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Nakasei
(中清)
餐廳資訊
細節
| 店名 |
Nakasei（Nakasei）
|
|---|---|
| 類型 | 蕎麥麵、日式小酒館、日本酒 |
| 預約・查詢 |
0422-21-2891 |
| 可供預訂 |
可以預訂 |
| 地址 |
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-4-15 |
| 交通方式 |
JR中央線/総武線・京王井の頭線 吉祥寺駅、徒歩15分 距离吉祥寺 758 米 |
| 營業時間 |
|
| 預算 |
～￥999 ～￥999 |
| 預算（評價匯總） |
￥2,000～￥2,999￥1,000～￥1,999
|
| 付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位、設備
| 座位數 |
24 Seats |
|---|---|
| 個人包廂 |
不可能 |
| 包場 |
可能的 可容納20～50人 |
| 禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
| 停車場 |
不可能 |
| 空間、設備 |
平靜的空間,有日式包廂 |
選單
| 酒水 |
有日本清酒,有燒酒,對日本酒講究,對燒酒講究 |
|---|
特點 - 相關信息
| 此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
|---|---|
| 位置 |
家庭式餐廳 |
| 服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會 |
| 網站 |
やんごとなき事情で実家に行った帰り、どうせだから〈中清〉さんに寄って行こう、と吉祥寺で下車する。丁度、終りが読めず中途半端な時間になる可能性もあり、かつ、ちゃんとした昼飯を食べる機会を逸するだろうとなると、こういう通し営業の蕎麦屋に白羽の矢が立つのは必然ではある。
吉祥寺で降りるのは久しぶり。学生時代に、ちょっとシャレたところで遊びたいというと吉祥寺へ行ったような気もするが、この十年で駅がだいぶキレイに作りかえられ…たのはいいのだが、以前よりも人の流れが入り混じるようになってむしろ駅そのものは歩きにくくなったような気がする。
吉祥寺を下車して成蹊大学のあるほうへ延々歩いて行くと、街道沿いにこの店がある。街道沿いには飲食店もあるが、いささか忽然と出現する感じ。
入ってみれば蕎麦前で一献中の先達が居るのみで、お好きな所へどうぞと促される。
メニューを開く。さて、蕎麦を何にしようか。酒は、どこにあるんだと思うと、別のお客さんが、日本酒の銘柄を、壁を見ながら発注される。辺りを見回すと、錚々たる地酒たちの銘柄が貼られている。町の蕎麦屋でこのクラスの揃いは、中々レベル高いなぁ、と感心しつつも、酒を飲めない事情があり、パス。
どうせだから温かい蕎麦と冷たい蕎麦、両方を試してみようということで、〈天ぷらそば〉と〈さとせいろ〉。「さと」とは恐らく、田舎のことか。
注文すると、海老天は時間がかかるが、どの順に持って来ようかと相談される。そういうことであれば、せいろからとお願いする。
せいろはややあって。食べ終えたところで〈天ぷらそば〉が運ばれてくる。
蕎麦そのものの質はちょっとびっくりするくらいレベルが高い。ちゃんとした手打ちの蕎麦。だが蕎麦の質は高いが、つゆが淡いのが気になる。蕎麦に力を入れている店にありがちな、「蕎麦を引き立てる」名目のもとにつゆから醤油のカベを取り払ってしまう本末転倒感。悪くは無いのだが、私の好みとは違う方向を向いているようだ。
〈天ぷらそば〉も、引き算の美学というか、海老天と南瓜という必要なところを引き絞ったもの。つゆに強さが無いのでやはり総じて淡さが目立つかな。
ただ、蕎麦の盛り方は惜しげもない感じでしっかり食べた感がある。〆て1,850円という仕上がりは、納得だな。
ここは蕎麦前が独特なものもあれば、気の利いたものも沢山ある。酒の種類が中々豊富であることを考えれば、蕎麦前で一杯やって、〆に蕎麦という使い方が「正しい」のは明白。サービス面は蕎麦屋としては完璧。呼吸を読んだ絶妙な間、タイミングをもって運んでくる。町蕎麦らしい気取りが無く落ち着いた、味のある雰囲気もあって、ここにはもう一度、お酒を飲みに来るべきかなという気になっている。