官方消息
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店名 |
Restaurant Kobayashi(Restaurant Kobayashi)
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類型 | 法式料理 |
預約・查詢 |
03-3619-3910 |
可供預訂 |
可以預訂
当日のキャンセルは、コース値段の100%を支払いいただきます。 |
地址 |
東京都江戸川区平井5-9-4 |
交通方式 |
JR總武線平井站步行3分鐘 距离平井 172 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥5,000~¥5,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
收據 |
可開立符合發票規定的收據 註冊號碼T9810098051697 *有關最新的註冊狀態,請查看符合國務院發票系統資格的發票發行人發布的網站或聯絡商店。 |
服務費收費 |
サービス料10% |
座位數 |
16 Seats |
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最大宴席可容納人數 | 18人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 開車來的客人,可以使用藏前橋大街的投幣式停車場。 |
空間、設備 |
平靜的空間,有沙發座位 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師,提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童(接待小學生)
※兒童可 (小學生起) |
網站 | |
開店日 |
1993.12.5 |
備註 |
在本店的主頁上也可以在線預約。在該主頁的博客上,會通知季節的菜單和休息的信息等。 |
今宵(こよひ)は、友朋(とも)らと『コバヤシ』での醼(うたげ)。
その中心食材(かなめとなるえもの)こそ、
「野禽(のゝとり)の皇帝(すめらぎ)」"として有名(かくれな)き丘鷸(やましぎ)"。
名(な)にし負(を)ふ"山鷸(とり)"なれど、蒙(それがし)初體驗(はじめて)。
嘗(かつ)て東都干潟(えどのひがた)にて、
"彩鷸(たましぎ)"・"黑翅長腳鷸(せいたかしぎ)"は冩眞撮影(ゑにおさめ)たものゝ、
"丘鷸(やましぎ)"は目撃(めに)したる記憶(おぼえ)すら皆無(なし)。
そも、"鷸(しぎ)"なるもの、古來(いにしへより)賞翫之(このむものすくなからず)。
元祿十丁丑歳(げんろくじふひのとうしのとし、=1697)【本朝食鑑】に、
【本朝食鑑】(252~254/535):
>========================================
> 《鴫(しき)》
>
> [釋名]:《鷸]》 "鴫(しき)"ハ古ヘノ俗字。
> 歌人用之。
> 或ハ、"田鳥"【楊氏漢語抄】ニモ亦"田鳥"ト稱ス。
>
> [集解]:
> "鴫"之種類、最多。
> 状(かたち)"鶉"ニ似テ、長"觜"長"脛"、倶ニ蒼黑。
> "頭"・"背"・"翅"蒼シテ、白黃赤斑。
> "[令月](←不明)"黑ク、"胸"ニ黃赤黑斑有。
> "腹"白ク、"尾"黃赤ニシテ黑紋有。
> 呼テ「母登鴫(ボトシギ)」ト號ス。
> ※"田鷸(たしぎ)"のこと 《卍注》
>
> "頭"・"背"・"翅"・"尾"黑クシテ、黃斑有。
> "胸"灰黑ニシテ、黑斑有。
> "腹"白ク、"嘴"「母登」ヨリモ短クシテ、"脛"「母登」ヨリモ長シ。
> 倶ニ、蒼黑ナリ。
> 呼テ「胸黑鴫」ト號ス。
> ※"金鴴(むなぐろ)"は"鴴(ちどり)"の夥計(なかま) 《卍注》
>
> 此ノ二種、"鴫"中之最モ賞ス所ニシテ、味ヒ、"鳧鴫"ニ不減也。
>
> 常ニ田澤ニ居テ、能飛フ。
> 夜深クシテ翔ヲ鳴シテ、閑寂之趣ト爲ス。
> ・・・・・・・・・中畧・・・・・・・・・・・
> 山田溪澗ニ居ル者ヲ、呼テ「山鴫(やましぎ)」ト號ス。
> 是レ則チ、"竹雞"乎(か)?
> 以上七種*)、味ヒ"母登"・"胸黑"ニ劣レルモ、亦、稍(ヤヽ)隹ナリ。
>
> 肉[氣味]:甘温無毒
>
> [主治]:虚ヲ補ヒ、人ヲ煖(あたゝ)ム。
>
> *)"眞鷸"、"黍鷸"、"黃腳鷸"、"京女鷸"、"羽斑鷸"、"杓鷸"、"山鷸"
>========================================
正徳壬辰二歳(せいとくにみずのえたつのとし、=1712)【和漢三才圖繪】にも。
【和漢三才圖繪】(1133~1134/3338):
>========================================
> 《鷸(しぎ)》 "田鳥"
>
> 【本綱】"鷸"、肉、甘温。(←※【本草綱目】には詳細説明(こまかきはなし)無)
> "鶉鵪(うづら)"類也。
> "鶉"ノ如クシテ、色蒼、嘴長ク、田野ノ間ニ在。
> "鷸鷸"聲ヲ作ス。
> ・・・・・・・・・中畧・・・・・・・・・・・
> "保登(ほと)鷸"、"胸黑(むなくろ)鷸"、"眞(ま)鷸"、"黍(きひ)鷸"、
> "黃腳(きあし)鷸"、"京女鷸"、"羽斑鷸"、"杓(しやく)鷸"、
> ・・・・・・・・・中畧・・・・・・・・・・・
> "山鷸" 一名"姥鷸(うばしぎ)"。
> "杓鷸"於(より)大ニシテ、"頭・頸・背"灰紫色、黑斑有リ。
> "翅尾"亦同色ニシテ、黑纖紋有リ。
> "腹"赤黑斑ニシテ、"雌雉"之色ニ似タリ。
> "觜"長クシテ黑(くろ)ク、"脛"灰色。
> 常ニ山田溪澗ニ在ル。
> 故、「山鷸」ト名ク。
>========================================
往時(そのころ)、最珍重(このうへなくおもんぜられ)し"鷸(しぎ)"は、
「母登鷸(ぼとしぎ)」="田鷸(たしぎ)"に、
「胸黑鷸(むなぐろしぎ)」="金鴴(むなぐろ)"の二種(ふたくさ)。
仍(すなは)ち、「山鷸(やましぎ)」はこの二種(ふたくさ)ゟ(より)劣位(した)。
因(ちな)みに、"これ"や"これ"には、
「"タシギ"と"ヤマシギ"は區別されず、"ボトシギ"とも呼ばれてゐました。」
とある。
【本朝食鑑】、および、【和漢三才圖繪】が記載(はなし)とは矛盾(くひたがふ)。
冢中枯骨(それがし)、
何(いづ)れの"鷸(しぎ)"も口(くち)にせし經驗(こと)皆無(あら)で、
その優劣(よしあし)皆目(トンと)判斷不能(わかりかぬ)るゆゑ、
只顧(ひたすら)、"丘鷸(やましぎ)"より印象(うけたるおもひ)を記述(しる)す。
劈頭(いやさき)に、食桌(めしづくゑ)に配置(お)かれし"洗指盌(ゆびあらひ)"。
"刀匕(めしがたなとにくゞし) "こそ存在(あ)れ、
蓋(けだ)し、「鷲掴(わしづか)みに可喰(くふべし)!」との意思(こゝろ)なるべし。
次(つ)いで、尾頭(をかしら)附(つ)きの"丘鷸(やましぎ)"。
「"膓(わた)"も"血(ち)"も拔(ぬ)かずに、その儘(まゝ)」との解説(ふれこみ)。
先(ま)づは一口(ひとくち)。
"臭氣(くさみ)"とは異質(ことな)る"香氣(かをり)"鼻竅(はな)を穿(うが)ち、
"旨味(うまみ)"口中(くちのなか)へと浮騰(ほとばし)る。
"腿肉(もゝ)"を餐(くら)ひ、"胸肉(むね)"の火候(ひいれ)を確認(あらた)め、
"觜(くちばし)"を摘(つ)まみ、
"腦(なつき)"入(い)りの"頭部(かぶと)"を饕餮(むさぼりくら)ふ。
"膓(はらわた)"の類(たぐひ)も無所剩餘(あますところなく)堪能(あぢはひつくす)。
「アルマニャック風味(のかをり)」を標榜(うた)ふ"醤汁(ソース)"は、
"サルミ"の等類(たぐひ)歟(か)?
もはや、"山鷸(やましぎ)"と"醤汁(ソース)"が混然一體化(ひとつにあはさ)り、
芳醇馥郁(ゆたか)なる風韻(かをり)と釀成(な)る。
その肉質(み)、
"熟成(うらしねかし)"と"醤汁(ソース)"が重疉(かさなり)つゝも、
"鴿(いへばと)"、"鹌鹑(うづら)"、"鳧(まがも)"、"綠翅鴨(こがも)"とやゝ似(に)、
"野雞(きゞす)"、"雞(にはとり)"とは明白(あきらか)に異質(ことなる)。
"南蠻紅毛(あちら)"では"魚(うを)"は臠(きりみ)と做(な)すが風習(ならひ)にて、
"尾頭(をかしら)附(つ)き"を不喜歡(このまず)。
反之(これとはことなり)、
"禽獸(とりけだもの)"ゝ尾頭(をかしら)附(つ)きを愛好(このむ)。
"東瀛(ひのもと)"はこれと眞逆(まさかしま)。
"完雞(まるどり)ですら"、"頭(かしら)"と"雞址(もみぢ)"は被除去(のぞかれ)、
"牛豬(うしやぶた)"は"精肉(ほねやわたをのぞきたるみにく)"、
就中(わきても)、"片(うすぎり)"にして鬻(ひさ)ぐが常態(つね)。
ところが、彼(か)の"中夏(もろこし)"となると、
"禽獸魚蟲(とりけだもの、うをやむし)"の全身(みすべて)を噉(くら)ひ盡(つ)くす。
水鳥(みづどり)の"頸(くび)"・"蹼(みづかき)"すら珍重(おもんぜらる)。
遉(さすが)、「四千年(よちとせ)の歴史(ながきあゆみ)」!
閑話休題(それはさておき)、
熟々(つらつら)、當家(こちら)『コバヤシ』の"菜(さら)"を觀察(うかゞふ)に、
古典(ふるき)を踏(ふ)まへ、改革(あらたむる)を不厭(いとは)で、
獵物(のゝとりけだもの)を縱横無盡(ほしいまゝ)に操(あやつ)る。
「眞正(まこと)の名工(たくみ)」、
と斷言(いひきる)ほか一無方策(てだてなし)。
饗應(もてなし)に擔當(あた)る"給仕長(メートル・ドテル)"も圓熟(てなれてを)り、
辭別(いとまごひ)には"小林師傅(おやかた)"自(みづか)ら見送(みおく)り。
因(ちな)みに、當日(このひ)の菜譜(こんだて)は如下(つぎのとほり):
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【一口(アミューズ・ブーシュ、はじめのひとくち)】:
・"油炸海扇(ほたてがひフリット)"、w/蘑菇醤糜(つくりたけのテリヌ)
《St-Jacques a la Beinet》
【先附(オー・ドゥヴル、さきづけ)】:
・"タルティフレット"と"セルヴェル・ド・カニュ"
《Tartiflette sevelle de canus》
・"酸鮮蠔(すがき)"w/氈酒靑檸果凍(ジン・ライムのジュレ)
《Gelee d'huitre acidelee》
・"蒜薹對蝦(おほひるあぢのくるまえび)"、ソース・ナンテュア
《Lanc d'ail jus d'ecrevisse》
【魚介(ポアソン、うをかひ)】:
・"本日鮮魚(あたらしうを)"、鰨(したびらめ)+赤石斑魚(あかはた)
《Le poisson de marche du jour》
【禽獸肉(ヴィヤンド、とりけだものゝにく)】:
・"烤丘鷸(やましぎあぶりやき)"、アルマニャック風味(のかをり)
《Becas roti a la armagnac》
【甜點(デセール、あまみ)】:
・"蘋果撻(りんごのタルト)"
【茶(カフェ、のみもの)】:
・"意大利咖啡(エスプレッソ)"
・"寒具(プティ・フール、ひぐわし)"
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