目黒で開店一周年を迎える炭火焼肉店 : Sasano

場所は、目黒駅東口からマクドナルドの方向。
ホルモン稲田やのジンギスカンの鐵玄 目黒店ある通りで、飲食店の入ったビル2F。

店は、マスターと料理長？のお二人で切り盛りされている。
店内は鮮やかな赤が基調になっていて、他の焼肉屋とは一線を画すおしゃれな感じ。
かなり攻めた感じの刺激的空間で、落ち着くというのとはちょっと違う。
焼肉屋には珍しいカウンター席が10席くらいと、窓際にテーブル席が2つ3つで、お二人で回すのにはちょうどいいキャパ。
宮崎の口蹄疫問題が続いている割には、先客はカウンター4名、テーブル8名と結構賑わっている。

メニューを見ると、ビール（中瓶）やグラスワインがワンコインの500円と良心的。
お薦めの中から、ハチノス刺酢味噌、カルビ・ロース、ホルモンのしまちょう（大腸）、ハラミなどをいただく。

ハチノス刺は下味がついており、それだけで十分おいしい。
炭火で焼くハラミ、しまちょう、ロースも格別である。
一つだけ残念だったのは、カルビ。
冷凍肉をカットして出されたが、まだ凍り付いておりタレが馴染んでいない上、溶けるまで待って焼いたところ、肉質もイマイチで脂がしつこい。
焼肉屋にカルビがないのは寿司屋にトロ、マグロがない位、定番の売れ筋メニューを欠く事になるので、何かしら仕入れざるを得ないのはわかる。
しかしこれなら出さない方がましで、少なくともお薦めメニューからは外すべきだ。

とはいえ、それ以外の肉、仕事は素晴らしく、コスパを含めて総合点で見ると相当がんばっている店であることは確か。
目黒の焼肉店ではお薦めの一店。