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椀部門優勝 飯部門優勝 コロッケも優勝 : Maki mura

官方消息

本店已登錄為TabeLog店家會員。本店相關營業資訊,是由店家人員所公佈。

Maki mura

(まき村)
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此處的感想是根據消費者的主觀意見及感想而成,並非客觀評論餐廳的價值。請把它當作參考即可。 此外,此處的感想為消費者當時光臨餐廳的情況,内容、金額、餐點等可能會與實際情形有所出入,請在前往餐廳務必以電話或其他方式諮詢。更多資訊請往這裡
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4.5

¥30,000~¥39,999每人
  • 美食/口味5.0
  • 服務4.5
  • 氣氛4.5
  • 成本效益5.0
  • 酒類/飲料-
2022/10訪問第 10 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-
JPY 30,000~JPY 39,999每人

椀部門優勝 飯部門優勝 コロッケも優勝

再訪。
しながわ水族館の近くにある和食屋。
2022年ミシュランガイド東京で三つ星に輝く超高評価店であると同時に、都内でも屈指の予約困難店でもある。
今回はそんな予約困難店を私の誕生日祝いで利用させて貰いました。
嘘です!
たまたま予約取れた日が、たまたま私の誕生日直近だっただけです。でも偶然とはいえ、私が一番好きな和食屋で誕生日ディナーを迎えられたのは凄く嬉しかったな。ええ、運が良かっただけですwww

今回、七ヶ月ぶりの訪問(泣)となった まき村さん。都内の他の三つ星店に比べてコース価格が抑えめでありながら、お料理のクオリティはとんでもなく高いのだから人気になるのも当然でわあるが。しかも昼営業無し夜も1回転のみで席数もそんなに多くない(カウンター6席&個室二部屋のみ)から予約はホントに大変(泣)それが偶然とはいえ誕生日直近の日に予約出来たのはホントに嬉しかったな。

訪問日、店へ入ると笑顔の女将さんの姿。まき村さんの店全体に漂う穏やかで温かな空気は女将さんの存在による部分が大きい。ホント、良い空気を纏っている店ですね。お料理の味も大好きな店ですが、この雰囲気も大好きです私。

カウンター席につき牧村親方と挨拶したら晩飯スタートです。お料理はおまかせコース1本のみ。コース内容記した紙とかは無いので何を食えるかは料理出てくるまでお楽しみです。

二人で訪問
夜懐石(26000円×2)
乾坤一 1合(1000円)
黒龍 1合(1800円)
日日(にちにち) 1合(2000円)
烏龍茶×2(1200円)
別途 税&サービス料
会計7万円(百円単位値引きしてくれた)
きちんと明細出してくれる律儀さ&酒価格が良心的なのもココの良さ。おかげで毎回飲み過ぎてしまう(苦笑)
毎回少しづつコース単価上昇してきてるのは気になるトコ。まあピンネタばかり揃えてるから仕方ないんだけどさ。


食前酒:いつもの。もはや説明すらされなくなったが(笑)、ブランデーベースの自家製梅酒。

毛蟹:脚肉の下には味噌合えにした胴肉。蟹酢ジュレがかけてあります。脚肉も旨いのですが味噌合えにした胴肉の旨味のぶ厚さに一品目から笑顔満開。蟹酢ジュレも酢のカドとか皆無の穏やかな味覚で蟹の美味しさを全面的にバックアップ。添えは冬瓜なのですが、なんと皮付きのまま炊いてあります。薄い緑色が綺麗に出てますね。


松茸と白甘鯛の椀:松茸の量(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!
しかもかなり上質な松茸らしく、鼻を通り抜けて脳天まで揺さぶるほど香ります。この香りが付与された出汁が素晴らしいのなんのって(⁠灬⁠º⁠‿⁠º⁠灬⁠)⁠♡
口に含んだ瞬間の印象はそこまで強くないのですが、口の中で転がしてから飲み込むと旨味の余韻が口中から身体の隅々まで浸透していくよな深みある味わい。毎度の事ですが まき村さんの椀は本当に素晴らしい。個人的には椀部門優勝だと思っています。
白甘鯛もかなりの美味。皮目を炙ってあるのでだんだんと出汁に甘鯛の脂が溶け出して少しづつ出汁の味が変化していく様々を楽しめます。

お造り:鮃お造り。これまた驚くほど質の良い鮃。味変アイテムは塩 醤油 ポン酢 塩昆布と充実してるのですが全部を試す前に食べきってしまった……


お造り:本マグロ。大間のマグロだそうです。美味しいけど、マグロは寿司屋に軍配かな? 添えてある海苔は まき村さん裏スペシャリテ。これをアテに酒飲むのが私の楽しみのひとつです。


鮑:名残りの鮑。まき村さんの事だから千葉県産かな?さすがにかなり高かったそうな。夏場のまき村さんで楽しみにしている鮑をまさか10月に食えるとは。やはり上手に煮てありますね。里芋と合わせるパターンは始めてでしたが良かったですね。というか鮑汁吸った里芋が旨すぎる。


松茸コロッケ:松茸コロッケと言っても松茸の量は少なくて主体はジャガイモ。なんですが、何をどうやったのか知らんがコロッケ齧ると松茸の香りが猛烈なまでに吹き荒れます。確かに芋って香りを良く吸うけどさ、この香りの量はハンパじゃなかった。地味にジャガイモ自体もなめらかでホクッとした甘さもたっぷりあって凄く美味しい。間違いなく我が人生において最高のコロッケでした。
油モノなので口直し的にゴマソースかけた無花果を添えてあります。こゆさり気なさも大好きです。


海老しんじょ:まき村さん名物の ほぼ車海老の海老しんじょ。これでもか!ってぐらいに車海老の美味しさを詰め込んだ海老ボールにまき村さんの出汁を合わせてあるんだから そりゃ旨いわな(笑)


和牛サーロインすきしゃぶ:これまた まき村さん名物のすきしゃぶ。割下でお肉をしゃぶしゃぶして火入れしたお料理です。
お肉が蕩ける〜(⁠✿⁠ ⁠♡⁠‿⁠♡⁠)
しかもこんなにシルキーな舌触りなのにサシの甘さやアミノ酸の旨味はドッシリあるのが素敵。お肉の下に隠れている茄子を肉で巻いて食べると幸せになれます。
サシ入った肉より赤身肉好きな同行者は不満気な顔してましたが、今回は私の誕生日祝いという名目なんでサーロインで我慢してもらいます。ちなお肉の銘柄は聞いたけど忘れた。


鯛茶漬け:今回のシメは鯛茶漬け。これもスペシャリテですね。まずは女将さんが土鍋に入ったご飯を見せてくれましたが………
ま、眩しいぃぃぃヽ⁠(⁠(⁠◎⁠д⁠◎⁠)⁠)⁠ゝ
飯が輝いとるんだが???
お米はいつもの旧コシヒカリなんだが、この日はなんと〘新米〙ですよ!
めっちゃラッキーやん。もともと凄く美味しいまき村さんのご飯、それが新米になってるんだからさ。
日本人としてこんなに嬉しい事はない。

まき村さんごめんなさい!鯛茶漬けなのに、白飯だけでお茶碗1杯食べてしまいました。
だってさ、試しに一口食べてみたらあまりに旨くて箸が止まらなくなったんだもの。新米旧コシヒカリ(なんか変だwww)が旨すぎるのがいけないんですよ。

お代わり貰って二杯目は鯛茶漬けで頂きます。牧村親方が厳選した鯛も店特製胡麻タレも素晴らしいんだけど、やはり出汁が…ね。凄いよね。   
鯛茶漬けってとお茶を注ぐ店が多い印象あるが、私はまき村さんみたく出汁を注ぐほが好きなんよね。しかも出汁がまき村さんの出汁なんだからそりゃ旨くなるよな。個人的には鯛茶漬け部門優勝だと思ってます。

更にお代わりしてラストはお焦げ。お焦げに胡麻タレかけて食うのも良し、お焦げ茶漬けにするも良し。色々と楽しみましょう。今回も土鍋ご飯完食しちゃいました(笑)


甘味:とても甘い葡萄(ナガノパープル)にワインジュレ。下にはマスカルポーネクリーム。和食屋なのに甘味がとても美味しいのも まき村さんの良さ。
でもコレ、洋だ!


秋に来るのは凄く久しぶり(6年ぶりぐらいかな)でしたが、何故 秋に来なかったんだらう?と後悔するぐらい素晴らしい内容でした。特に松茸の使い方と新米の旨さは圧倒的でした。可能であれば また誕生日祝いで来たいトコですが、まあムリでしょうね。
なんせ次回が来年7月だモンなぁ(⁠。⁠ŏ⁠﹏⁠ŏ⁠)

評価ですが、お料理の味も 女将さん筆頭に温かみのある接客も ピンネタ揃いでありながら良心的な価格も素晴らしいと思います。ので5点をつけたいトコですが、カウンター席でもライブ感とかは皆無なので少し減点してこの評価にさせてもらいます。

追記:食事後、マスク装着して帰宅したワケだが次の日になってもマスクから松茸の香りが漂ってきて爆笑しました。

  • Maki mura - 毛蟹。味噌合えにした胴肉が旨すぎる

    毛蟹。味噌合えにした胴肉が旨すぎる

  • Maki mura - 松茸と白甘鯛の椀。優勝。

    松茸と白甘鯛の椀。優勝。

  • Maki mura - ヒラメお造り

    ヒラメお造り

  • Maki mura - 本マグロお造り

    本マグロお造り

  • Maki mura - 鮑と里芋の煮物

    鮑と里芋の煮物

  • Maki mura - 松茸とジャガイモのコロッケ。胡麻ソースかけた無花果。優勝。

    松茸とジャガイモのコロッケ。胡麻ソースかけた無花果。優勝。

  • Maki mura - 車海老しんじょ 南瓜 ほうれん草 炊き合わせ

    車海老しんじょ 南瓜 ほうれん草 炊き合わせ

  • Maki mura - 和牛サーロインすきしゃぶ

    和牛サーロインすきしゃぶ

  • Maki mura - 鯛茶漬けセット

    鯛茶漬けセット

  • Maki mura - ご飯が輝いてます!文句ナシに優勝。

    ご飯が輝いてます!文句ナシに優勝。

  • Maki mura - とても大粒のナガノパープル。

    とても大粒のナガノパープル。

  • Maki mura - 食前酒の梅酒。コースには必ずコレが含まれます。

    食前酒の梅酒。コースには必ずコレが含まれます。

2022/03訪問第 9 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-
JPY 30,000~JPY 39,999每人

出汁と米

再訪。
大森海岸駅から離れた寂れた場所にある和食屋。都内屈指の高評価店&予約困難店でもある。
2022年ミシュランガイド東京3つ星。

約8ヶ月ぶり(泣)の訪問となった今回は弥生の献立。
冬の食材と春の食材が交差する時期だからか? 牧村親方が客に食べて欲しいと思った食材が多々あったようで、結果として今までにないぐらい豪勢な献立となっていました。

反面、コースのボリュームも今までより増大しておりまして……
私達にしては珍しく、ラストの飯が食べきれませんでした(>_<)。てか、まき村さんで飯を残したのは初めての気がする。
悔しいぃぃぃ❗️
あれほど極上の飯を残すだなんて(>_<)
牧村親方には「たまには勝たせてください」って言われたが……大陸式おもてなしだったんかい‼️

またコース価格も上昇していまして……
まき村さんで初めて会計が6万円(二名分)をオーバーしましたが、コース内容の超充実っぷりからすると仕方ないかな。


乾杯の梅酒からスタート
一品目:ボタン海老梅肉和え
二品目:虎河豚白子のフライ
三品目:ズワイガニ脚身と腹身
四品目:白魚と卵豆腐の椀
五品目:虎河豚お造り。写真忘れた。
六品目:ヒラメお造り
七品目:ホンマグロお造り
八品目:蛤飯蒸しにカラスミ
九品目:トラフグから揚げ
十品目:車海老しんじょと筍の炊き合わせ
十一品目:あん肝酒蒸し
十二品目:和牛サーロインすきしゃぶ仕立て
食事:鯛茶漬け
甘味:ミルクプリン苺ソース


スッゲーいっぱい出たwww
椀の前に三品も出たのは まき村さんでは初です。食べてる途中で「あれ?今日は椀が無いの?」と不安になったよ(苦笑)

この日の白眉は……
白子のフライ
白魚の椀
蛤飯蒸し
炊き合わせ
鯛茶漬け
だな。

白子は以前に食べたよな椀での提供を期待したが今回はフライ。でもコレが死ぬほど旨かった。どこまでも純粋かつ濃厚な白子のコク。それを引き出す抜群の火入れ。 熱すぎず、さりとてヌルくもない絶妙の芯温度。サイコーです。


椀は まき村さんに来るときには一番楽しみにしている料理なんだが、今回も素晴らしかったなぁ。出汁が……ね。身体の末端までゆっくりと染み込んでいくよな柔らかな、でも深みのある旨味のお出汁。このお出汁が大好きなんですよ私。
お出汁を含んだ卵豆腐の滑らかな舌触りや、白魚の淡い旨味も良いですねぇ。これぞ至福の刻。

蛤飯蒸し。立派なサイズの蛤は それだけで旨いのですが、それに飯とカラスミを合わせてあるんだから たまりません♪ 嗚呼……今日も飲み過ぎパターン(普段の私は三合も飲めない)突入ですわwww


炊き合わせは まき村さんスペシャリテの車海老しんじょ。椀では何度か頂いてますが、炊き合わせで頂くのは初めてです。 これも素晴らしかったですね。もともと車海老しんじょの出来が非凡なワケなので、炊き合わせにしても 輝きが鈍る事は無いのですね。もちろん まき村さんの素晴らしい出汁があってこそ……ですが。


鯛茶漬けも まき村さんスペシャリテ。
なんですけど、私 これを頂くのはずいぶん久しぶりです。調べてみたら二年半ぶりでした。
この鯛茶漬け、鯛もとても美味しいのですが 鯛以上に心に残るのは白飯と出汁の美味しさ。
特別栽培の旧コシヒカリを、熱が出ないよにゆっくりと精米。それを土鍋でじっくり炊きあげた白飯。まずは 白飯だけでお茶碗一杯。もう それだけで笑顔満開なのですが、そこに更に鯛と出汁が加わるのですから それはもう極楽かと思うほどの美味。
和食の基本は出汁と飯…というのは料理を習う時に最初に聞かされる言葉ですが、その言葉の意味を痛感させられる鯛茶漬けです。
なのに……
お腹いっぱいで 二杯でギブアップ(>_<)(>_<)
もっと この米と出汁を楽しみたいのに、ついてこれない軟弱な胃袋なのが悔しいです。


いやあ今回も大大大満足です(^_^)
お料理の美味しいのはもちろんの事、牧村親方を筆頭にお店の方全員の温かみのあるもてなしも魅力。
それに加えて お酒やお料理が他の星付き和食屋ほどは高くないってのも客側からすると嬉しい限り。
今後もずっと通い続けたい……私にとって大事な大事なお店です。


夜に二人で利用。
夜懐石×2
日本酒三合
烏龍茶×2
会計 62000円ぐらいだったかな。

  • Maki mura - ボタン海老梅肉和え。と言っても酸味はかなり抑え目で、あくまで海老の甘さを引き立てる程度に。うるいを添えて春を感じさせてくれます。一品目からグッときますね。

    ボタン海老梅肉和え。と言っても酸味はかなり抑え目で、あくまで海老の甘さを引き立てる程度に。うるいを添えて春を感じさせてくれます。一品目からグッときますね。

  • Maki mura - 虎河豚白子のフライ。くっそ旨いわ❗️  白子のコクを最大限に活かす 絶妙な芯部の温度管理。参りました。

    虎河豚白子のフライ。くっそ旨いわ❗️ 白子のコクを最大限に活かす 絶妙な芯部の温度管理。参りました。

  • Maki mura - 名残りのズワイガニ。脚の身はそのままで甘さを楽しみ、胴体部分の身はカニミソとあえてコクのある旨さに……と一皿で二度美味しい仕立ても嬉しい。

    名残りのズワイガニ。脚の身はそのままで甘さを楽しみ、胴体部分の身はカニミソとあえてコクのある旨さに……と一皿で二度美味しい仕立ても嬉しい。

  • Maki mura - 早くも二合目www  乾坤一をいただきます。前回は禁酒法期間中で酒飲めなくて悔しかったからなぁ。

    早くも二合目www 乾坤一をいただきます。前回は禁酒法期間中で酒飲めなくて悔しかったからなぁ。

  • Maki mura - 揚げモノの後に椀という構成は まき村さんではかなり珍しい。白魚と卵豆腐の椀です。こちらの出汁、どうしたらこんなに染み渡るよな旨味の出汁がひけるのか………大好きです。

    揚げモノの後に椀という構成は まき村さんではかなり珍しい。白魚と卵豆腐の椀です。こちらの出汁、どうしたらこんなに染み渡るよな旨味の出汁がひけるのか………大好きです。

  • Maki mura - お造り。東京湾(千葉県側)のヒラメ。普段の外房のヒラメとはまた違う味わいですが、良いですねぇ。

    お造り。東京湾(千葉県側)のヒラメ。普段の外房のヒラメとはまた違う味わいですが、良いですねぇ。

  • Maki mura - お造り。ホンマグロ3種。赤身  中トロ  大トロ。普段はこちらのマグロにあまり感動する事は無かったのですが、この日のマグロは凄かった。中でも中トロは白眉。

    お造り。ホンマグロ3種。赤身 中トロ 大トロ。普段はこちらのマグロにあまり感動する事は無かったのですが、この日のマグロは凄かった。中でも中トロは白眉。

  • Maki mura - 三合目突入。鳳凰美田。

    三合目突入。鳳凰美田。

  • Maki mura - 蛤飯蒸しにカラスミ。蛤の旨さが半端ない!蒸した蛤で 中がこれだけジューシーかつ旨味たっぷりなのは初めて食べました。感激レベルですわ。

    蛤飯蒸しにカラスミ。蛤の旨さが半端ない!蒸した蛤で 中がこれだけジューシーかつ旨味たっぷりなのは初めて食べました。感激レベルですわ。

  • Maki mura - 虎河豚唐揚げ。デカー(*゜Q゜*)

    虎河豚唐揚げ。デカー(*゜Q゜*)

  • Maki mura - 炊き合わせ。車海老しんじょ&筍。まき村さんお得意の ほぼ海老しか使わない海老しんじょが旨すぎる。出汁も良いんだよねぇ。

    炊き合わせ。車海老しんじょ&筍。まき村さんお得意の ほぼ海老しか使わない海老しんじょが旨すぎる。出汁も良いんだよねぇ。

  • Maki mura - あん肝。酒を飲めと言われてる?

    あん肝。酒を飲めと言われてる?

  • Maki mura - 和牛サーロインすきしゃぶ仕立て。

    和牛サーロインすきしゃぶ仕立て。

  • Maki mura - 超久し振りの 鯛茶漬け(#^.^#)  鯛茶漬けはまき村さんのが一番好きね。お茶ではなく出汁を注ぐスタイルだが、その出汁が素晴らしいのよね。

    超久し振りの 鯛茶漬け(#^.^#) 鯛茶漬けはまき村さんのが一番好きね。お茶ではなく出汁を注ぐスタイルだが、その出汁が素晴らしいのよね。

  • Maki mura - 新潟の農家さんに特別に作ってもらってる旧コシヒカリ。それを牧村親方が極上の白飯に炊きあげてくれます。これ、飯だけで1合余裕のヤツ(#^.^#)

    新潟の農家さんに特別に作ってもらってる旧コシヒカリ。それを牧村親方が極上の白飯に炊きあげてくれます。これ、飯だけで1合余裕のヤツ(#^.^#)

  • Maki mura - 鯛茶漬け。鯛も抜群に旨いのだが、米と出汁だけでもすっごく美味しいの(^_^)   でも腹パンでギブアップ(>_<)

    鯛茶漬け。鯛も抜群に旨いのだが、米と出汁だけでもすっごく美味しいの(^_^) でも腹パンでギブアップ(>_<)

  • Maki mura - 甘味。

    甘味。

2021/07訪問第 8 次

5.0

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-
JPY 20,000~JPY 29,999每人

まき村:鮎ご飯

再訪。
大森の準工業地帯という 一見ハズレっぽいロケーションにある和食屋。
2021年ミシュランガイド東京3つ星獲得店。
席数が少ない上に 営業は夜のみ、しかも一回転のみのため 予約はかなり取りづらい。一斉スタート制でわありません。

今回も7月の料理を狙っての 半年ぶりの訪問。もちろん他の月でも まき村さんなら素晴らしいお料理を食べれるのですが、色々な季節に行ってみて出て結論は 私が一番好きなのは7月の料理という事。

私の大好物食材である トリプルA With H(鮎 鮑 穴子 鱧)が出揃うだけでも嬉しいのに、更に まき村裏スペシャリテの玉蜀黍手鞠揚げ まで加わるのですぜ。端的に言って最高です。更にこの日はデザートで、これまた大好物食材の桃まで(*゜Q゜*)
これだけ大好物食材が揃って、それらの魅力を 牧村さんが完璧に引き出して、更には牧村夫妻の温かみのある接客。それでいて お値段は他の予約困難店ほど高くない。
これで5点付けなかったらドコに5点つけるねん‼️ってぐらい この日のまき村さんは素晴らしかった。ので当然のよに評価は5点です。
唯一 残念だったのがクソッタレの禁酒法のせいで酒が飲めなかった事だが、これは店の責任でわありませんので評価には含めません。
でも……鮑には日本酒が欲しかった(>_<)


二名で訪問。
夜懐石(22000円)×2
ノンアルコールビール(700円)×1
ジンジャーエール(500円)×1
烏龍茶(500円)×5
別途 消費税&サービス料
会計57717円。 きちんと明細出してくれるのも まき村さんの美点。

禁酒法期間中ゆえ いつものスターターの梅酒は無し。

お料理は提供された順番に写真を並べてますのでソチラを参照してください。

白眉はなんと言っても鮎ご飯。
天然物 しかも釣り物の鮎を三枚におろして、鮎のワタを溶かした塩水に漬け込んでから一夜干し。それを炭火で焼いて用いています。
まず特徴的なのは香り。鍋の蓋を取る前から 鮎の青っぽい香りが漂います。実はこの香り、鮎の身の香りでわない。いわばフェイク。一夜干しにする時点で香りは飛んでしまうそうです。失われた香りを補完するためにワタ塩水でマリネしてあるのです。
米は新潟の契約農家に特別に作ってもらっているコシヒカリ。なんでも かなり珍しいコシヒカリだそうですが、そんな話を抜きにしても この鮎ご飯の旨さは米自体の旨さによる部分も大きいというのは食べれば誰でも理解できるでしょう。
少なくとも私にとっては この鮎ご飯が人生最高の鮎料理であると同時に、人生最高の炊き込み御飯でもあります。
この料理に出逢えた事に心から感謝します。


鮑は今までとは作風がガラリと変わってましたが、蒸し鮑を雲丹と合わせるというベースは踏襲。出汁ジュレ&長芋と合わせてすっきり食わせる以前の品も大好きでしたが、肝ソース&米と合わせる今回のも抜群でした。酒と合わせるなら今回のほうが上かもしれません。酒 飲めなかったけど(爆)


穴子は お馴染み銀餡かけ。穴子は焼いてあるそうですが、それにしては信じられないぐらい柔らかく仕上がっています。また 味の乗り具合も抜群。これほど旨い穴子は他には「しみづ」ぐらいでしか食った事がない。


鱧も抜群でした。骨切りは完璧。焼き霜の具合も見事で めちゃくちゃ旨い鱧なんですが、ソコに鱧の骨せんべいで歯ごたえと香りを付与してあります。素晴らしいです。

今回も楽しませてもらいました。次回は酒と一緒に まき村さんのお料理が食べれるようになってる事を願います。

  • Maki mura - フルーツトマトのジュレと蓴菜。冷たいジュレは 色は透明だが 味はしっかりフルーツトマト。暑さで火照った身体を冷やしてくれて、良いスタートですね。

    フルーツトマトのジュレと蓴菜。冷たいジュレは 色は透明だが 味はしっかりフルーツトマト。暑さで火照った身体を冷やしてくれて、良いスタートですね。

  • Maki mura - お野菜料理盛り合わせ。野菜の酢の物、芋茎の胡麻ソース、玉蜀黍手鞠揚げ。どれも美味だが なかでも玉蜀黍手鞠揚げは格別の旨さ。これが食べたくて7月に予約したんです❗️

    お野菜料理盛り合わせ。野菜の酢の物、芋茎の胡麻ソース、玉蜀黍手鞠揚げ。どれも美味だが なかでも玉蜀黍手鞠揚げは格別の旨さ。これが食べたくて7月に予約したんです❗️

  • Maki mura - ホタテしんじょの椀。しんじょにはホタテだけでなく数時間煮て味を含ませたフカヒレも入ってます。出汁は以前と比較して かなり強め。おそらくフカヒレに負けぬよに…なんでしょうが、個人的には以前の出汁のが好き

    ホタテしんじょの椀。しんじょにはホタテだけでなく数時間煮て味を含ませたフカヒレも入ってます。出汁は以前と比較して かなり強め。おそらくフカヒレに負けぬよに…なんでしょうが、個人的には以前の出汁のが好き

  • Maki mura - 焼霜にした鱧。鱧の骨せんべいを砕いたものがふりかけてあります。この鱧は素晴らしかった。鱧だけでもめちゃめちゃ旨いのに、骨せんべいの香ばしさと食感が また素敵。前日に食べた虎白の鱧が霞むぐらいでした。

    焼霜にした鱧。鱧の骨せんべいを砕いたものがふりかけてあります。この鱧は素晴らしかった。鱧だけでもめちゃめちゃ旨いのに、骨せんべいの香ばしさと食感が また素敵。前日に食べた虎白の鱧が霞むぐらいでした。

  • Maki mura - お造り。剣先烏賊   ホシガレイ   天然車海老。車海老の身の味の濃さに思わず目を見開きます。ホシガレイの滲み出るよな旨味も素晴らしい。細かく入れた包丁で甘さを引き出された烏賊も見事。幸せ過ぎます。

    お造り。剣先烏賊 ホシガレイ 天然車海老。車海老の身の味の濃さに思わず目を見開きます。ホシガレイの滲み出るよな旨味も素晴らしい。細かく入れた包丁で甘さを引き出された烏賊も見事。幸せ過ぎます。

  • Maki mura - お造りで提供された車海老の頭を天ぷらにして提供してくれました。
                嗚呼……ビール飲めないのが悲しい。

    お造りで提供された車海老の頭を天ぷらにして提供してくれました。 嗚呼……ビール飲めないのが悲しい。

  • Maki mura - 飯の上に蒸し鮑と鮑肝ソース。生雲丹を乗せて。途中から混ぜ混ぜしてリゾットのよにして頂きます。今までとはかなり作風を変えてきた鮑ですが、やはりまき村さんの鮑は素晴らしく旨い。これ食べたくて7月に来てます

    飯の上に蒸し鮑と鮑肝ソース。生雲丹を乗せて。途中から混ぜ混ぜしてリゾットのよにして頂きます。今までとはかなり作風を変えてきた鮑ですが、やはりまき村さんの鮑は素晴らしく旨い。これ食べたくて7月に来てます

  • Maki mura - 毛蟹。本来なら 酒のアテ的に提供する予定だった品なんでしょうが、残念ながら禁酒法でしたので。
                泣ける……

    毛蟹。本来なら 酒のアテ的に提供する予定だった品なんでしょうが、残念ながら禁酒法でしたので。 泣ける……

  • Maki mura - 江戸前穴子銀餡かけ。下には豆腐。これまた超楽しみにしていた穴子(о´∀`о)  味が乗りまくった穴子は あたかもお布団のよな柔らかさ。穴子と豆腐を一緒に口へ運べば 笑顔全開になります。

    江戸前穴子銀餡かけ。下には豆腐。これまた超楽しみにしていた穴子(о´∀`о) 味が乗りまくった穴子は あたかもお布団のよな柔らかさ。穴子と豆腐を一緒に口へ運べば 笑顔全開になります。

  • Maki mura - じゃがいもカズノコ。固めに練ったマッシュポテトに心地よい歯応えのカズノコは良いコンビ。相変わらず まき村さんは食材の合わせ方が上手ですね。これで日本酒を飲みたかったにゃあ……

    じゃがいもカズノコ。固めに練ったマッシュポテトに心地よい歯応えのカズノコは良いコンビ。相変わらず まき村さんは食材の合わせ方が上手ですね。これで日本酒を飲みたかったにゃあ……

  • Maki mura - A5和牛サーロイン(銘柄失念)のスキシャブ。割下で肉をしゃぶしゃぶして火入れした料理です。まき村さん名物料理のひとつを久しぶりに頂けて私 歓喜。 脂身苦手な同行者は 少し拗ねてました(苦笑)

    A5和牛サーロイン(銘柄失念)のスキシャブ。割下で肉をしゃぶしゃぶして火入れした料理です。まき村さん名物料理のひとつを久しぶりに頂けて私 歓喜。 脂身苦手な同行者は 少し拗ねてました(苦笑)

  • Maki mura - 鮎ご飯。マジで これのために7月に予約したんだよ‼️ってぐらい大好きな料理。 土鍋の蓋を取る前から鮎の香りが だだ漏れてます。この香りは本当に素晴らしい。

    鮎ご飯。マジで これのために7月に予約したんだよ‼️ってぐらい大好きな料理。 土鍋の蓋を取る前から鮎の香りが だだ漏れてます。この香りは本当に素晴らしい。

  • Maki mura - 釣りの鮎を三枚におろして一夜干しに。それを炭火で焼いてから使っています。

    釣りの鮎を三枚におろして一夜干しに。それを炭火で焼いてから使っています。

  • Maki mura - 鮎ご飯。私が最も好きな鮎料理であり、私が最も好きな炊き込み御飯でもあります。
                当然のよに、土鍋は空っぽに(笑)
                もちろん、食べきれない方には お土産にしてくれますのでソコはご安心ください。

    鮎ご飯。私が最も好きな鮎料理であり、私が最も好きな炊き込み御飯でもあります。 当然のよに、土鍋は空っぽに(笑) もちろん、食べきれない方には お土産にしてくれますのでソコはご安心ください。

  • Maki mura - この お焦げがまた(*´ω`*)

    この お焦げがまた(*´ω`*)

  • Maki mura - 桃コンポート   西瓜ジュース。デザートはまさかの桃コンポートで桃好きのワイ 大喜び\(^-^)/   かなりフレッシュ寄りの煮込み方で、桃自体の甘さを引き出すよな仕立て。美味しい(^_^)

    桃コンポート 西瓜ジュース。デザートはまさかの桃コンポートで桃好きのワイ 大喜び\(^-^)/ かなりフレッシュ寄りの煮込み方で、桃自体の甘さを引き出すよな仕立て。美味しい(^_^)

2021/01訪問第 7 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-
JPY 30,000~JPY 39,999每人

マイ ベスト和食

再訪。
私が一番好きな和食屋さん。2021年ミシュランガイド3つ星。
大森の準工業地帯という 見るからに外れ臭のする立地にありながら、今や予約困難店となったのは ひとえにお料理が素晴らしいからに他ならない。
料理のビジュアルや 一口目の印象は さほどのものではない。華麗な盛り込みの八寸も出ないし、ドヤ顔やジョジョポーズでの撮影大会もない(どころか、女将さんは撮影NGだし)ので インスタ映えもしない。
だが、確実に心に残るお料理。それが まき村さんのお料理だ。特に 椀の出汁と 飯にその特徴が明確に現れている。
椀の出汁は口に含んだ瞬間は さほど感動しない。が、しばし口で転がしてから飲み込む頃には その四肢まで染み渡るかのような滋味深さに放心状態となる。
飯は 特別栽培コシヒカリを細心の注意を払って精米してから土鍋で炊きあげ。蓋をとった時の香りのなんと素晴らしい事か。 白飯のままでも抜群に旨いのだが、この日はそこに フカヒレ&虎河豚白子の餡をかけるという悶絶モノ。呆れるぐらい旨い。
和食の基本は 汁と飯…というのは料理を教わる時に最初に学ぶ言葉だが、その言葉の重みを痛感させてくれるのが まき村さんのお料理。基本である汁と飯が 一番好きな店ですので、当然のように一番好きな和食屋さんでもあります。

半年ぶりの訪問となった今回……1月という事もあり虎河豚や蟹がコースに入る関係上、コース価格は少し上昇したが それもやむなしと思うぐらいに充実した内容。いや むしろ、これだけ素晴らしい食材目白押しでありながら このコース価格ですんでしまうというのも嬉しい。これだけ上質なお料理を 他店より控えめな価格で提供していれば予約困難店になってしまうのも当然と言えば当然か。
無論、私も まだまだ通わせてもらいます。というか、ご主人が元気なうちは通わせてもらいます。
次回が また半年先になってしまったのには 苦笑いするしかないが……


夜懐石(22000円)×2
飛露喜(900円)私
黒龍(1700円)私
烏龍茶(400円)連れ
別途 消費税&サービス料


一品目:虎河豚 アンキモ。軽く火入れした虎河豚を厚めにスライスして ポン酢ジュレで頂きます。虎河豚は こうして厚めに切るほうが個人的に好み。軽く火入れされてるため 旨味も凝縮した感じがある。河豚の下にはアンキモ。先日訪問した某寿司屋同様に余市のアンキモだが、仕上がり具合は雲泥(まき村圧勝)の差。これが仕事の差…か?


二品目:ズワイガニしんじょの椀。蟹は津居山漁港の品。まき村さんお得意の つなぎをほとんど使わない蟹しんじょが いつもながら抜群に旨い。私が和食屋で一番好きな出汁と合わさると、もう昇天ものです。


三品目:お造りは五種盛り合わせ。マグロは平凡だが、ご主人が細かく包丁をいれた烏賊が素晴らしく旨い。軽く湯がいた車海老も鉄板。こうした 一見地味に見える仕事にこそ、まき村さんの仕事の凄さが見えてくる。


四品目:スッポン照焼。香ばしく焼き上げたスッポンを 手掴みで頂きます。まき村さんでスッポンは初めて頂きましたが、実は以前からやっていたお料理なんだとか。あまりの旨さに 思わず骨までしゃぶってしまいます。


五品目:カラスミ餅。まき村さん自家製カラスミ&焼餅に銀餡をかけて。 ありふれた料理なんだけど 妙に旨いのは餡の仕上がりが良いからなんでしょうね。


六品目:和牛(銘柄失念)イチボのローストビーフ。肉の下には出汁で炊いてから揚げた海老芋。お肉で芋を巻いて食べると バカ旨です。本当は……たまには 牛サーロインすきしゃぶ(これも まき村名物料理)も食べたいんだけど 連れが脂身多い牛肉苦手だから、毎回イチボのローストビーフに(>_<)


七品目:鮑フライ。これは まき村さんにしては珍しくイマイチな鮑でした。時期の問題なのかなぁ?


食事:土鍋で炊いた艶々コシヒカリに スッポンスープの餡をかけて。餡の具材は じっくり煮たフカヒレと虎河豚白子と湯葉。 こ、これは……ヤバいぐらい旨いですわ‼️ 飯だけ食っても凄く旨いのに、餡かけの味がそこに加わると(ノ´∀`*) 具材の白子も非常に質が良いし、フカヒレも極上のスープをたっぷり含んでいて飯との相性抜群ですわ。ボリュームもあるので すっかりお腹もパンパンに。 ちょっと中華っぽい構成の料理ですが、きちんと和食の味になってるのは やはり出汁の手柄でしょうね。


デザート:苺ミルク(?) ミルクプリンに 緩めの苺コンフィチュールがかけてあります。コンフィチュールが かなりフレッシュ苺に近い状態で爽やかな甘味と酸味があり、その味わいが 甘めのミルクプリンとバッチリ合ってました。

  • Maki mura - 外観

    外観

  • Maki mura - 軽く火入れして厚めにスライスした虎河豚とアンキモ。上に乗せてあるのは細かくカットした長芋。まき村さんは アクセントに長芋をよく用いるのが特徴。

    軽く火入れして厚めにスライスした虎河豚とアンキモ。上に乗せてあるのは細かくカットした長芋。まき村さんは アクセントに長芋をよく用いるのが特徴。

  • Maki mura - まずは飛露喜から。水は何も言わなくとも無料の水を用意してくれます。

    まずは飛露喜から。水は何も言わなくとも無料の水を用意してくれます。

  • Maki mura - ズワイガニしんじょの椀。しんじょ と言っても ほとんどツナギを用いてないので 蟹味が濃厚なのです。むちゃ旨いです。乗ってるのは未成熟の蕪。

    ズワイガニしんじょの椀。しんじょ と言っても ほとんどツナギを用いてないので 蟹味が濃厚なのです。むちゃ旨いです。乗ってるのは未成熟の蕪。

  • Maki mura - お造り盛り合わせ。お造りには必ず添えてある海苔が 実は密かなお楽しみ。生海苔を醤油でサッと炊いてあり酒のアテにぴったりなんです。海苔の生産地だった大森だから…という事で必ず提供する隠れシグネチャー。

    お造り盛り合わせ。お造りには必ず添えてある海苔が 実は密かなお楽しみ。生海苔を醤油でサッと炊いてあり酒のアテにぴったりなんです。海苔の生産地だった大森だから…という事で必ず提供する隠れシグネチャー。

  • Maki mura - スッポン照焼。もう ど直球に分かりやすく旨いです。

    スッポン照焼。もう ど直球に分かりやすく旨いです。

  • Maki mura - カラスミ餅 銀餡かけ

    カラスミ餅 銀餡かけ

  • Maki mura - 和牛イチボのローストビーフ

    和牛イチボのローストビーフ

  • Maki mura - 鮑フライ

    鮑フライ

  • Maki mura - この極上白飯に…

    この極上白飯に…

  • Maki mura - 土鍋で煮た フカヒレ  虎河豚白子  湯葉 の入った餡をかけて頂きます。素晴らしいシメです。

    土鍋で煮た フカヒレ 虎河豚白子 湯葉 の入った餡をかけて頂きます。素晴らしいシメです。

  • Maki mura - 苺ミルク

    苺ミルク

2020/07訪問第 6 次

5.0

  • 美食/口味5.0
  • 服務4.5
  • 氣氛4.5
  • 成本效益5.0
  • 酒類/飲料-
JPY 20,000~JPY 29,999每人

文月×まき村=満点

再訪。
ミシュランガイド3つ星。
食べログアワードシルバー。
超予約困難店。

こう書くと、まき村さんのお料理がいかにもキラッキラッ☆したモノなのではないか?と想像する方もいるだらう。
確かに食材はかなり吟味されてはいると思うが、決して高級食材オンパレードや飛びっきりのピンネタばかりというワケでわない。多分。食した時の印象も ギラギラにはほど遠く、むしろ癒しの効果を感じるほど。そう、まき村さんが手にした勲章はキラッキラッに輝かしいものだが実はコチラは癒しの日本料理店なのだ。
ピンネタでゴリゴリ攻めてくるわけではない。なので料理によっては、ひと口目の印象はさほどのものではないかも知れない。事実、私が初めて まき村さんで食事をした時に先付を食べた瞬間の印象は 決して鮮烈なモノではなかった。
が、味わうほどに 旨さが身体に浸透してくるかのような感覚が襲ってきて そこでようやく凄さに気付いた。
派手さはないかも知れない。ネタは必ずしも最上位の品ではないかも知れない。が、まき村さんのお料理は素晴らしく美味しい。おそらく秘訣は食材の合わせ方と出汁なのだらう。この二点に関して まき村さんは抜きん出ているように思う。特に出汁に関しては 私は、まき村さんの出汁が一番好きだ。和食の基本である出汁が一番好きなのだから、当然のように一番好きな和食屋となるのだ。

さて、7ヶ月ぶりの訪問となってしまった今回。実は 最短での予約であれば、ここまで待つ必要は無かった。が、7月まで待てば私の好きな食材達が出揃ってくる……と ご主人に教えていただいたので 7月まで我慢する事にしたのだ。そして、我慢して良かった!と 素直に思える素晴らしい晩餐となった。
毛蟹、烏賊、鰈、鰹、鮑、玉蜀黍、鮎、穴子、茄子、マンゴー。まき村さんの お料理はもともと大好きなのだが、ここまで大好物ばかり並べられたら ズルいと言う他ない。特に椀の毛蟹、まき村スペシャリテの蒸し鮑&穴子銀餡かけ は素晴らし過ぎます!
そしてシメの食事は 食べたくて食べたくて夢にまで出た鮎ご飯(^_^)
もう これ以上、何も望むものはありません。食後に自然と そう思えた以上、評価は満点しかありえません。
ただひとつの難点は……これだけ好きな店なのに、今年は一度しか来れなかった(次回は来年になった)…という事だけです。

夜懐石(20000円 税サ別)
黒龍(一合 1600円)
澤屋まつもと(一合 1200円)
烏龍茶(400円)


先付:車海老 芋茎 長芋 を出汁ジュレで頂く まき村さん得意のパターン。

椀:毛蟹しんじょう の椀。まき村さん得意の ほぼ毛蟹で作った蟹しんじょ に育つ前のメロンを添えて。とにもかくにも 出汁が素晴らしい。

お造り三品:烏賊ソーメン。生雲丹と卵黄と出汁を剣先烏賊に絡めて頂きます。雲丹や烏賊の旨さに驚きます。
マコガレイ。千葉県竹岡のマコガレイ。しっかり寝かしてある様子。はんなりした身から じんわり旨味が滲み出る極上品。
鰹。千葉県勝浦の鰹で薬味を挟みこむ仕立て。旨いが、今日の烏賊や鰈には負けるかな。

蒸し鮑:これも まき村さん定番の品。上手に蒸しあげた鮑に生雲丹を乗せ、鮑の肝ソースで頂きます。生雲丹は 烏賊ソーメンの時とは違う品。鮑を殺さぬよう、あえてムラサキウニを使っているのかと。当然、ソースまで残さず頂きます。一言、最高です♪

鮎塩焼:琵琶湖の鮎を塩焼きで。良い薫りのする鮎ですね。お腹のトコがまた美味しい。添えてあるのは食用ホオズキと トウモロコシ手鞠揚げ。トウモロコシ手鞠揚げのトウモロコシの甘さに 思わず目を見開きます。


穴子銀餡かけ:江戸前の梅雨穴子♪ これまた私の大好物。穴子自体も とんでもなく旨いのですが、下に敷いてある豆腐がまた旨い。こうした合わせ方は まき村さんならでは。穴子は ここと しみづが私の中での双璧。

但馬牛ローストビーフ:これは連れの大好物。私は まき村さんの 牛すきしゃぶが好きなのですが、赤身肉好きな連れの好みに合わせてか ここ数回はずっとローストビーフ…… ローストビーフだけでも相当に美味しいのですが、肉の下に隠れている茄子を 肉で巻いて食べると馬鹿みたいに旨いです。後から ランプステーキも出てきましたが、こっちは松阪牛。

鮎ご飯:シメの食事は普段の鯛茶漬けではなく 夏場限定の鮎ご飯(^_^) 長良川の天然鮎の身は三枚におろした後に一夜干しにして旨味を凝縮させてからあぶってあります。一夜干しにする過程で鮎の薫りが失われてしまうのですが、まき村さんは 鮎のワタを溶かした塩水に鮎の身を漬け込む事で 薫りを補完されてます。
面白い事に、この漬け込みと一夜干しの合わせ技は 銀座「エスキス」のリオネル ベカさんが鮎料理で駆使していた手法と 方向性は同じなんですよね。マリネ液が ワタ塩水かガスパチョかの違いぐらいしかない。和食とフレンチ。日本人とフランス人。全く異なるジャンルのハズなのに、料理の方向性が同じになるあたりに料理の面白さが見えてきます。
鮎だけでなく 当然のように飯も抜群。米そのもの、精米の仕方、飯の炊き方、全てに細心の注意を払って仕上げた飯は その香りだけで食べ手の心をとろけさせます。いったん箸をつけたら 後はもうノンストップ! 箸が止まらない…とは、まさにこの事。途中で出汁を注いで茶漬けにして頂くのも また良し。 以前に食べた時にも思った事ですが、久しぶりに食べて再確認しました。これが私にとって最高の炊き込み御飯であると。

甘味:マスカルポーネのムースに宮崎産マンゴー 白ワインジュレ。 またまた私の好物が(笑) 果物にマスカルポーネとワインジュレというのも まき村流。

この日の この内容で税サ別とはいえ、料理だけなら20000円ですむというのが またありがたい。確かに以前に比べたら値上がりしているが、それでも都心部の店で これだけの内容のコースを食べたら この金額ではすまないだらう。予約が取れなくなるのも仕方なし……か。 半年に一度しか来れないが、生涯 通いたい店のひとつである。

  • Maki mura - さっと熱を加えた車海老を梅風味の出汁ジュレで。車海老は表面の薄皮一枚だけ火が入って 中はレア。少し熱が入る事で海老の甘さがより引き出されている。

    さっと熱を加えた車海老を梅風味の出汁ジュレで。車海老は表面の薄皮一枚だけ火が入って 中はレア。少し熱が入る事で海老の甘さがより引き出されている。

  • Maki mura - まずは一杯

    まずは一杯

  • Maki mura - 毛蟹しんじょの椀。出汁の旨さはピカイチ!

    毛蟹しんじょの椀。出汁の旨さはピカイチ!

  • Maki mura - 雲丹を添えた烏賊ソーメン。 ちょいとインチキだが 旨いですね。

    雲丹を添えた烏賊ソーメン。 ちょいとインチキだが 旨いですね。

  • Maki mura - マコガレイのお造り。エンガワもあります。

    マコガレイのお造り。エンガワもあります。

  • Maki mura - 鰹。鰹の身で薬味を挟んであります。

    鰹。鰹の身で薬味を挟んであります。

  • Maki mura - まき村スペシャリテ、雲丹を乗せた蒸し鮑。肝ソースで頂きます。

    まき村スペシャリテ、雲丹を乗せた蒸し鮑。肝ソースで頂きます。

  • Maki mura - 鮎塩焼  食用ホオズキ  トウモロコシ手鞠揚げ

    鮎塩焼 食用ホオズキ トウモロコシ手鞠揚げ

  • Maki mura - 江戸前穴子銀餡かけ。穴子の下には豆腐。

    江戸前穴子銀餡かけ。穴子の下には豆腐。

  • Maki mura - 但馬牛ローストビーフ。肉の下には 焼き茄子が隠れています。肉で茄子を巻いて食べるのが最高。

    但馬牛ローストビーフ。肉の下には 焼き茄子が隠れています。肉で茄子を巻いて食べるのが最高。

  • Maki mura - 松阪牛ランプのステーキ

    松阪牛ランプのステーキ

  • Maki mura - 鮎ご飯

    鮎ご飯

  • Maki mura - 食事のお供は 赤だしとお新香。茄子のお新香が また美味しくって♪  赤だしもグッド。ああ、このレベルの赤だし出すトンカツ屋とかないかしら?

    食事のお供は 赤だしとお新香。茄子のお新香が また美味しくって♪ 赤だしもグッド。ああ、このレベルの赤だし出すトンカツ屋とかないかしら?

  • Maki mura - お焦げには出汁を注いで茶漬けにして頂きます。

    お焦げには出汁を注いで茶漬けにして頂きます。

  • Maki mura - マスカルポーネムース  宮崎産マンゴー   白ワインジュレ

    マスカルポーネムース 宮崎産マンゴー 白ワインジュレ

2019/12訪問第 5 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-

しみじみ 旨い!

再訪。
待ちに待った まき村さん♪ 同じ週に某二つ星和食へ行った直後であったが、食べログスコアでずっと上のアチラに対し まき村さんのお料理が劣るように感じる事は一品たりともなかった。ちなみに この無茶苦茶スケジュールは 本当に偶然の産物であり、妙な目論見があって近い訪問日を設定したわけではないと言っておく。

まあ そもそもお料理のタイプが まるで異なるのでどちらが旨いか比較しても意味なぞありはしない。ぶっちゃけ どちらも旨いし。
ただ 旨さの質は明確に異なる。力強いお料理で コチラをフルボッコにしてくるアチラと異なり、まき村さんのお料理は 口にした直後に「旨い!」っていうお料理でわない。 口に含んだあと、口から身体の隅々まで素材の滋味がじわじわ浸透していき 暫し放心したのち自然と口が「旨い」と呟く。そんなお料理。特に椀物に その特徴が明確に現れている。

どこのお店も お出汁に店ごとの特徴を出して、素晴らしい椀を提供してくれますが その中でも私が一番好きなのは やはりまき村さんの椀。いや、好きというより しっくりくる或いは 馴染むとでも言うべきかもしれない。この身体の隅々まで染み渡るかのような風味の出汁は私にとって最高のお出汁。そのお出汁を使った料理の数々もまた 当然ながら私にとって最高の日本料理なのです。

夜懐石(20000円 税サ別)

先付け:茹で蟹。蟹は津居山漁港の品。まさかの 数日前に某店で食べたのと同じ産地…蟹も見事ですが、食わせ方が上手。出汁ジュレや長芋と合わせるのは まき村さんの得意パターン。

椀:天然真鯛のカマ。真鯛の産地は忘れたが たぶんシメの茶漬けと同じ鯛かと。カマを焼いて椀にしただけの品なのだが、出汁が良いとこうまで旨くなるのか……鯛も抜群に旨いが食べづらいのが難点。

お造り:青森産鮃と鱈白子。あれ?いつもの海苔が無い……あの海苔も好きだったのに。白子はフレンチに軍配でしょうか。

お造り二つ目:良かった、海苔はコチラに添えてありました。やはりこの海苔がないとね♪大間の鮪。コレはなかなか旨かったです。ただ、まき村さんは お造りはそこまでではない印象はあいかわらず。

強肴:フォアグラと鶏肉のテリーヌ(?) 林檎と柿の白和え。 本日 驚かされたお料理。フォアグラテリーヌはポルト酒まで使われていてフレンチテイストと思いきや、きっちり和の味わい。フォアグラテリーヌに柿や林檎は鉄板ですが、白和えの合え衣に マスカルポーネを混ぜることによって 和を思わせながらフォアグラやポルト酒にも すんなり馴染む味わいに。見事な新作と思いきや、以前にお節料理で作っていた品だとか。凄いかくし球持ってますね。

煮物:ヤリイカと里芋の煮物。へ?家庭料理でもよくやるイカ里芋を3つ星和食店で出しちゃうの?と 少し拍子抜けしたが、これが恐ろしく旨い。芋の煮方が完璧なのだ。角は綺麗にビシッと立っているのに箸を入れればねっとり解れる。そこに大好きな まき村さんのお出汁が加わって……旨すぎます。イカはヤリイカなので サッと炊いたようで ヤリイカの味わいを損なっていなくて旨いが、それでもこの皿の主役は里芋だらう。

蒸し物:蟹しんじょ。まき村さんお得意「ほぼ○○の しんじょ」シリーズ。今回はセイコ蟹。例によって つなぎはごく少量で 驚くほど蟹味の蟹しんじょに仕上げてあります。インチキ過ぎるが旨い。下にある大根と合わせると更に蟹が引き立ちます。

焼物:ローストビーフ。部位はイチボ。産地は忘れた。普段のサーロインを用いた すきシャブも旨いが、サシの少ないイチボを使ったローストビーフも また良いですね。特に連れは すきシャブよりコチラが気にいった様子。お肉の下には蕪が隠れています。こうした食材の合わせ方が上手なのも まき村さんの強み。

食事:鯛茶漬け。何度も食っているが 飽きるどころかますます好きになっているぐらい超絶好きなシメ。とにかく飯が旨い!出汁が旨い! もちろん、鯛も旨いんだけど 真鯛ですらコチラの飯と出汁の前では霞む。例によって 白飯だけで一杯、刺身と飯で一杯、茶漬けで一杯…で 土鍋はカラッポに。そして これまた例によって私が出汁を飲み過ぎて 連れの茶漬けの出汁が足りなくなって連れに怒られて……これまた例によって、すぐに出汁のお代わりを頂いて…ってトコまでが我々のデフォルト(笑)

甘味:ミルクプリンに生のラ・フランスとワインジュレ コンポートにしたラ・フランス。コチラは甘味も美味しいのです。でも これは完全に洋だな。

行ったばかりですが、すでに次回が待ちどおしい。次回が かなり先になってしまう事がコチラ最大の難点ですね。7月、楽しみに待つとします。
あと、今回も何故か個室だったけど やっぱり私はカウンターで 女将さんと話ながらのが良いなあ…

  • Maki mura - 津居山のズワイガニ

    津居山のズワイガニ

  • Maki mura - 天然真鯛カマの椀

    天然真鯛カマの椀

  • Maki mura - お造り。鱈白子と鮃。添えてあるのは細切りにした塩昆布

    お造り。鱈白子と鮃。添えてあるのは細切りにした塩昆布

  • Maki mura - お造り。大間の本マグロ。

    お造り。大間の本マグロ。

  • Maki mura - 左:柿と林檎の白和え。  右:ポルト酒 フォアグラ   鶏肉のテリーヌ。  別々に頂くのではなく、合わせて頂く事で真価を発揮

    左:柿と林檎の白和え。 右:ポルト酒 フォアグラ 鶏肉のテリーヌ。 別々に頂くのではなく、合わせて頂く事で真価を発揮

  • Maki mura - ヤリイカと里芋の煮物。みぞれ餡かけ

    ヤリイカと里芋の煮物。みぞれ餡かけ

  • Maki mura - セイコ蟹のしんじょ。下は炊いた大根

    セイコ蟹のしんじょ。下は炊いた大根

  • Maki mura - イチボのローストビーフ。肉の下には蕪

    イチボのローストビーフ。肉の下には蕪

  • Maki mura - 鯛茶漬け

    鯛茶漬け

  • Maki mura - おこげも美味しく頂きます

    おこげも美味しく頂きます

  • Maki mura - 甘味

    甘味

2019/06訪問第 4 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-

ワクワクが止まらない

再訪。
コチラへの訪問日が近づいてくると、胸がワクワクしてくる。この感覚、子供の頃の遠足前とか、遥か昔に意中の女性とデートの約束を決めたあとの日々のような感じだな。お料理が美味しい店は数あれど、このようなワクワクを訪問前から感じさせてくれる店となると、そうはない。

訪問当日なんか、朝から まき村での晩飯の事で頭が一杯になる始末。「何を食べれるんだろう♪」とワクワクが止まらない。とてもじゃないが、仕事どころではないわな。

そうして夜になり、素敵な笑顔の ご主人と女将さんに迎えられ 待ちに待った晩餐が始まる。今回は何故か個室で。二人で四人用個室を使うという、なんとも贅沢というか 勿体ないというか…私の知人(まき村に行きたくてたまらないらしい)に言ったら発狂しそうだな。

お料理は訪問前からのワクワク感を裏切らない素晴らしい品の連続。マイレビ様の写真を見て「食いてぇぇぇ❗️」と切望していた玉蜀黍手鞠揚げが最初に提供されて いきなりテンションマックス‼️
それ以降も 料理が出るたびに悶絶したり 唸ったりと なんとも素晴らしい晩餐となった。

夜懐石20000円

玉蜀黍手鞠揚げは 玉蜀黍の甘さもさることながら、その香りにも悩殺され……
ホタテしんじょの椀は、ほぼホタテで作られた しんじょ の旨味の太さと まき村さんの見事な出汁とのマリアージュに酔いしれ…
江戸前穴子銀餡かけは、お布団のようにふうわりとした穴子を 崩さずに炊く技量と穴子自体の甘味に驚愕し…
シメの鯛茶漬けでは、あまりに旨い飯のため ついつい飯だけで一杯平らげ、出汁が旨いため 出汁を使い切ってしまったり…

訪問前に「あれ食べたいなぁ」なんて思っていた食材(穴子 玉蜀黍 鮑)が出たのも嬉しかった。特に鮑は 価格高騰でかなり貴重になっている品を入れてくれたようです。ありがとうございます。まさかの鱧まで出ようとは!
牛肉も前回訪問時にツレが「すきしゃぶ以外を食ってみたい」と呟いたのを覚えていてくれたのか、ローストビーフになってました。こうした部分って滅茶苦茶嬉しいですよね♪茄子と合わせたローストビーフ、美味しかったです。

今回も、 おおいに楽しませて頂きました。勿論、次のデートの約束をとりつけたのは言うまでもなし。
問題なのは次回デートが半年後って事だな
(´д`|||)

お料理は私の好みにドンピシャですし、女将さんを筆頭に接客も素晴らしい。満点としたいトコなのですが、和食屋さんならではのカウンターでのライブ感が無いので少々減点して この点数です。あと個室はくつろげて良いのですが、接客の「間」が どうしてもカウンターのようにベストタイミングとはいかないようですね。

ともあれ次回を楽しみに半年過ごすと致します。

  • Maki mura - 玉蜀黍手鞠揚げ、新蓮根ゴマあえ、パプリカ 長芋 南瓜 酢の物

    玉蜀黍手鞠揚げ、新蓮根ゴマあえ、パプリカ 長芋 南瓜 酢の物

  • Maki mura - ホタテしんじょの椀。タイラガイのスライスと 成長前のマスクメロン。ホタテは生と干したのと両方使っている。

    ホタテしんじょの椀。タイラガイのスライスと 成長前のマスクメロン。ホタテは生と干したのと両方使っている。

  • Maki mura - 蒸し鮑。肝ソース 長芋 雲丹。まき村スペシャリテのひとつ。

    蒸し鮑。肝ソース 長芋 雲丹。まき村スペシャリテのひとつ。

  • Maki mura - 江戸前穴子銀餡かけ。穴子の旨さも悶絶級だが、下の豆腐がすごく美味しくなってます。

    江戸前穴子銀餡かけ。穴子の旨さも悶絶級だが、下の豆腐がすごく美味しくなってます。

  • Maki mura - 宮崎牛ローストビーフ。肉の下には茄子が隠れてます。

    宮崎牛ローストビーフ。肉の下には茄子が隠れてます。

  • Maki mura - 鱧  ジュンサイ

    鱧 ジュンサイ

  • Maki mura - 鯛茶漬けセット

    鯛茶漬けセット

  • Maki mura - 飯が抜群に旨い!これだけで一膳余裕。

    飯が抜群に旨い!これだけで一膳余裕。

  • Maki mura - 宮崎完熟マンゴー  マスカルポーネ  ワインジュレ

    宮崎完熟マンゴー マスカルポーネ ワインジュレ

2019/01訪問第 3 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-

至福の刻

再訪。
今回もむちゃくちゃ楽しみにして訪問したわけだが、期待以上の素晴らしいお料理達に 連れと二人で感動しっぱなしの晩餐となった。感動するほどのレベルのお料理が いくつも出てくるあたりは ミシュランの評価も間違ってないな…と言わざるをえない。

今宵の献立
からすみ餅みぞれ餡掛け
サヨリ昆布締め
車海老しんじょの椀
虎河豚お造り
鮪お造り
鰤カマ塩焼
松葉蟹の蒸し寿司
宮崎牛すきしゃぶ仕立て
鯛茶漬け
苺の牛乳プリン

スタートのからすみ餅は おろし餅の味付けを醤油ではなく カラスミでやったインチキバージョン。旨いに決まってるわな。しかも酒がガンガン進む。今日も飲み過ぎ確定だな。

サヨリは寿司でいただくと どうも印象が薄い魚だったが、今日の昆布締めはかなり旨い。昆布締めの塩梅が絶妙なのだ。それに まき村さんお得意の梅ジュレが合わさり たいへん美味しい。

椀は今日は車海老のしんじょ。と言っても、つなぎをほとんど使っていない「ほぼ車海老」のしんじょである。この贅沢な海老しんじょの何と旨い事か!出汁も いつものように素晴らしく、ひと口頂いた瞬間に放心しかける程 素晴らしい椀に仕上がっている。美味しい和食屋さんは いくつもあるけど、椀と飯に関して言えば私は まき村さんの品が一番好きである。

虎河豚は豊後水道産。これをアンキモ入りのポン酢に絡めて頂く。インチキ第二弾である。だから旨いに決まってるわな。

鮪は可もなく不可もなくって程度。

鰤カマ塩焼は圧巻。身の厚みからすると調理前はさぞかし立派なサイズだったのだろう。当然ながら脂ののりも抜群なのだが、これだけ脂がありながら くどさや下品さは一切感じないあたりが能登の寒鰤の凄さ。その寒鰤の一番旨いトコを 塩だけで上手に焼いてあるのだから これはたまらん♪酒が蒸発しちゃうぢゃあないか!

松葉蟹は酢飯に乗せて蒸してある。蟹そのものには味付けしてないようで、イクラが調味料の役割を担っている。小十の奥田さんもおっしゃっていたが、温かい事により蟹の身の旨さを明確に感じられる。更に蟹の旨さに酢飯の旨さがかけ合わさる事で蟹だけで食べるより皿に旨い料理となっている。こうした 素材の合わせ方は まき村さんらしい。

次のお料理の すきしゃぶも素材の合わせ方で魅せる料理。すきしゃぶ自体は まき村さんのスペシャリテ的料理で 度々頂いているが、季節によって様々な素材と合わせて仕上げてくる。今日は豆腐だ。連れいわく「肉豆腐」ただし肉豆腐とは異なり豆腐自体には味付けされてない。割下でしゃぶしゃぶにされた牛肉で豆腐をくるんで頂くと、これが牛肉だけで食べるより更に旨くなるから不思議だ。この牛肉が旨いのは知っていたが、豆腐もまた肉に負けないぐらい見事な品。その豆腐が牛肉の旨さや脂を受け止める事により 素晴らしく美味しくなるのだ。半端な豆腐ぢゃあ こうはならないだろう。

シメの鯛茶漬けも まき村さんのスペシャリテ。飯だけでも たいへん美味しく、例によって白飯だけで茶碗一杯食らってしまう。茶漬けにしても また素晴らしく美味しい。出汁がまた旨くて ついつい出汁ばかり頂いてしまい、結果 出汁のお代わりを頂いてしまいました。今日も二人で土鍋ご飯完食です。この鯛茶漬けなら いくらでも入りそうです。

デザートの苺プリンもしっかり美味しかったです。

満足した……なんて表現では到底足りないほど お料理は素晴らしい品でした。女将さんの接客もよく たいへんリラックスして食事ができるのも素敵。お酒のラインナップも抜かり無し。お料理の器や酒器も素敵な品ばかり。何から何まで一流の素晴らしい店だと思います。ただ一つだけの欠点が、カウンターでも和食屋ならではのライブ感が味わえないことですね。それさえあれば満点評価なのですが。

とはいえ次回も楽しみなのは言うまでもありません。何度行ってもワクワクする店って 素晴らしいぢゃあないですか。

2018/09訪問第 2 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-

汁と飯

待ちに待った まき村訪問の日!9月だから鱧かな?松茸には早いかな?なんて事を考えながらウキウキ気分で店に向かう。
いつもの調子の女将さんと、笑顔のご主人に挨拶を済ませてからカウンターで本日の晩餐が始まる。今宵の献立は
自家製梅酒
茄子白和え新イクラ添え
銀杏
甘鯛と椎茸の椀
鮪と鮃のお造り
蒸し鮑と雲丹 肝ソースがけ
和牛サーロインしゃぶしゃぶ
ボタン海老梅ジュレがけ
江戸前穴子と賀茂茄子の揚げ浸し
鮎ご飯
水菓子
スタートの白和えがいきなり抜群に旨い。茄子や新イクラも旨いのだが、それをまとめる合え衣が抜群なのだ。初っぱなから唸らせられる。
銀杏は蓋付きのガラスの器で登場。蓋を取ると素敵な香りを堪能させてくれる。銀杏そのものは 単に炒っただけだと思うのだが、どうしてこんなによい香りがたつのやら。
そして椀。まずは香りを楽しんでから出汁を口に含む。まさに絶品。コチラの椀は本当に見事だ。椀種の甘鯛の身質も抜群で存分に甘鯛の旨さを味わえるのだが、そこに素晴らしい出来の出汁が加わるのだからたまりません!本当に まき村さんの椀は素晴らしい。
対してお造りは普通かな。必ず大間の鮪が出されますが、感動するほど旨かった事はなかったりする。むしろ 烏賊や車海老を食べた時のほうが、はっきりと印象に残っている。
お次の蒸し鮑は、まき村さんお得意の雲丹乗せ&肝ソースがけ。これは絶品。鮑だけでも素晴らしく美味しく蒸されているのだが、雲丹と肝ソースが絡んだ旨さたるや…濃厚になりすぎないように長芋の細切りが隠れているのも素敵。肝ソースを残さず食べるためにスプーンを出してくれる女将さんの気配りも嬉しい。このソースだけで日本酒が進んでしまう。
牛肉は普段と異なる仕立て。出汁でしゃぶしゃぶされた肉が皿に盛られ、別皿の温泉玉子を絡めていただく。絶妙な火の入りかたをした肉に玉子が加われば旨いに決まってる。かなりサシが入った肉なのに、重く感じないのは不思議。
ボタン海老はねっとりと甘く、これまた まき村さんお得意の梅ジュレの酸味や旨味とベストマッチ。
悶絶するほど旨かったのが穴子。天ぷらにした江戸前穴子の身の甘さや旨さが尋常ではありません!皮目のトコの旨さもまた格別。お出汁を吸った衣もまた旨い。穴子だけで こんなに旨いのに賀茂茄子まであるなんて、もうズルい(苦笑)
あまりの旨さに放心状態のトコに飯の準備がされる。ん?今回は焼き物無しか?と思ったが飯を見て合点がいった。
今回は鯛茶漬けではなく、鮎ご飯だったのだ。実は今回分の予約をお願いした時に 鮎の話をご主人としたのだが どうやら覚えていてくれて特別に用意してくれたようです。まき村さん、ありがとうございます。
この鮎ご飯、まず香りが凄い。一夜干しにしてから焼いてあるので鮎の香りは抜けてしまうはず。だが まき村さんは鮎の肝を塩水に溶かし、それに漬け込むことで香りを補完されているのだ。鮎の身の旨さも素晴らしい。時期的にはベストの鮎ではないはずだが、それでここまで旨いとは!長良川の鮎、恐るべし。まき村さん、恐るべし。この旨い鮎に、私が日本一旨いと思う まき村さんの飯が絡むんですから その旨さたるや!これ食べた後だったら死ねるわ。二人並んで飯を口に運ぶ箸が止まりません(笑)あっという間に土鍋ご飯完食です。お焦げがまた旨いんだ。これは素晴らしい鮎料理ですね。
水菓子の梨とマスカットで〆です。
今回も素晴らしかったです。特に椀 穴子 飯 にはやられました。本当にコチラの汁と飯は心にグッときます。ただ旨いだけではなく、こうも心に残るお料理はそうはいただけるものではないのですが コチラはそれを実現されてるから凄い。次回の訪問が今から楽しみです。次回もまた心に残るお料理をお願いします。
って…
次回、来年かーい(´д`|||)

2018/05訪問第 1 次

4.5

  • 美食/口味-
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益-
  • 酒類/飲料-

最高の日本料理

椀の蓋をとり香りをかぐ
その後、お出汁を口に含む。
その瞬間、意識がどこか遠いところにとんでいくようなトリップ感。
旨さに言葉を失うとは正にこの事。
椀は日本料理の花形と言われる由縁が、まき村さんの椀を頂くとよく解る。
日本料理の基本は汁と飯。料理を習う時に必ず聞かされる言葉だし、事実 その二つから作り方を教わったものだ。まき村さんで食事をすると、その言葉の意味を痛感させられる。
とにかく出汁が素晴らしいのだ。その出汁の実力を存分に味わえる椀は正に珠玉の出来。
初めて訪問した際に頂いた、筍の椀の感動は今でも鮮明に思い出す。初夏の海老しんじょ椀や蟹しんじょ椀。冬の白子椀。どれも鮮明に記憶に残る旨さ。
飯も素晴らしい。細かな拘りを持って炊きあげた米だと女将さんが教えてくれたが、正直 飯の旨さに心を奪われて話が耳に入らなかった。この飯と、ご主人が目利きした鯛、素晴らしい出汁をあわせた鯛茶漬けはまさに絶品と言えよう。
椀や飯以外にも季節ごとの花形食材を使った品も素晴らしい。
今回は立派な栄螺。それに雲丹があわせてある。壷焼きにした栄螺の汁で半煮えになった雲丹と、雲丹のコクが加わった栄螺……どちらも文句なしに旨い。
焼きものや、野菜の炊き合わせ、いつものすきしゃぶ。どれも心が震えるほど旨い。
また花形食材でゴリ押しするのではなく、コース全体でしっかりメリハリがあるのも満足度が高くなる要因の一つ。
料理そのもの。全体の構成。どちらも最高峰で接客も素敵。日本酒の品揃えも良し。……と満点でも良いのだが、日本料理をカウンターで食べる時の醍醐味であるライブ感がないのでこの点数とさせていただきます。
とはいえ次回の訪問が楽しみでならない事に変わりはありません、
料理に集中したかったため写真はありません。

餐廳資訊

細節

店名
Maki mura(Maki mura)
類型 日本料理
預約・查詢

03-3768-6388

可供預訂

可以預訂

地址

東京都品川区南大井3-11-5 MAKIMURA BLD 1F

交通方式

從JR大森站徒步12~15分鐘從京濱急行大森海岸站徒步5~6分鐘

距离大森海岸 357 米

營業時間
  • 星期一

    • 18:00 - 22:00
  • 星期二

    • 18:00 - 22:00
  • 星期三

    • 18:00 - 22:00
  • 星期四

    • 18:00 - 22:00
  • 星期五

    • 18:00 - 22:00
  • 星期六

    • 18:00 - 22:00
  • 星期天

    • 定期休息日
  • ■ 定休日
    祝日の月曜日 水曜日不定休
預算

¥30,000~¥39,999

預算(評價匯總)
¥30,000~¥39,999¥6,000~¥7,999

檢查支出金額的分配情況

付款方式

可使用卡

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

无使用電子錢

无使用二维码支付

服務費收費

サービス料 10% 消費税 10%

座位、設備

座位數

14 Seats

( 吧臺6席桌子8席)

個人包廂

可能的

可容納4人、可容納6人、可容納8人

包場

可能的

可接受20人以下

禁煙・吸煙

嚴禁吸煙

停車場

不可能

附近有收費停車場

空間、設備

平靜的空間,有吧檯座位

選單

酒水

有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究

料理

對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究

特點 - 相關信息

此時建議

與朋友/同事

許多人推薦的用途。

位置

神秘不為人知的餐廳

開店日

2010.5.10

備註

【從品川區南大井6-19-10遷移】