正統派町中華 : Chuuka Ryouri Seika

秋葉原～上野の間のガード沿い、一方通行の道に面している町中華。

今年の「春のタンメン祭」に参加したお店に再訪です。

メニューをみて注文を考えますが、結局は「タンメン」。

まぁ、仕方ないところでしょう。

この日の入店は１２：４５とピークが過ぎたと思われる時間。
それでも先客は５名と、コチラの店のキャパを考えると大混雑です。

注文から６〜７分でタンメンが提供されます。

まずはスープをひと口。
あっさり・サッパリとした好みの味。

いつものようにコショーを少しと多めのラー油を投下します。

野菜はキャベツ・もやし・ニンジン・玉ねぎと青菜。
初訪問の時と同じでニラとキクラゲが入っていれば文句なしです。

ここで「おとおし」的なサラダが提供されます。
初訪問の時は冷奴でしたが、いつも同じではなく日替りか週替りか、或いはランダムに変えているようです。

タンメンの野菜とかぶりますが、生野菜好きのアタシには嬉しいおとおしになります。

麺は細麺で少し縮れ感があります。
あらためてみてみるとやや黄色みがあって味ではわかりませんが玉子麺かも知れません。

野菜も麺もアタシにはピッタリのボリュームです。

世間では後継者難で店を閉めるところも多いですが、コチラは親子と思われるので後継者に関してはひとまず大丈夫そう。

都会の一角で貴重な町中華として生き残って欲しいです。

秋葉原と御徒町の中間あたり、ＪＲのガード沿いの道にある典型的な町中華。
近代的なビルに入居しているので外観的にはキレイです。

内装も清潔感があって好印象。
親子らしい年代の男性二人が厨房にいます。

ランチタイムはセットメニューがあって他のお客さんはセットを召し上がっている方が多いですが、アタシはメニューを確認してタンメンをお願いします。

待っていると先に「冷奴」が出されます。どうやら「おとおし」のような存在のようです。
これなら、ビールも頼めばよかったかなぁ・・・。
そして、注文から７〜８分でタンメンが提供されます。

まずはスープをひと口。
塩味はやや強めに感じましたが野菜の甘みも強く、中和されてカドがとれ優しい味に仕上がっています。

ここに、コショー少しと多めのラー油を投入して喰らいます。
ラー油は香りは良いですがほとんど辛さを感じません。

野菜は、キャベツ・もやし・ニンジン・玉ねぎと青菜。
ニラとキクラゲが無いのが残念。

麺は細麺で少しだけ縮れがあるタイプ。
歯ざわりが良く、かんすい多めに感じる麺で中華麺らしいもの。水切りがしっかりしていてスープとのからみが良いです。

野菜・麺とも量はやや多めだと思います。

食べ終わって「お勘定お願いします」というと、大将「何食べましたっけ？」はちょっとご愛敬。
口頭注文で特に伝票もない個人経営ならではの笑い話。

このエリアで税込６５０円はかなり安い価格。

味も良いし、町中華らしい雰囲気を醸し出しているお店です。