店名 |
Goemon
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類型 | 義大利麵 |
預約・查詢 |
03-3772-9779 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都品川区大井1-50-5 阪急大井町ガーデン 1F |
交通方式 |
JR東日本 京浜東北線 大井町駅 徒歩2分 距离大井町 249 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣、QUICPay) 可使用二维码支付 |
座位數 |
30 Seats ( カウンターが7,8席、テーブルは6卓ほどです) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 施設共用:有料216台 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 | |
開店日 |
2011.3.14 |
昨日は気温が上がるとお天気お兄さんが言ってたんだけど、日中も冷え込んだままに思え、これは体調の変化でまた私の感覚が狂っているのかなくらいに思っていたんだけど、そのお天気お兄さんが今朝の番組では苦悶の表情で昨日の予報についてエクスキューズしていたので(笑)、ああ、やっぱり寒かったんだなと、まだ自分の感覚が辛うじて機能していることに暫し安堵する
<R2.1.9 大井町>
「五右衛門 大井町店」
BGMはJAZZ。なんだけど昼時無駄とも思えるほどに情熱的なトランペットのシャウト。これがけっこうラウドに鳴り響いているものだから、おもての強風とも相まって、何か落ち着かない。
早速メニュウに目を通すのだが、私にとってもはや青春の1ページである“レディースセット”が、メンズ含めて見あたらないのが腑におちず。元々割安感のない「五右衛門」さんのこと、たとえ蕎麦猪口スープが申し訳で添えられたとて、1,000円前後のスパゲッティ単品価格では如何せん納得感が得にくいのかなと。
と、年嵩のご夫婦が店員さんの誘導を待たずに私の隣のテーブルへと陣取るようで、それは良いんだけど、横をすり抜ける時にお母さんの広がったコートの裾が、私が勇気を振り絞って確保していた命の次に大切なフォウクを捲き込んでしまい、危うく床に落ちそうになるのを必死になって追いすがり、やっとの思いで捕まえることには成功したのだが、私のその“必死”に気付くことさえもない昨今の年寄りの鈍感にはもう ……
“炙りラクレットとモッツァレラチーズのミートソース” @1,150
“ミニサラダ” @50
それでも久々の大根のつまサラダと蕎麦猪口スープとの再開に、にわかに胸に熱いものがこみ上げてくる。
つまの上にかかっている塩昆布を持って帰ってさきこに食べさせてあげたい気持ちでいっぱいになるも、ポッケが汚れるのでやめておいた。
そして木目はバンブーっぽいのだが色合いの若干ローズ掛かった割り箸は、フォウクをもらった私にとってはもう不要であるので、こちらは店で使う用にママに持っていってあげたいのだが、いつシャッターが開くかさえも分からない店をそこまで慮っても仕方がないかと ……
―― こんなふうに、こっちは昼間もママのことが心配で堪らないのに、当のママがお客にまったく無関心というのも、でも実はこれは大抵の店において、同じことだと思う。どんな店でも大抵はお客のほうが店に思い入れているだけで、店のほうは客のことなんか、財布を開いてくれるそのほんの一瞬にしか興味はなく、感情移入なんか金輪際してくれるもんじゃないのだということを ……
ミートソースはその凡庸さを覆い隠すようにチーズで覆われており、そしてどうみてもブロッコリなのだが、表面に焦げ目が付いているのでひょっとしてこの野菜が“ラクレット”という名前なのであろうか ……?
と思ったのだが何か腑に落ちず、後日スマホにあたったところ、ラクレットというのはフランス語で“削る”という意味で、それに因(ちな)んだチーズがあるとのことなので、となるとラクレットチーズとモッツァレラチーズのダブルチーズのミートソース、という解釈で良いのだろうか。
そのボロネーゼは結論的に、ご多分に漏れず「青の洞窟」のボロネーゼに届いていないが、逆に「青の洞窟」以上のミートソースをお店屋さんで食べられることは滅多にないので、これは致し方のないことであろう
食事を終え、先日鑑賞した「時代屋の女房」のロケ地となった交差点を目指すと、ほどない距離にそれはあった。
渡瀬恒彦が堂々歩道に仕事用のダットサントラックを駐車していたスペースはなんと ! 駐車場になっており、当時から合法駐車だったのかも知れないということは意外だった。その部分はすごく、昭和の良い意味でのルーズさを醸すところだと思っていたのに(笑)。
そして問題の歩道橋なんだけど、こうしてあらためて全景を見ると、この何でもない橋を、あの夏目雅子さんが日傘を回しながら渡って来るなどという幻想的な光景は、私の拙い想像力ではとても浮かんでこず。
でもよくよく考えたら、俺も場末のスナックのドアを押し入って、その場末からは想像がつかないほどの美人が出てきたことがもう幾度もあるので(それが今はなくなった気がするのが哀しい)、ああ、昭和だったら何が起こったって不思議じゃないのだと、いや、それこそが昭和だったんだよ !
なんて奪われた遠い過去に思いを馳せてみたりして ……