武蔵新田のイタリアン : Ruche

本日は家内・娘と夜に訪問。先客はお一人様が一名。厨房横のスペースに４人掛けテーブルを作って貰い着席、飲み物として生ビールとカシスソーダを注文した。

この店はできた当初から何度か訪れているが、今回は久し振り。毎回頼む前菜５種盛合せを注文。２名様用ですが３名分に分けますか、と問われお願いすることに。程なく出てきたプレートはかなりの量、３人分で出てきたのかもしれない。こういうのははっきり聞いて、はっきり答えないとと反省。５種類は、鳥（軟骨？砂肝？）の唐揚げ、ゲソのイカ墨和え、ソーセージ（テリーヌ？）、パプリカのラタトゥーユ、青菜のサラダ。後３つは定番で美味しかったが、最初の２つがセンスを感じない味。使う食材も疑問（イタリアン食べ馴れないせいか）。

続いて、ピザをマルゲリータ、パスタをボンゴレ系とペスカトーレ系を一品ずつ注文。まずはピザ。ボリュームは十分なのだが、プチトマトを半分に切って単に散りばめてある感じがいただけない。トマトとピザ生地が全く調和しておらず、別々に食べている感じ。パスタの方は、２品ともゆで具合固めで、味付けも悪くなく娘に好評であった。

お酒は、ビールに続いてハウスワイン赤のデキャンタ（1700円）とする。味はさておき、もう少し量があると嬉しいかなという印象。お店の雰囲気は悪くなく、サーブしてくれる女性も優しい感じなのだが、何度も呼ばないと来て貰えなかったのは残念。そんなに大きな店ではなく、後半は我々しか客がいなかったのだから、さり気なく耳をそばだてる位の方がいいと思う。トータルで10250円、本格イタリアンを志向する店であるのならば、もう少し頑張りを見せて欲しいところである。