店名 |
Chocolatier Erica(Chocolatier Erica)
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類型 | 巧克力、咖啡店、蛋糕 |
預約・查詢 |
03-3473-1656 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都港区白金台4-6-43 |
交通方式 |
都営 三田線、東京メトロ 南北線 白金台駅 1番出口より徒歩10分弱(500m) 距离白金台 498 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥2,000~¥2,999 |
預算(評價匯總) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、VISA、Master) 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣) 无使用二维码支付 |
座位數 |
17 Seats ( テーブル席のみ) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童(接待小學生) |
網站 | |
備註 |
毎年、盛夏の間(8月1日~8月31日)は休業 |
外苑西通りが目黒通りに突き当たる、その最後の800mほどのなだらかな坂道は、プラチナ通りと呼ばれている。周辺は白金台の優雅な街であり、通りの名が実に似合っている。坂上にあたる目黒通り側は南北線白金台駅が近いなどアクセス性が良く人通りも多いが、坂下の方は日比谷線の広尾駅や恵比寿駅からも離れているため観光客はほとんど見掛けなくなる。自分も来るのは久しぶりだ。
坂下から300mほど進んだ左手のミントブルーを基調としたガラス張りの店舗、ここがショコラティエ・エリカさんだ。1982年創業というから開業後40年以上が経つ。日本のチョコレート界の草分け的存在と呼ぶに相応しいお店である。また支店やデパートへの出店はされていないので、白金台という街を選んでお店を構えるとともに、この街一筋で歩んで来られたということだろう。
店内に入る。左手にショーケースがあり、チョコレート各種が並んでいる。今流行りのカラフルで大粒のものではなく、どちらかといえば素朴で小粒なものだ。数人が注文待ちで並んでおり、ショーケースの向こうで二人のスタッフがそれぞれ対応している。
各種商品の見本が右手のテーブル上と棚に展示されているので、こちらで商品をじっくりと選ぶことが出来る。並びに加わり、順番となって以下をお願いした。
□Truffe (トリュフ) 詰合せ 8個 (1488円)
□Livre (リーブル) Milk & Sweet Chocolate (1403円)
□ココア 250g (847円)
ショーケース内のはばら売り用だったようで、詰合せ品は奥の棚から出されるので会計はスムーズだ。
展示の奥、店の半分ほどのスペースはイートインとなっており、この時は1組2名が利用していた。ガラス越しにプラチナ通りが良く見えるので、飲み物とチョコレートや軽いお菓子を頂きながらぼんやりと通りを眺めて過ごすのもいいかもしれない。また色鮮やかな各種柄のラッピングの見本が並べられている。贈り物用に色々な包装を選べるようだ。今日は自分用なので必要無いが、参考として見ておくことにしよう。
■Truffe 詰合せ 8個
エリカさんのチョコレートは、Truffeという区分のものが9種、Praline (プラリネ) という区分のものが14種、それと板チョコ類などで構成されているようだ。すべて常温保存なので扱いやすい。
Truffeは9種中7種をガナッシュが占める。ガナッシュはチョコレートに加温した生クリームを混ぜ合わせて作られたものだが、それを理解して食べたのは初めてだった。生クリームによって作り出される柔らかな食感、滑らかな舌触り、そしてとろけていくとともに奥から滲み出してくる深い味わい。内訳を見ながら一粒ひと粒その材料や特徴を確認しながら頂き、異なるお酒の味わいの違いなどを愉しんだ。
本詰合せ品の構成と内訳は以下。
▨オレ
チョコレートでくるんだりんご酒のガナッシュ
▨ノアール
オレンジ酒のガナッシュをチョコレートでコート
▨ノアゼット
クルミ入りキャラメルガナッシュ
▨エリカ
ココアパウダーで包んだラム酒のガナッシュ
▨スリーズロワイヤル
ブランデー漬けチェリーをチョコレートでコート
▨ブランシュ
オレンジ酒のガナッシュをホワイトチョコでコート
▨ラ・ネージュ
粉砂糖をまぶしたコニャックのガナッシュ
▨アングレー
アールグレイ紅茶風味のガナッシュ
■Livre Milk & Sweet
薄板チョコが64枚入っている。MilkとSweetが半分ずつ。1枚1枚は薄くて小さいが、ミルク感やカカオ感がギュッと詰まっている。コーヒーに気軽に添えて愉しめるところが良い。
■ココア 250g
チョコレート2品を購入した後、店内をもう少しだけ見ている時に気になった商品。これから暑くなっていく時期だがアイスにしてもいいなと思い、もう一度列の並びへ。ホットもアイスも作り方が中に入っていることを確認して追加購入した。
ドアを開けてプラチナ通りへと出る。このお店にあったのは高級感や華やかさではなかった。質の高いチョコレートを日常的で親しみやすいものとして丁寧に作り続ける姿、白金台という街への愛着、そんなものが感じられる温かなお店だった。
振り返って見ると、ミントブルーがプラチナ通りに溶け込んでいた。