店名 |
ARCACHON(ARCACHON)
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類型 | 法式 |
預約・查詢 |
03-5487-1862 |
可供預訂 |
可以預訂
FAX:03-5487-1862 |
地址 |
東京都品川区上大崎4-5-20 光真ビル 1F |
交通方式 |
JR山手線ほか【目黒駅】西口 徒歩7分 距离目黑 375 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999¥5,000~¥5,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 |
座位數 |
20 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
有品酒師 |
我が家にとってはオープン間もない頃から4〜5年お世話になった思い出深いお店ながら、18年近く経っての訪問。小さかった娘のバター丸呑み事件など、ご興味おありでしたら、最後の思い出話も読んでやってください。
さてさて、数ヶ月前から家族でこちらの話をして、必ず予定を合わせて改めて伺おうと決め、やっと本日実現。
着席後しばらくしてから昔何度となく伺っていたことをお話しすると、覚えていてくださいました。先に到着の夫の顔、続いて到着の私の顔を見て、あら?と思って頂いたようです。マダムもオーナーシェフのご主人も、ほぼお変わりなく。ご主人は白髪にはなられていましたが。
一皿一皿、あまり奇をてらわない、でも丁寧に作られた、本当に美味しい、ボリュームたっぷりのお料理たち。
チーズもワインも満足のセレクト。
高いものばかりではないけれど、センス良く選ばれた食器類。
素晴らしいお店だったのだなあ。フレンチをあまり選ばないとはいえ、なぜ18年間も来なかったのだろう、というのが家族全員一致の感想でした。今度はそれほど経たずに伺います。
本日はお選びコースに、前菜を1品とチーズを追加して頂きました。
アペリティフは夫と娘がグラスシャンパン、私はキールロワイヤルを。
その後、シャブリのボトル、ターナックのピノノアールのボトル、を頂きました。
最後にグラモンのレ・ゼプノーをグラスでサービスして頂きました。
<アミューズ>
穴子のピカタ バルサミコベースのソース カレーパウダーも添えて
アミューズのサイズじゃありません。ふっくら美味しくて、カレーパウダーでの味変もよいです。
<前菜>
夫: 三陸産生ガキのジュレがけ2こ ポロネギクリーム フランボワーズビネガー風味
私: ドイツ産ホワイトアスパラ茹で上げ タスマニアンサーモンのスモーク
娘: 網焼きにした夏野菜のプレッセ 白イカのマリネ
前菜を1品追加し3人でシェア:
焼き帆立 グリーンアスパラ 折りパイケース 軽いアメリケーヌソース
生ガキの大きいこと。ポロネギクリームのベッドもジュレの酸味も絶妙。
ホワイトアスパラガスは太いものが2本。サーモンの皮目パリパリ、中は半生、素晴らしい。
白イカのマリネがまた美味しい。
焼き帆立のアメリけーヌソースがとっても上品。濃すぎると品がなくなりがちなソースですが、帆立の味を殺さない絶妙な優しいお味。
<メイン>
夫: オーストラリア産骨付仔羊背肉のロースト
私: フランス産鴨胸肉のロティ セロリラーブの蒸し焼き
娘: ブルターニュ産仔牛ロースのステーキ グランメールおばあちゃんの味付けで ドフィノワ添え
どれもかなりのボリューム。日本ではない錯覚に陥るサイズ感です。
仔羊はくるっと丸めてローストされています。完璧な火入れ具合。つけ添えのリゾットもおいしい。
鴨胸肉は皮パリパリ、素晴らしいレア具合。セロリラーブも惜しみなくたっぷりです。
仔牛も柔らかく、濃すぎない優しいソース。マッシュルームがまた美味しい。ドフィノワが別の器に。これだけで1品、のボリューム。
<チーズ>
まだワインが残っていたので、デザートに代えてチーズ、というご提案を頂きました。いずれにしてもチーズを追加しようと考えていたので、このタイミングでチーズは追加とし、デザートも頂くことにしました。
ピノノアールにあうチーズをセレクトしてくださり、ドライいちじくとともに1人1皿ずつ。シェーブル、ウォッシュ系など全4種。どれも大変良い状態の絶品でした。
<お口直しのソルベ>
ハーブの香り。ナツメグだったかなあ、シナモンだったかなあ。この辺では完全に酔っぱらい。
<デザート>
夫: アメリカンチェリーのタルト
私: クリームブリュレ
娘: チョコレート系のケーキ(フォンダンショコラとはおっしゃらなかった)
珍しくチョコレート系を選ばない夫。保険をかけて娘がチョイス。結局交換していました。
もちろん、みんなでつつきあいましたが。
デザートもたっぷりでおいしい。
<飲み物と小菓子>
エスプレッソ、ハーブティーを頂きました。ココナッツクッキーもおいしい。
<余談:我が家の思い出話>
その頃すぐ近所に住んでいた我が家。オープン間もない頃から引っ越すまでの4~5年、何度となく伺っていました。
私の昇進祝いに、夫がサプライズで予約してくれたのが最初。当時娘は3歳。お店の雰囲気から幼児も伺って良いかきちんと確かめ、快くお受け頂いたと聞いています。
その後、近所の外食リストの中で、ちょっとゆったり優雅な時間を過ごしたい時や、お祝い事で、何度となく伺いました。娘と私だけの贅沢ディナーもよくありました。
必ず出る話題は、娘のバターぱくり事件。
3〜4歳だった彼女、その頃から(今でも)無塩バターが大好き。パンに先立って供されたバター。テーブルに置かれるやいなや、目にも止まらぬ速さでパクリと手掴みでひと飲み。夫はその瞬間も見逃したほどの速さ。見ていた私も止めることができない早業でした。マダムがパンを運んできたときの驚きのお顔が今でも忘れられません。あら、バターお持ちし忘れたかしら?と。白状して再度頂きましたが。
17年半前に引っ越し、年代的に夫も私も娘もそれぞれ忙しく、近くの便利なお店リストから外れてしまい、以降全く伺っていませんでした。娘がゆっくり外食を嫌がった時期もありましたし。
最近、思い出し確認してみると、しっかりと人気を保ったまま存在していらして、嬉しくなり再訪という運びとなった次第です。