店名 |
Juuichiya Nomura Saketen(Juuichiya Nomura Saketen)
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類型 | 無座小酒館 |
03-3941-1911 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
東京都文京区千石3-38-11 |
交通方式 |
地下鉄千石駅徒歩7分 距离千石 421 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
チャージなし |
座位數 |
16 Seats ( 6人テーブル×2、小上がり4名) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有日式包廂 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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開店日 |
2009.5.1 |
暗い通りに赤ちょうちんと看板が、やわらかな光をなげている。
タクシーを降りて少し歩いてきた私たちを、店主とお客さんが迎えてくれた。
メンバーのうちふたりはゼロをここでしていたらしく、茗荷谷で焼肉を食べてからの二次会である。
ゼロのときのお客さんがまだ残っていらして、お帰り~と言ってくれた。
酒屋の角打ちなのだが、小上がりもあるし、簡易テーブルがいくつかある。
真ん中のテーブルを空けてもらって4人で座った。
米焼酎とミネラルウォーターをボトルでもらって水割にすることに。
あてはチーズ盛り合わせ、鯖缶、カラムーチョ、さきいか、チョコレート。
戸は開け放たれていて、いくつかの蚊取り線香が焚かれている。
その匂いははるか昔の懐かしい記憶をよぶようだったが、酔っていてうまく思い出せない。
常連さんたちもみんな酔っていて、私たちも酔っているからなんのてらいもなく、
ゆるい時間が流れる。
店名の由来の話から新選組の話に話題は飛び、私が近藤勇は右目がたったひとつしかなかったんだって、と小学生の頃の笑い話を持ち出すと全員が力なくへなへなと笑う。
(あくまでも沖田総司ではない)
笑いは他のお客さんにうつり、お店全部に酔いを共有する一体感があった。
店主は終始にこにことしており、ご自分も少し何か飲んでおられたようだ。
お手洗いはお店の奥のお住まいの中のものを借りる。
これは庚申酒場、河本などと一緒だ。
チーズの盛り合わせは気がきいており、レーズン入り、ナッツ入り、ブルーチーズとワインでも飲みたいようなものだった。
一緒した気のいい女子が手持ちのさくらんぼだのお菓子だの、他のお客さんや店主にも配る。
そのうちサイン帳を店主が持ってきて、全員がサインをした。
手繰るとこのお店を紹介してくれた人の名前がやはりあった。
今は個人情報云々とうるさいが、こんなのはまだ残っているらしい。
お母様の趣味だそうで想像の範囲でしかないが、どれだけの方が来てくれたのかを残しておきたいのだろうか…
やがてボトルの焼酎も飲みつくすころ。
そろそろ帰ろうと食器を片づけ、店主と常連さんたちにもご挨拶。
外に出てふりかえれば、まだ通りにもれる灯り。
また来たい、と酔った頭で思うのだった。