天ぷら専門店の料理としてはもうひとつ : Tempura Kamon

金杉橋近くの天ぷら屋さん。
ランチをやっているのか否か、分かりにくい。
いつも、外から覗いてみると、パラパラ客が入っている。

今日も、外から覗くと、何人か人が入ってそうだった。
実際に入ってみると、１組（2人）の入り。
人通りも少なくないこの場所で、かつ、お昼のど真ん中の時間帯で、この入りは何を意味するのか？
しかも、結構永くやってそうな店だ。
結局、この先客が出た後は、私以外誰も入ってこなかった。

さて、ここのランチメニューは、ランチ天丼（1,000円）のみで、その種類が3種類あるというもの。

A：えび、あなご半分、白身魚、野菜
B：えび（２本）、白身魚、野菜
C：えび、あなご（１本）、野菜

Cにしてみた。

待っている間、店のなかをじろじろ。
すごく腰の曲がったおばあちゃんがレジ兼フロア担当、
アラフォーくらいの感じの男性が調理担当の2名体制。
小さな店だけど、客も少ないので、あまり油臭くない。

で、出てきた天丼、盛りのビジュアルはなかなかよかった。
食べてみる。
まず、おいしかったのがご飯。
昨日のランチの激安店の米とは違って、おいしい米だ。これはいい。

天ぷらを食べる。
野菜は、ししとう、かぼちゃ、あと何だっけ？　普通においしくいただきました。
えびは、まあまあ。ただ、なんか揚げ方にプロフェッショナルを感じない。てんやレベルの天ぷらに思える。
で、もひとつだったのが、丸丸一本のあなご。かなり、臭みを感じた。
なんとか頑張って全部食べたが、こういう臭みは私自身初めて。なんなんだろうか？

総じて、天ぷら専門店としてはもうひとつな感じ。揚げ方もネタも。
客入りの理由はこういうところにあるかも知れない。