店名 |
Chuuka Ryouri Kouryuu
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類型 | 中國菜、四川料理、刀削麵 |
預約・查詢 |
03-5933-6958 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
東京都北区東十条2-4-8 |
交通方式 |
距离東十條 246 米 |
營業時間 | |
預算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
70 Seats |
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個人包廂 |
可能的 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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此時建議 |
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開店日 |
2017.6.10 |
いつもの居酒屋のカウンターに憑いていた。
隣にちょっと、何というか、いちいち今日のおすすめは ? とか、何はどんなの ? とか、お酒の銘柄はなんなの ? とか、見知らぬおじさんが着いていやだなぁ、とは思ってるんだけど、まだ警戒するほどには至っていない
<六月も終わりの或る夜>
フロアには、上京してきた時っからのつき合いとなる、最初は可愛こぶりっこで抵抗あったんだけど、半年くらいたったら打ち解けちゃって、今やすっかり俺に懐いてる女の子の躍動。その風景にはたまらない満足感を覚えるが、でも俺は黙って読書に勤しんでいる。男の一日というものは、こうして僅かな間としても、意図的に独りの時間を設けてやらないとならないからだ。
そうしなければ、男という獣の野生は枯渇する。
―― またどっかのハードボイルドの受け売りなんだけどね ……
「興隆」
日本語をほぼ理解できないイケメンの彼に焼売を注文しつつ、ウィスキィの水割りをちびちびとやった。
こちらのウィスキィは、おそらくこれはリザーブかスーパーニッカ級のもので、一杯飲み屋の安酒に慣れた身としては、これはけっこう嬉しい。それはそうと、私の後に入店してきた目の前のカップルに次々と料理が供されはじめてもウンでもなきゃスンでもないので、再びイケメンの彼に問うた
「シュウマイ(待ってりゃ)きますよね ?」
“シューマイ5個” @480
そして注文から約三十分後にようやく、何事もなかったかのように涼しげにイケメンが持ってきてくれたシュウマイは、メニュウには5個とあったが、これはド近眼な私でも(無論矯正視力はふつうに出てるけど)分かることだが、何故か4個だった。
持ってくる途中で誰が食ったのかは、今は考えないことにした。犯人探しは自分のジョブではない。それはFBIテロ捜査官であるケヴィン・ベーコンの仕事である。だから私はいつものように、顔で笑って心で泣いた。それで気分も幾らかは晴れる。その現象が心理学的に何というかも、ここでは思い出せなかった。
ちなみに、私がこの東十条という町で受けた最も殺傷力の高かったテロ行為は、ウィスキィの水割り頼んで麺汁の水割り飲まされたこと(実話)。これにはさすがの私もいきなり怯(ひる)んだ (笑)。
まあ、食して肉のうま味のそれほどでもないシュウマイだったので、一個くらい誰かに食われても何となく許せたけど (笑)
―― ああ、こういうとこで買い物の崎陽軒のシュウマイ出してくれれば、それで満足なんだけどな、俺。崎陽軒のシュウマイだったら、冷たくったって十分美味しいし ……
※ それは原価が高くつき過ぎて出来ないということを、私は無論知っている
“麻婆豆腐” @480
“ライスセット” @200
土鍋の麻婆豆腐の湯気がふだんより短い時間で減衰してゆくが、いっつもこちらに寄った次の朝に上顎の内側の火傷に気付く私なので、寧ろこのくらいで良いのかなと。
麻婆豆腐は、ちゃんと赤い麻婆豆腐(なんだよそれ !)。だから、開店して間もないお店なんだけど、何度か通ってしまっている (何よりこの値段の安いこと !)。
唯一腑に落ちていないのは、午前零時まで営業と高らかに謳っているのに、その実ラストオーダーは午後十時半までということ。
或る日門前払いされた時、それまでは黙ってたんだけど、どうにも収まんなくってお姉さんに聞いたらそう返してきたので、これは間違いないはず。だからオーダーだけしておけば、それが冷めちゃったって何だって、必ず十二時までは居られるはず !!
―― そこだけを、私は強調しておきたい
「いいじゃん ! 前の蕎麦屋やさくら水産よりよっぽどいいわ」
「この店がまた、いつまでもつか心配してんだよ」
「自分が(あなたが)生まれる前から俺はここきてんだから」
またこの界隈特有の、酔っぱらってらっしゃるお爺ちゃんたちがやってきた。
こちらの開店には気付いていて、今夜初めて入ってみたというが、「冨美野」の時から、俺たちはもう何十年通ってんだと。だから昨日今日の客と俺たちを一緒にすんなと。
俺もそれを言われちゃうと、まだこの冨美野ビルには二十数年くらいしか(それも「冨美野」ってことで言えば週何回も通い詰めていたわけではない/それはおそらくこのお爺ちゃんたちだって同じだろうけど)通っていないので弱い部分ではあるんだけど、ひとつ断言出来るのは、冨美野のおばちゃんたちからは、私は好かれてたかなってこと。冨美野のおばちゃんたちは確かに無愛想だったけど(あちゃ~!!)、でも俺には優しかったもん
「東十条は(東十条で飲食店を営ってゆくのは、客の要求が厳し過ぎて)無理 …… !」
評論家のようにそう結論付けるお爺ちゃんたち。
俺も概ねそう思うけど、それはあなたたちみたいなのばっかだからね、無論、俺も含めてだけど ……
【 還って冒頭の居酒屋 】
私 「○ンタマちょ~だい。“新玉”葱スライス、略して○ンタマ ! こないだ○○ちゃんがそう言ってオーダー通してたよ~」
女の子(女子大生) 「何なの ? もう酔ってるの !? もう帰れば !!」
隣のお客、それを聞いてつぶやくように 「(小柄で可愛らしい女の子の俺への容赦なき仕打ちを目の当たり)すげえなぁ ……」
私 「(涼しげに)おかわり ♪」
女の子 「(何事もなかったかのようにお酒を持ってきて)はい ♥」
私 「うん」
隣のお客 「…… (なんなんだこいつら)」