いやあ、濃いおばちゃん（ってか、おばあちゃんの歳か） : Shubou Tachibana

おばちゃん（ってか、年齢的には、多分、おばあちゃん）の、エゲツなさ全開。
化粧も濃いし。
「人の業（ゴウ）」というのものが感じられるとまで言ったら言い過ぎか。
これぞ、赤羽の飲み屋って感じ。

でも、存外にと言ったら、怒られそうではあるのだが。
意外と供されるものは、普通というか、まともだったように思う（少なくとも、頼んだ範囲内では）。

・作り置きの銀ダラの煮付けを、さっと温めて供される。
なんかアシライくらい添えてあっても良さそうなものであるがｗ。シンプルに銀ダラだけｗ。
でも一緒に九条ネギのヌタも取っていたし、と。
・九条ネギのヌタ。酢味噌をあしらって供さて。カラシも添えられる。

・自家製とおっしゃる焼売。３個盛り。キャベツの繊切りにマヨがかけてあった。
・三角定規ならぬ三角定義の油揚げ。刻んだネギがあしらってある。
仙台駅からだと１時間くらいのとこにあるという、平清盛の家臣、平貞能ゆかりの定義如来西方寺の参道での名物。三角の定義油揚げ。厚さ２センチ以上。カリカリ食感ながら、なかは豆腐のしっとり感が残ってる。

・ゴーヤの佃煮ってえの。甘辛な味付け。結構、甘め。

名物っぽく、書いてあった、おでんは、小生の直観もあって頼まなかった。怖いもの見たさということはあるやもしれぬが。小生の選択は正しかったのかなってw
そのときも、ほぼ、ネタ切れしてたみたいで。来るお客さん、お客さんに、かなり引いた感じで。適当でお任せでよければって応対で。
この店では、最早、すべてが、ネタってことなのね。

・生ビール。中ジョッキ。
日本酒は、一合をコップで。
・宿場町 板橋、超辛口、特別本醸造。板橋の酒屋さん、藤澤屋のオリジナル・ブランド。栃木の酒蔵に製造委託してるってことらし。一杯５００円の値付けだったが。するっと飲めて、結構、良かったと思う。
・武勇酒蔵、しぼりたて。茨城の酒。

最後に一杯。この店的にＯＫ横丁名物として推してる。
・茜茶割りっての。
茜茶ってのは、オーガニック小豆を使ってるという、あずき茶のことみたい。

しかし、この界隈、ヒトが押し寄せているもの。
ＢＭしてた店は、どこも満席だったし。この店ですらさえ、小生ラが立ち寄ったあと、一瞬とは言え、満席になってたしとw

某Ｗ ほどの突き抜け感はないにせよ。「赤羽 社会科見学」希望の方以外は、避けといたほうが無難ということなのかな。勿論、社会科見学の費用は、赤羽価格なんで、さしたるものでもないのだがw