今年も上海蟹✨　～　悟空 : Chuukaryouri Gokuu

今年も蟹のシーズンになってまいりましたね。ランチで気軽に上海蟹を食べようと、不動前「悟空」に行ってきました。1年ぶりの訪問です。少し時間をずらして12時40分に行ったら、まだランチタイムの真っ最中で、近くのリーマンで満杯。丸テーブルに4人掛け相席で案内されました。
元気のよい外国人のおばさんに蟹はあるか聞くと、「カニハ今デキナイヨ、忙シイカラ」と言われましたが、じゃあ何時ならいいのか聞くと、13時と言います。「あと20分じゃん、それじゃビール飲んで待つよ」と言ったら、おばさんは厨房に向かって中国語で何か大声で叫ぶと、どうやら厨房からOKが出たらしい。上海蟹とビールと油淋鶏を頼みます。

上海蟹2杯　　　　1980円×2＝3960円
生ビール　　　　　480円
油淋鶏　　　　　　880円　　すべて税前

おばさんは急に優しくなり、ちょうど空いた隣の2人掛けテーブルに移動させてくれました。みんな忙しなく800円均一のランチを頬張っているのに、一人4000円もする蟹を頼んでビール飲んでるんですから、まあ少しは優しくしてくれてもいいよね。
上海蟹は去年の3780円から3960円税前に値上がりしました。税込4356円になっちゃいましたよ。2匹とはいえ、この値段は気楽に食べられませんね。うやうやしく縛ってある生きた蟹を見せてくれます。10月だから今はメスです。

蒸し上がるまで、ビールを飲みながら、若鶏の唐揚特製ユーリンソースをつまみます。いわゆる油淋鶏なんですが、鶏が揚げすぎで固い。ジューシーな唐揚げが食べたかったのに、これはイマイチでした。いつものよだれ鶏にすればよかった。

のんびりビールを飲みながら20分以上待ってたら、蟹が蒸し上がりました。ちょっと色味が薄いけど、相変わらず赤くてかわいい奴らです。写真を撮ったら一旦下げられて、厨房でバラしてくれます。
再び登場した甲羅。黄色い蟹味噌と赤い内子がたっぷり。蟹味噌はとろっと濃厚で甘い。真っ赤な内子は独特な歯触りで旨味があります。これをビールのお供にするのは贅沢だ。
黒酢のソースをかけても美味しいです。黒酢は食欲をそそりますよね。今回の蟹味噌は味が濃くて美味しかったので、黒酢なしでもよかったなあ。

この小さな甲羅の中の、旨味が凝縮した上海蟹の味噌と内子。このためにランチの5倍くらいの金額を支払うのは、贅沢以外の何物でもありませんね。

厨房で捌いてもらった足は、800円でチャーハンかまぜそば、1000円でおこげにしてくれます。チャーハンを選択。

蟹あんかけチャーハン　　800円

これも去年は700円だったなあ。あんかけチャーハンは、今年のは美味しかったです。ちゃんと蟹の旨味が良く感じられる餡で、中のチャーハンもうまい。たまたまかなあ、この蟹あんかけは美味しかったです。

いやあ、リッチなランチになっちゃいました。ここは800円均一のランチがボリュームもあって人気なので、その中でのんびり蟹を食べててちょっと浮いちゃいました。でも蟹もチャーハンも満足感ありました。11月になったらオスも出てくるので、また行きたいなあ。

10月なのであの赤いやつを食べに行きます。そう、赤いやつ、上海蟹です。毎年恒例、お店は不動前の「悟空」です。
土曜のお昼すぎ、1時前に行ったら、かなりの混雑でした。

上海蟹はいくらか見ると、2杯で税抜き3780円！！　税込で4158円と4000円を超えてしまいました。昨年の3159円から1000円近い値上がり。武蔵小山にあった2009年に、初めてここで上海蟹を食べた時は、2杯で1980円だったので、ほぼ2倍になりましたね。まあ日本にも値上げの波が来ているので致し方ないのかなあ。

上海蟹姿蒸し2杯　　　　3780円　税抜き

店員さんがいつものように蟹を見せてくれます。縛ってあるひもを解いたら、驚くほど元気に暴れ始めました。へー、こんなに活きが良いんだ。この時期はメスですかね。
蟹が蒸しあがるまで、つまみによだれ鶏を注文。ここのは美味しいんです。

EBISU中瓶　　　　　 700円
よだれ鶏　　　　　　 780円　各税抜き

ビールとよだれ鶏はすぐきます。よだれ鶏はやや甘いゴマダレに辣油が合わさって唐辛子もはいり、ピリピリと辛くて美味い。醤油味のよだれ鶏も好きだけど、ゴマダレもいいですね。ビールが進みます。

蟹が蒸しあがりました。いやあ、甲羅だけにすると小さいなあ。でも中に味噌はたっぷり。そして真っ赤な内子もぎっしり。いやあ、コクがあって美味いです。生姜の効いた黒酢をかけて食べると、一段と味が引き立ちます。ビールでもいいけど紹興酒が飲みたくなる。たったこれだけの蟹味噌と内子を食べるのに時間はかかりません。
そして蟹の足はあんかけチャーハンにしてもらいます。

蟹あんかけチャーハン　　700円　　税抜き

大盛は＋150円なんだけど、おまけしてくれました。
山盛りの蟹あんかけチャーハン。うまいなあ。結構足の身が入ってます。これにも黒酢をかけていただきます。大盛にしたので満足できました。
美味しかったな、季節の風物詩。しかしここまで高くなると、なかなかランチで気軽に、というわけにはいきませんね。昔が安すぎたのか、インフレが悪いのか。

毎年この時期になると食べたくなる上海蟹。今年も季節がやって来ました。

上海蟹姿蒸し　2杯　　3159円

とうとう3000円を超えてしまいました。昔から比べると1.5倍以上だな。でも、中華街で食べようとすると、1杯4000～5000円は取られますからね。
ワシワシ動いている生きた蟹を見せてくれて、ビールを飲んでいる間に蒸してもらいます。

ビールのつまみはよだれ鶏を注文しました。胡麻ダレに唐辛子の効いた、甘いタレでいただく蒸し鶏は柔らかくて美味しい。四川風の激辛よだれ鶏も好きだけど、これも美味しい。

蒸し蟹が出来上がりました。お店の人に捌いてもらい、甲羅が2匹分登場。わお、今年の蟹は一段と小さいなあ。コストが上がってるんですかね。昔はもうちょっと大きかった気がする。
10月はメス蟹です。オレンジ色の内子は、もちっと何とも言えない食感で美味い。黄色い蟹味噌と混ぜて食べると最高。黒酢と生姜のタレが合いますね。これでビールを飲むのが至福の時。

足身は中華餡かけそばにしました。ネギなど薬味たっぷりの中華餡がドロッとかかった茹で麺。これは美味しい餡かけだ。蟹の足身も結構入ってます。餡かけ炒飯よりもこっちの方が好きかも。

ちょっと贅沢なランチだけど、季節感を感じられて好きです。11月にオスも食べに行こうかな。
それにしても、お客さんの半分が注文していた、「悟空」名物キムチチャーハン大盛り。すごい大盛りで美味そうだったなあ。あれが750円で食べられることを考えると、やっぱり蟹は高いですね。

不動前でランチ。久々に「悟空」へ向かいます。もちろんお目当ては、あの赤いやつ、上海蟹です。
予め電話で上海蟹はあるか聞いてから行きました。ランチタイムを外して11時半前に入店。
早速生ビールをお願いし、

上海蟹蒸し蟹　2杯　　　2680円

このお店が武蔵小山にあった時は1980円だったけど、さすがに値上がりしてますね。それでも安いよな。
籠に入った活きた上海蟹を見せてくれます。縛ってあるけどワシワシ足が動いています。よしよし。

ニンジンのなますみたいなつまみで生ビ－ルを飲んでいたら、蟹が蒸し上がりました。綺麗なオレンジ色の蟹。一度厨房に持っていき捌いてもらいます。

わお、甲羅に味噌と内子がたっぷり。足を取っちゃうとかなり小さいけど、味が良ければいいでしょう。
早速いただきます。うーん、内子が美味しいなあ。蟹味噌もたっぷり。とろけるような蟹味噌の旨味が舌にまとわりついてきます。2杯ともメスでした。この時期はメスだけで、11月になるとオスが出てくるそうです。
添えられた黒酢を少しかけると、これがまた美味い。

ビールをおかわりしようかすごく迷ったけど、昼なんで我慢。美味しいのであっという間に食べちゃいました。
さて、プラス600円で蟹の足を料理してくれます。①蟹あんかけチャーハン、②蟹あんかけまぜ麺、③蟹と豆腐のうま煮、④蟹炒め蒸しパン添え、のどれか。いやあ、どれも美味そうだけど、やっぱりチャーハンかな。

しばし待って出てきました。たっぷりと餡のかかったチャーハン。あー、餡がうまい。いい出汁が出てますね。細い蟹の足もちゃんと入ってます。中の卵チャーハンもシンプルでいいなあ。
これも黒酢を垂らすと美味しいです。もりもり完食。

今年も上海蟹を食べることができました。ここの上海蟹の老酒漬けも美味いんだよな。オスが出てきたらまた来ようっと。
ランチタイムは12時過ぎから混むし、みんな750円のランチ食べてるから、やっぱりゆっくりできる夜の方がいいな。

武蔵小山のお気に入りだった「悟空」は、不動前に移転してからご無沙汰でした。
そう言えば今年は上海蟹を食べてないなあと思い、行ってみました。
ビルの2Fの奥まったところにあるので、目立ちませんが、窓から目黒線の電車が見えるいいロケーション。前よりお店はちょっと広くなりました。
そしてトレードマークだった、唐草模様のテーブルクロスもなくなり、ちょっと落ち着いた感じに。

上海蟹、ありました。ワシワシ動いているひもで縛られた緑色の上海蟹を見せてくれます。
蒸し蟹は1匹1190円。小ぶりとはいえ、この値段は安いですねえ。以前より少しずつ値上がりしてるけど、仕方ないですね。大き目のオスと小さいメスを1匹ずつオーダーしました。

ビールを飲みながら、飲茶点心セット（悟浄）をお願いします。1280円、安い！
☆サラダ
レタス、大根、ニンジンのシンプルなサラダだけど中華風ドレッシングで和えてあって美味い。
☆揚げ春巻き
熱々の揚げたて。味が付いてますのでそのままでもOK.ビールのお供に最高。
☆胡麻だれワンタン
肉の餡が入った茹でワンタンに、甘い胡麻だれがかけてあります。美味い。
☆焼き餃子
シンプルで美味い。ムサコの時から変わらぬ安定感。
☆大根餅
大根を細かくして片栗粉などでお餅のように成形してこんがり焼いたもの。なんか美味い。
☆卵スープ
いやいや、こんなに簡単でシンプルなのに美味いです。
☆小籠包
小さいけど本格的な小籠包。肉汁ドバッで熱々。黒酢で食べると最高。

☆蒸し蟹
蒸し上がりました上海蟹ちゃん。赤く綺麗に蒸し上がってます。今回はお店の人に捌いてもらいました。そして再登場した甲羅がこちら。オスには白子が、メスには卵が、黄色い蟹味噌と一緒にたっぷり。紹興酒に合わせて食べると、うーんまい！　蟹味噌のトロっとコクのある旨味と卵のコリコリ。
いやあ最高です。白子もトロリと濃くて美味いです。
☆蟹あんかけチャーハン
プラス料金を払って、蟹の足身をあんかけチャーハンにしてもらいました。ただでさえ美味い炒飯に、蟹の身が入った餡がドロッと。これはたまりません。紹興酒のおかわりもあっという間に。

上海蟹は小さいけれど、食べた感は十分。この価格なら文句はありません。
コースもとても安くて満足感アリ。この日は小食系で点心にしましたが、1590円のコースはもっとがっつり食べられます。
料理のクオリティが高いのに、すごく安い。悟空は不動前に移転しても健在でした。