モノホンの味しか食べるもんか
わりと近くに住んでるのに、当店へは二年ぶりになってしまったって程家系ラーメンと疎遠になってしまった。これが老いということだろう。早いものは30で、そうでなくとも40歳にもなれば仲間が皆、魅夜脂多さん、俺トンコツはちょっと…などと言いだすのをsiri目に、自分には永遠にこういうもの食べ続けられる健啖さが身についてるんだと思ってた。それなのに…。
こうなると、さあ今日は何か身体に悪いもの食べられるぞ、という数少ないチャンスに慎重にならざるを得ないわけです。もう疑似家系などで身体負荷をかけてらんないのだ。本物だけを味わわなければ!と。
ラーメン+のり:これだけで¥1,000。でも本物だから仕方ないのだ。油を吸ってぽてっとしたレン草を絡めながら太短い麺をズルズル啜れば、サクッと歯ざわりにちゅるりとした食感の両立した秀逸な麺とわかる。スープは、直近の同様他店との比較のせいもあるかもしれないが、今日はボディが控え目で醤油感が立ってる。目の前の寸胴にゴロゴロ詰まったトンコツの物量は圧倒的なものだが、手作りの味だけに時にこういう事もあるのだ。
ついでオンザライス!この日は中ライスの大型化サービスがって遠慮なくその恩恵にあずからせていただいたが、券売機の表示だとランチタイムにはライスサービスがあるようだ。しみじみ美味しい…。家系の真価はのりオンザライスにあり。ザブンとスープにくぐらせた海苔でライスを巻いて食う…。油を吸ったぽてっとした部分と、パリッとした香りのよい部分が両方味わえる!
ああ満足、だからってまた明日も、とはならないのが初老の証。スープ全部飲んじゃったしw
生まれた時から著名人
阿佐ヶ谷にまた家系ラーメンの新店舗が!というんで駆け付けた…ってほど早くないがw
当店、名店の系譜(寿々喜家)にある自家焚きスープの良心的な店というのみならず、店主が以前大和(小田急江ノ島線)にあった菊地家という店のご主人なのです。超重要レビュワーさんからの閉店の報を当項で知り、長駆お訪ねしたものでした。その後ご主人は寿々喜家の曙町を経て当店を開店。これは期待が高まる!わが地元井荻にも、今年開店した上品なラーメンの店で、数々の店での経験を積んだ、ちょっと有名な店主が同様に満を持してっていう感じのとこがあったなあ。タイトルはその店の時と同じで(^^;
あ、事前情報から予期してましたがここは長浜やのハコだ。今年行ったばかりなのにいつの間に閉店してたんだ…。それはさておき、このご時世の中ほぼ満卓である。カウンターに衝立は設けられてないが、入店時の手消毒は店員によるスプレーで、気を遣ってはおられる。
オーダーは初見仕様(ラーメン、のり、ライス)。これでわずかに¥1,000オーバーしてしまうが、イマドキこのスタイルの店では致し方なかろう。お好みは全部フツーで。これも初見仕様。
数名ずつの麺ゆでを基本に流れるようなオペレーション。目の前の寸胴ではフレッシュな豚ガラが煮えたぎる。すげえ、まこと家@青物横丁みたい!その横にある寸胴では2番スープが沸かされててて、メインから消費された分はそのスープで補充する。博多の豚骨ラーメン屋でもやってるような呼び戻し法だ。マスターの手ザルによる麺揚げもキマってます。パフォーマンスを誇示する点でも、この短い酒井の麺の特徴が良く活かされてる。私は麺揚げをテボか手ザルかだなんてことはどっちも一長一短と思ってるクチで、要はどっちだっていいのだが、せっかくこの麺を使うなら手ザルを使わなきゃあとは思う。短くてやりやすいでしょう。
さあ丼面は深いブラウン、丼渕のグラデーションが美味を予感させます!ではではいただきます!オオ!最近インスタで見た羊の頭突きのような衝撃!…とは言いすぎかw。でも図太い出汁感に醤油だれがよく効き、大変メリハリある味わいです。世間ではこれをバランス型と呼ぶようですが、きわめてハイバランスとでもいうのか…。
それにサックリ麺…いや、あれ?麺の感じが滑らかになってて、それでいて歯ざわりや香りは従前どおりのようで。これはイイですね!直近の比較だと、この口当たりがほりうち@新橋を思い出す。
さてさてオンザライス!比較的丈夫なのりで、ライスを巻いて掻っ込む!うーん旨し!この系の店ではこれが食べたくて来ているようなものと言っても言い過ぎではない。海苔の性質からしてもっとザブーンとスープに沈め、脂を吸わせてから…
さて実は当地は何やっても難しい土地柄とは地元通マイレビュワーさんの評だが、とりわけ家系ラーメンに関してはより厳しいと見える。駅の対面のせい家も閉店、あと当店の裏手にあった志田家も名店の系譜の超有力店だったのに儚いものだった。まあ家系ラーメンって経営がどうのという以外のきな臭い要素が絡む盛衰もあるんで、せめて当店にはそれが及ばないことを願うばかりだが、駅からはアーケード街でほぼ直結、脇の交差点に立てば電車が見えてるようなロケーションですから、この条件を生かして頑張ってほしい。地元民の若者も支えてほしい。え、私は?こういうものを好きな時に好きなだけ食べられる身分ではもうないのですw
店名 |
Yokohama Ra-Men Asagaya
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類型 | 拉麵 |
050-5457-0230 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都杉並区阿佐谷北1-26-5 1F |
交通方式 |
JR阿佐穀站步行2分鐘 距离阿佐谷 191 米 |
營業時間 |
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預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX) 可使用電子錢 可使用二维码支付 (PayPay、d付款、樂天支付、au PAY) |
座位數 |
16 Seats ( 吧臺11席,桌子1席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童,提供兒童菜單,接待嬰兒推車 |
網站 | |
開店日 |
2020.8.7 |
電話號碼 |
080-4448-8490 |
当店がインスタを始めたのでフォローしてると、なんともマニアックな映像が垂れ流されてくる!それとは、巨大な寸胴いっぱいの骨ほねホネ…。私ゃプロじゃないのでそんなもの見ても何が何だか…となるはずが、なんかまた当店へと向かってしまうのでした。この感じはガード下にあった頃の武蔵家やまこと家で、これとそっくりなものをさんざん見、それが刷り込みとなってあの味と結びついてるからなんだな。
ラーメンのり増し+サービスライス:うう前回よりコクが増してるような…。これぞ手作りの証。当店では豚骨スープの濃度が安定するよう、複数の寸胴を取り回しているのだが、その手順は見ると簡単なんだけど書くとわけわかんないのでパスw。それでも特別に美味しい日、というのができてきてしまう。家系ラーメンでは禁じ手だが、丼淵から啜って味わっちゃう。よそで学んだ、のりを極限まで油染みさせてぷよぷよにさせてのオンザライス!旨し!
あやっぱり、他店も含め家系ラーメン常食してると身体がおかしくなってくるな…。スープ全部飲まなきゃ良いのにって?自家炊きの店にしか行かないから、もったいなくて残せないんだよ…