しめる。
つまみはアラカルトで選べるがメニューに価格表示はない。大将にお勧めを適当に頼むのがこの店の通常らしい。結果として大将お任せコースという形になる。今回の造りは7種類。烏賊と湯がいたゲソの食べ比べが美味しい。烏賊の甘みが絶妙。白海老の軽い甘味も丁度良い。ヒラメに〆鯖、初鰹が居酒屋風。蛍烏賊の初物も美味しかった。
先付はうなぎの肝を始め日本酒を進める。筍の焼き具合もなかなか。香りが食欲をそそる。椀物の茸の種類が多くて楽しい。出汁の按配も軽め。牡蠣の南蛮漬けも日本酒のつまみには最高の組み合わせ。そして一夜干しの魚がこの店の自慢の逸品。今回のキンキは脂の乗りが良く、旨みの凝縮された白身魚という一夜干しだからこその味わい。河豚の白子焼きもたまらない。
それでも一番印象深いのはこの時期だけのスペシャリテである新若布。どんこ椎茸と旬の蛤を贅沢に出汁に使うオリジナルなしゃぶしゃぶ。秋に発芽して冬に成長し夏に旬を迎える若布は、春の薄い青色の時分が最も柔らかな食べ頃でもある。通常は成長した夏まで獲られることがないため、新若布自体が貴重な食材と言われている。
その新若布を独自ルートで毎年仕入れる大将は気に入った客にだけ、このメニューにないしゃぶしゃぶを奨めている。本当に柔らかで若布の若々しい旨みを溜め込んだしゃぶしゃぶは、一度食べたら誰もが虜になること請け合い。若布だけでも恐らく素晴らしい出汁の味わいと思えるが、どんこ椎茸と蛤の出汁も素晴らしいアシストをしていて驚く。
日本酒は新潟の軽い名醸を何種類かと、いかにもこだわりの無さを前面に押し出している。料理が一番で日本酒はそのお供ということらしい。そんな中では山形の菊勇があたりさわりのないところ。この店のこだわり抜いた料理には、新潟の軽い口当たりの日本酒を飲ませたい大将の気持ちも分からなくもない。もう少し日本酒の幅があると嬉しい。
場所は湯島の表通りから一本入った裏通り。日本料理の新しい鉄人で有名になった店の並びでもある。東京メトロ千代田線、湯島駅から湯島天神下交差点側4番出口を出る。不忍通り沿いに左手直ぐを左の裏通りに入り、移転した日本料理の旧くろぎを過ぎて少し先の左手ビル1階にある。暖簾を潜った店内は小じんまりした昔ながらの割烹風インテリアが寛ぎの空間となっている。
江戸っ子らしい気風が気持ち良い大将の老舗割烹。旬の素材にこだわる日本酒のつまみの数々は安心感さえ漂う居心地。老舗とは言え変に人気の出てしまった今時の店とは異なり、押し付けがましさや格好を付けたところが全くない自然体の店となっている。湯島の裏通りで仕事帰りに本当に美味しい料理をつまむには格好の店と言えるのではないだろうか。
アラカルト 全て時価
先付 前菜6種盛合せ
うなぎの肝 蛸 山菜
ツブ貝 筍 空豆
椀物 茸のお椀
菜の花 椎茸 エノキ
エリンギ ナメタケ ナメコ
強肴 牡蠣の南蛮漬け
向付 造り7種盛合せ
ヒラメ 白海老 〆鯖 烏賊
湯がいたゲソ 初鰹 初蛍烏賊
鉢肴 キンキの一夜干し焼き
強肴 河豚の白子焼き
新若布のしゃぶしゃぶ
どんこ椎茸 蛤 新若布
菊勇 超辛口 菊勇 山形県 1合徳利