店名 |
HAI MURU(HAI MURU)
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類型 | 拉麵、剉冰 |
03-6451-3768 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都品川区小山4-9-4 1F |
交通方式 |
武蔵小山駅 徒歩4分 距离武藏小山 240 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
19 Seats ( カウンター5席 テーブル4卓) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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開店日 |
2022.11.5 |
備註 |
品川区小山2-16-1より移転 |
当店の前身は、武蔵小山でも、駅からちょっと離れた後地の交差点から中原街道方面へ少し進んだところにあった「はいむる珈琲店」です。
同店は、私が武蔵小山に戻ってきた2013年末の直後の時期に当たる2014年5月にオープンしたお店でした。
当時は久しぶりの武蔵小山だったので、駅の周辺の探索にも力を入れていた時期で、そのアンテナに引っかかった形です。
店名の「はいむる」は、沖縄県八重山諸島の言葉で「南十字星」を意味する「はいむるぶし」から取ったものだそうですが、はいむるぶしは、小浜島のヤマハリゾートでも知られていますよね。
ただ、私の過去レビューを振り返っても、当時は、コーヒーを中心としたドリンクとスイーツ、軽食といったカフェとしてはごくありふれたメニュー構成で、後地というあまり条件の良くない場所でやっていけるかな?という疑問も持ったのですが、そのお店がその後あらぬ方向へ進んでいくことになるとは、その時は思いもしませんでした。
そのあらぬ方向というのは、オープンから暫くして始めたかき氷が折からのブームに乗る形で評判となり、翌年(2015年)には店主さんがこだわりのあった富士山天然氷蔵元「不二」の認証をもらうなどして更に発展していくのが一つ目です。
認証に当たっては、店主さんが蔵元まで何度も足を運んだ結果だそうなので、なかなかやる気に溢れた店主さんですよね。
もう一つのあらぬ方向は、かき氷と並行する形で2015年10月からはカフェとしては?のラーメンの提供も始めたことです。
昭和の頃、私が名古屋に勤務していた時に、オフィスが入っていたビルの地下にあった喫茶店の名物が何故かざるそばで、ランチタイムはおっさん連中がこぞってざるそばを注文していたのを思い出しました。
こちらのラーメンについては、店主さんが以前から汁物を提供したいと考えていたところ、たまたま以前の仕事が同じでラーメン店で働いていた友人に声を掛けることがあったのがきっかけだそうです。
当初は、塩プレーン、塩のせ、柚子(ゆず)塩の3種類からスタートし、鶏と和風だしのスープを基本として、全粒粉を使用した富多屋製麺プロデュースのオリジナル麺を使用したラーメンでした。
その後、メニューを拡充し、2022年11月の現店舗への移転も挟んで、現在は、ベースメニューに加えてイタリアンテイストのアレンジラーメンなども取り入れています。
いずれにせよ、カフェからスタートしたお店が現在はラーメンとかき氷のお店に切り替わっているわけです。
店名が移転を機に「はいむる珈琲店」から単なる「はいむる」に変わったのもそれが背景にあるのかもしれません。
食べログのジャンルもカフェや喫茶店では無く、ラーメンとかき氷になっています。
当店の場所は、武蔵小山駅からだとパルムの本通りでは無く、入口で本通りと交差する銀座通りを進み、26号線を超えて最初の交差点(「豚星」のある交差点)を右折してすぐの左手になります。
オープン時刻は11時半ですので、この点もカフェではないですよね。
この日は11時50分頃の訪店になりました。
店内は縦に長く、右手の壁際に沿って手前にカウンター席が5席、奥にテーブル席が5卓(中テーブル4卓と小テーブル1卓)並びます。
テーブル席は、中も小も2人用で運用されており、計15席のキャパということになります。
先客はテーブル席に外国人女性2人グループ1組のみでした。
当店は入って左手奥にある厨房の一番手前に注文カウンターがあり、そこで注文をして料金先払いのシステムです。
メニューは注文カウンターに置かれていますが、ラーメンメニューは、鶏と和だしのラーメンが全11種類で、そのうちの4種類は鶏と和だしと言いながらもトマトとチーズをベースにしたアレンジラーメンになっています。
お値段は、ベーシックなプレーン(塩or白湯)でも@979円とかなり高いです。
せっかくなので人気NO1と評判のとろとろトマト&チーズを注文しましたが、何と単品で@1,419円もします。
大盛りを頼もうものなら1,584円になりますので、ちょっとびっくりですよね。
支払いを済ませるとスタッフからテーブル番号を指定されますので、そのテーブルに着席して待ちます。
水はセルフサービスで、待つこと5〜6分ほどで注文のとろとろトマト&チーズが出来上がってきました。
トマト色のドロっとしたスープの中に少加水の細ストレート麺が沈み、上にはチキンチャーシュー、温玉、ミニトマト、チーズが乗り、青ネギが散らされています。
大したクオリティの具は無く、これで1,419円は信じられません。
一緒にサーブされた黒胡椒とタバスコを振り入れていただきますが、ドロドロのスープは、とにかくトマト味が支配的で鶏と和ダシがどの程度効いているのかは良く分かりませんでした。
麺はパッツン系の麺で、固茹ででコシがあります。ドロドロのスープにはこの手の麺の方が良く合いますよね。
具の味はチャーシューも味玉も並です。
ミニトマトは温かいですが、別に変わった味がするわけでもなく、これも普通。
全体に不味くはないものの、取り立てて驚く美味しさはありません。
ラーメンの場合、スープ作りにしても具の仕込みにしてもかなり手間暇かけて作るというのが繁盛店の相場かと思いますが、当店にはそれがあまり感じられず、具の取り合わせの奇抜さだけで勝負している比較的手軽に作れるラーメンという感じでした。
その面からもお値段の高さはちょっと常識外れですね。
かき氷で高くても売れるということを学習してそれをラーメンにも準用しているのでしょうか。
しかもセルフスタイルのお店ときていますので、こちらでラーメンを食べて満足感を得られる人が果たしているのか、甚だ疑問に感じました。
武蔵小山に進出してそこで発展したお店であることは間違い無いですし、度々品川経済新聞に取り上げられているので、そちらの方面に何らかのコネクションを有したお店なのかもしれませんが、個人的にはあまり波長が合わないお店でした。