店名 |
Unagi Gushi Umeboshi
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類型 | 無座小酒館、鰻魚 |
預約・查詢 |
03-6421-6359 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都品川区小山4-9-1 1F |
交通方式 |
東急目黒線武蔵小山駅下車徒歩2分 距离武藏小山 235 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥3,000~¥3,999 |
預算(評價匯總) |
¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
无使用卡 可使用電子錢 |
服務費收費 |
サービス料なし、お通し代なし |
座位數 |
8 Seats ( スタンディング約8人) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位,可以站著喝酒 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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開店日 |
2019.11.3 |
武蔵小山は、呑兵衛天国と言ってもいいくらい、立ち飲み酒場も含めて個性的な居酒屋さんが集積していることで知られていました。
特に駅東口の飲み屋街「りゅえる」があった頃は、昭和の酒場を求めて呑兵衛たちが集い、そこで昼夜を問わず繰り広げられる光景は武蔵小山のシンボルと言っても良かったと思います。
呑兵衛でない私にはどうでもいいことなのですが、その昔、学生時代にギターの師匠に何度となく連れてこられてその雰囲気を味わって以降、何となくその佇まいにはこれぞムサコといった落ち着きみたいなものを感じていました。
そのりゅえるは、再開発で跡形もなく消え失せてしまいましたが、周辺エリアには、今なおりゅえるの隆盛を思い起こさせるような飲み屋さんも多く、「晩杯屋 武蔵小山本店」を始め、「牛太郎」、「寅圭」、「酒縁川島」、「日の出」、「豚太郎」などの個性ある酒場は地元民の憩いの場として元気に営業していました。
当店の親玉的存在であるもつ焼きの店「豚星」も、新興勢力ながら、そんな武蔵小山で輝ける存在としてその地位を固めつつあったところだったと思います。
ところが、今般、そのムサコにも新型コロナウイルス騒動による休業要請の波が情け容赦無く襲って来ました。
牛太郎のように従前から短縮営業に近い営業形態だったお店はいざ知らず、多くの居酒屋さんは多大な影響を受け、ランチ営業を始めたり、テイクアウトを始めたりするお店が続出しています。
豚星の姉妹店として、同じ姉妹店だった「ピザ キュー(PIZZA Q)」の後を受けてスタートした当店も、当初は夜のみ営業の立ち飲み居酒屋として2019年11月にスタートしたのですが、スタートして半年も経たない時期にコロナ騒動に見舞われ、緊急事態宣言に伴う営業時間短縮要請を受けて、4月中旬から豚星とともにテイクアウト弁当の販売を始めることになりました。
豚星人気は、テイクアウト弁当にも引き継がれ、特に豚星のハラミ串弁当@650円はちょっとしたヒット商品にもなって、ランチタイムに店頭に列が出来ていることを見かけたこともあります。
当店の鰻弁当は、フェイスブックで見たくらいでしたが、こちらもなかなか期待できそうな内容だったため、今回BMして利用の機会を伺っていました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としての外出自粛要請もあって従業員の確保に苦労したこともあり、GW中は、豚星の営業に人員を割かざるを得ず、当店はGW中は休業になりました。
よって、GW明け3日目の営業日となったこの日に晴れて利用が叶ったものです。
テイクアウト販売の営業時間は、12時からでしたので、12時ちょっと過ぎに伺ってみました。
店頭には、女性が一人弁当の受け取り待ちをしている様子。
店内を覗くと、このご時世でも一人で立ち飲みをしている元気の良いおじさんもいました。
テイクアウトメニューは、鰻の白焼きとかば焼きが各@1,200円、鰻弁が@1,400円の3種類のみ。
全く迷うことなく、鰻弁を購入しました。
仮焼きしてある鰻を店頭で温め直し、弁当に仕立ててくれます。
待つこと5~6分で弁当が出来上がり、レジ袋に入れて渡してくれました。
持ち帰り時間は3分少々ですので、まだ温かい状態でいただくことが出来ました。
鰻弁は、鰻のかば焼きのほか、鰻佃煮、だし巻き卵、鰻の骨せんべい、梅干し、漬物と盛りだくさんの具が乗っています。
ここで注目されるのは、食べ合わせが悪いと言われる鰻と梅干が敢えて同居していること。
鰻の脂っこさと梅干しの強い酸味が刺激し合い、消化不良を起こすとされたのが食べ合わせ説になっているようですが、実際には、酸味が脂の消化を助けるため、味覚の面も含めて相性の良い食材なんだそうです。
当店の店名の梅星というのも、そこに由来しているようですね。
弾力のある鰻のかば焼きは、宮崎県産の鰻らしいですが、関東風にふっくら仕上がっています。さすが鰻専門店ですね。
鰻佃煮は、見た瞬間はきも焼きかと思いましたが、食べてみると鰻の身の食感があります。
しっかり味がついており、かば焼きとはまた違った味わいが楽しめました。
鰻の骨せんべいは、弁当に乗っているのでふやけないか心配だったのですが、カリカリの食感はキープされていました。
そして梅干し、少し甘めの味付けが施されていますが、鰻との相性はいいですよね。
とても美味しかったです。
だし巻き玉子、漬け物もキチンとしたものを使っており、全体に良く工夫された弁当だと思いました。
これが1,400円ならまあ納得価格と言っていいのではないでしょうか。
暫く前にお隣りの「ホルモン焼肉 ばぶ」で同じ@1,400円のハラミ弁当を食べてがっかりしたところだったのですが、その差は歴然としています。
やはり、当店は、テイクアウト用としてひと工夫施されているところが大きく、テイクアウトに片手間ではなくて本気で取り組んでいるのが伝わってきました。
テイクアウトの方が店内飲食より差が出やすいということを最近思い知りつつありますが、こちらの両店の比較では、それを如実に感じましたね。