超かた茹でスパゲッティ　～　ピアノピアノ : Piano Piano

不動前の割と昔からあるスパゲッティ専門店「ピアノピアノ」でランチです。駅を降りてかむろ坂の方に向かうクランクの道のところにあります。階段を登って中二階のようなお店に入ると、左手が大きなカウンター、その奥が厨房、右手奥がテーブル席になっています。11時45分で一番乗り。店員さん同士の「今日はヒマねー」なんて会話が聞こえます。

メニューを見ると、トマトソース、白ワインベース、クリームソースのスパゲッティが各3種類、ランチタイムのおすすめも3種類、リゾットとニョッキというラインナップで価格帯は1100円～1600円。

ベーコンのトマトソースとキノコのクリーム　　　　1100円
大盛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　150円

一番人気と書いてある『ベートマ』にしました。パスタはいくらでも食べられるので大盛+150円でお願いします。
千切りキャベツのサラダを食べていたら、お客さんがだんだん増えて10人くらいやって来て、ようやく賑やかになりました。

6分ほどでスパゲッティ登場。おー、大きなお皿に山盛り。トマトソースはシャバシャバ系で、トマトの酸味が爽やかでいい感じ。その上に、マッシュルームやしめじ、椎茸のクリームソースがトッピングされており、クリームがトマトソースに混ざってトマトクリームみたいになって美味しい。

麺はかなり固めの茹で加減。アルデンテというか、かなり噛み応えのある食感です。麺は『De Cecco Spaghettini』No.11の1.6㎜の乾麺のようです。標準茹で時間は9分ですが、どう考えても5～6分しか茹でず、フライパンでソースに絡めていました。最近の流行りは、少し柔らかめに茹でるところが多いように思いますが、ここは昔ながらのアルデンテです。

この固い麺に、ベーコンの入ったトマトソースがよく合い、そこにクリームソースが加わってなかなか美味しいです。量も大盛は乾麺200ｇでかなり食べ応えありました。ただ、卓上には調味料は何もなく、唐辛子カラブリア産＋50円やチーズ＋100円など有料なのが残念です。せめて胡椒くらい置いてあってもいいかなあと思いました。
食後のコーヒーでゆっくりしてごちそうさま。

ちゃんと作ってあるなかなか美味しいスパゲッティでした。常連さんも多いようで、人気があるお店です。若干高く感じますが、食後のドリンク付きなので、まあこんなもんかな。がっつり系スパが好きならハマりそうです。