一つの芯を持ち、一心不乱に麺を打つ : Teuchi Soba Isshinan

週末のひととき。
自身のストレス発散などのためのルーティーンってありません？
私は食。食べて食べて飲んで寝る。
とは言え、今週はどこでどうする？と言うのが毎回新規店探しなので、苦しむことにもなる。
ま、そう言うの踏まえて趣味なんですけどね。

今回はこちらのお店を選択。
最近新しいお店を探すのに、お店の外観やメニューのポップさや店名など何となく傾向がある様な気もしてきました。
キーワードは「落ち着いた」であります。
落ち着いた外観。
落ち着いたメニュー構成。
落ち着いた店名。

奇抜な店名で人を集める○○屋さんってあると思いますが、私はなんか近寄りがたいですね。

到着。並んでいません。
入ります。先客はいなかったかな。良かった。

お好きな席にと言う事で、カウンターに座ります。現在は１席。

メニューを見ます。
鴨無しか・・・

お酒と肴を選択です。
しらすの有馬煮？ちりめん山椒？がアテとして到着。

蕎麦前三点盛りも到着。
樽酒はいいねぇ。昔の木の香り臭すぎるのって何だったんだろう。
今でもあるのか？あるのかもですね。申し訳ないが、若かりし頃に入っていたお店とは今は違うからなぁ。

ほたるいかの素干しもいいねぇ肝がきも。
ニシンもやわらかく甘すぎず塩っぱすぎない。
浅利の時雨は硬派。佃煮風に甘辛く仕上げるかと思いましたがそうでは無い。

それはクリームチーズの返し醤油漬けにも言える。甘く無く塩っぱめでした。あくまでも思った物よりですけどね。
お酒がマッハで無くなる。暑いからか？

乾坤一（けんこんいち）にしました。スッキリしてます。
酸味爽やか。「緑香（みどりこう）」とでも表現しましょうか？

気が付けば食事目当てのお客さんで席が埋まっていました。
昼間から飲む。やはり少数派なんだろうな。

〆るか・・・小一時間で引き上げることにします。と言うか、お酒が無くなったところで〆です。
本日は少しペースが速かったか？無自覚です！あはは。

せいろをお願いします。

しばし待ち到着。

麺は細くしなやかであっという間にコシが無くなるイメージでした。途中で啜れなくなるほど伸びが早い。

つゆは甘いのか？と、食べているうちは感じたかな？
でも、透明な蕎麦湯で伸ばすと醤油の香りに変わり、その後また甘いニュアンスに変わったつゆかなって思いました。

食事好きにも蕎麦前好きにもそこそこの用意があるお店。そこが良いのか？もっと欲しいと思っちゃうのか？
そんな風に思いつつ、さっぱりとしたサービスの女性にお会計を申し出る。

入口近くのレジにて。初夏の熱暴走前のひととき。