地元に根付いた精肉店の焼き鳥 : Fujiki Shouten

先日、仕事で小田急線を使う機会があり、仕事終わりにふと思い立ち千歳船橋で下車してみました。

実は私は高校に上がるまで千歳船橋に住んでおりまして、所謂「地元」と呼べる場所であります。

もう地元を離れて十数年になりますので、懐かしさにつられたのかもしれません。

今回久しぶりに千歳船橋の地を踏んだ時に思い出したのが、このふじきさんの焼き鳥でした。


小さい頃、父親が休みの日によく一緒に買いに行った焼き鳥屋さん。というか、精肉屋さんです。精肉屋さんの店先で焼き鳥を焼いていたイメージがあります。


昔の記憶を頼りに…と言ってもすごく分かりやすいので、自然と足が向かっていましたが、辿り着くとそこは別のお店になっていました。

年月の経過を考えればもう店をたたんでしまったのかと思いつつ、一応食べログで検索してみました。

すると、駅の南側に同じ名前の焼き鳥屋さんがあるではないですか…！

駅を出て、南側に1分程歩いた所にありました。


佇まいは昔の記憶にとても似ています。


店先には焼き鳥がたくさん並んでいて、奥のケースに肉類が置いてあり、場所は変われど雰囲気はとても近い。


そして、同じお店だと分かった一品が、 もつの串でした。
鳥皮と砂肝が一緒になっており、他ではあまりない串です。

懐かしさと共に色々な焼き鳥を買ってしまいました。

お店のおじさんも当時の方かどうかは分かりませんが、とても腰の低い方で丁寧な言葉遣いでなんか嬉しかったです。


家に帰り、久しぶりに頂いた焼き鳥は本当に美味。

焼き置きではありましたが、家に帰ってレンジをすると肉が程よい弾力になり、また、炭の香りもとても引き立っており、素晴らしかったです。


タレは一般的な焼き鳥と比べると結構甘めだと思うので、お酒のお供としてだけでなく、ご飯のおかずとしてもすごく良いと思います。

また、殆どの串が一本90円なので、コスパもいい。

ぜひお近くにお越しの際は食べてみて下さい。