とんきは、とんき : Tonkatsu Tonki

まだ、高円寺純情商店街にあったビルの2階にあった頃
から今の場所に移転してから、ここのお店には
小学生の頃からかれこれ
45年以上行っている。
どちらかといえば、移転前の高円寺にあった頃の方が
行くことが多かった。
ご主人もまだ若かったな。

池波正太郎も愛した目黒本店の流れを汲んでいるお店。
店内は、白木のカウンター
これも本店と同じ。

いつも、ヒレカツ定食。
成人してからは、トンカツ頼んで
来るまで、瓶ビール。
ビールには、ピーナッツがついてきてた。
コロナ禍、ビールは飲めないのが残念。

本店の方は、カツに衣をつける人、カツをあげて切る人、
盛り付けをする人
ご飯をよそってサービスする人って分業だけど
東高円寺店は、親父さん一人か奥様と二人で
これらのオペレーションをする。

ご飯とキャベツはおかわりができる。
キャベツは、極細の千切り。これもとんきの千切り
機械とかスライサーでなく手切りなんだよね。
そして、トンカツのソースもとんき独特のソース。
塩で食べるのもいいけどやはりとんきに来たら
このソースで食べた方がいい。

カツの大きさは、本店に比べ小さい
そのかわりヒレカツ定食、ロースカツ定食共々
2000円とリーズナブル。
これに、ご飯とお新子と豚汁がつく。

キャベツとご飯が少なくなると
おかわりしますかって聞いてくる。
そういうところは、本店と変わらない。

とんきのトンカツって一眼見ればわかるのが
衣と切り方。

衣が、パン粉がそれほどついてないのが
とんきの衣の特徴で、軽くて胃もたれしない、
この衣については、賛否両論あるようだけど
これがとんきのトンカツなんだよね。

切り方も、縦だけでなくて横にも切られる。
横の切り方も特徴がある。

ご飯も、美味しい。
豚汁も、妥協がなく美味しい。

本店は昭和14年創業だからかれこれ82年で
ここも、昭和47年創業だからここも49年になる。
とんきは、ここ以外にも駒込、三軒茶屋、国分寺が
都内のとんきの暖簾分けのお店。
以前は、高田馬場にもあったけど閉めてしまった。