お蕎麦屋さんのカツカレー。 : Yabuei

とある店で昼飲みと昼ご飯を楽しんだ後、
もう一杯？と思い『晩杯屋』へ行くも未だ開店前・・
ならばこの近くにある麺類を食べれるお店で〆るか？
と考えて此方へ向かった

変わらないこの雰囲気、
昭和の時代からあるであろう店構えに心惹かれるのだw

・カツカレー　850円
・瓶ビール（中瓶） 600円
　会計　1,450円也（税込）
　※当店のお品書きは全て税込表記

あれっ！？
〆に麺類
この日は雨模様で少々冷んやりとした空気で
温かいたぬき蕎麦でも食べようと日本蕎麦店へ入った
ラーメンよりもカロリーや油性成分摂取を少なめに？
と思っていたはずが、ハイカロリー＆高油性成分摂取となった（汗

何故だ？
その答えは『カツカレー』♪
このところ、カレーライスが食べたいと想っていた
出来れば『カツカレー』・・
そして数日前、偶々すき家を利用してカレーを食べた
けど、
すき家に『カツカレー』は無い
代わりに新メニューと思われる『ソーセージカレー』を食べたが
逆効果で、余計に『カツカレー』が食べたくなっていた
ソーセージではカツの代わりにはならないなぁ〜

店に入り、
厨房とのカウンター上にあるお品書きをひと眺めした時、
別枠？の如くホワイトボードに書かれた『カツカレー』を見つけてしまった！
不思議と特別な感じが加わり、
脳内で決断したはずの『たぬき蕎麦』でなく
口が『カツカレー』と宣ってしまった！？
そして、続け様に『瓶ビール』とも・・
あぁ〜ヤッちまったなぁ
更にハイカロリー＆絶対腹パンになる組み合わせで⤵︎

注文が通り、先客のお品が配膳された後に瓶ビールが届けられた
大きな栓抜きに少々興奮したw
懐かしいぃ〜☆
グラスへ一杯目を注いでいる時に無料サービスのお通しも届いた
これは、更に嬉しいぃ〜♪
糠漬けの胡瓜、醤油を垂らしての提供が何とも言えない良さがある
そこに七味をふり、辛味という鎧を着せて酒のツマミとして楽しませて貰った
たぶん、この胡瓜は自家製の漬物で、
その味わいに実家で食べていた糠漬けを思い出した

さて本題へ
待望の『カツカレー』
届いたその姿に surprised & happy ！

お皿一杯に盛られた姿も素晴らしいが、
黄色いカレーを見てワクワクしてしまった（笑
これまた懐かしいぃ〜カレー
それとこのドロぉ〜んとしたカレーは食べてみると小麦粉感が満載
如何にも！
という昭和のカレーだったw
大きな玉葱
大きな豚肉
これが盛りだくさんなのだから嬉しくなる！

ただ・・

あれっ！
カツは？
これ、普通のカレーライスか？

ちょっと焦った
カツの姿が見えない！？

気持ちを落ち着かせ、冷静に考えてみる

ひょっとして・・

スプーンで盛られたカレーライスの中央部分にスプーンを入れて
その下を確認してみると

あった！
カツ、ちゃんといるじゃん⤴︎
ヨカッたぁ〜

黄色いカレーにライスと一緒にカツを味わう
カラッと揚げたてのカツが油の香りと共にサクッと歯ごたえもよく
三位一体の旨さが幸福感を呼び起こしてくれた
前出の大きな玉葱もやわらかくて美味しい
大きな豚肉も食べごたえがあって満足度をアップしてくれた
カツものっていながらも、これだけ大きな豚肉が入っていることは
本当に嬉しい〜

ただ唯一・・
カレーの味が塩っぱい
う〜ん、昔のカレーはこんな感じだったかな？
塩気は食欲を刺激してくれる効果もあるが、
この塩気の強さは最後まで楽しめそうに無いかも？
そう思った時、
女将さんがカツカレーと一緒にソースを届けてくれたことを思い出した

カレーにソース、自分は普段しないがよく見聞きするな
そこで challenge ！
味変で良くなることを祈りつつソースをカツカレーにかけてみた

これが大正解！！
ソースの野菜の旨味と甘さが塩っぱさを緩和してくれて
カツカレーの旨さを次のステージへと導いてくれた
カレーにソースをかけて、ここまで美味しいと思ったことは今まで無かった
カレーにソースをかけることが、これ程に合うものだと初めて知れた気がした
ここのカレーは、それを計算されて作られているのだろうか？
だとしたら素晴らしいカレーだと思う
ビールにも合う味わいのカツカレーでもあった

最後まで美味しく完食
ビールも完飲

〆の麺類を食べるはずが重々しい一皿を食べてしまい
ビールまで飲んでしまい・・
そして腹がはち切れそうなほど満腹となり、少々反省？しつつも
当店のカレーに出会えて良かったと思う

厨房では若旦那が腕をふるい、配達までこなしている
フロアは女将さんひとりで切り盛り
聞けけば女将さんは御歳88となるそうだ
身体もキツくなっていているそうなのだが
是非これから若旦那と二人、頑張って欲しいと心から思った

ご馳走さん！
また食べに行くよ

当店は、
京成町屋駅前から徒歩数分
明治通りへと向かい通っている荒川中央通りを少し進み
三菱電機ビルテクノサービスの会社敷地が終わるタイミングで
右側の小道を入ると直ぐにあるお蕎麦屋さんです
昭和の時代からあるであろう店構えに心惹かれるものがあります

何度かこの付近を歩き、
三河島や南千住方面へ向かう際にお店を見掛けて気になっていました
「最近、お蕎麦屋さんのカツ丼を食べていない！」
と思った時に思い出したのです

◆カツ丼　750円也
（店内に掛けられ貼られているお品書きは全て税込価格）

先客無し
ちょうど昼食時が過ぎた後だったので良いタイミングで入店
たぶん、通しでの営業だと思います
お品も思ったより早く出来上がり、
早々に食べることが出来た〜 良かったよかった（笑
ただ、カツは揚げ置きかな？
別にそれは問題でないです
肝心なのは「カツの肉」と「出汁の効いた味わい」〜

おぼんにのせられて主役が登場！
グリーンピースや三つ葉などの飾り付けは無いけど
王道とも言えるお蕎麦屋さんのカツ丼の姿でした
漬物、きゅうりのQちゃん？
汁物、中華スープでシンプルに入っているのは刻みネギのみ
この中華スープが良かった、熱々で美味しかったですw
カツ丼は出汁の効いた煮汁の味がやや濃いめでしたので
食べ進む途中で味変の如く一息入れて、再び食べ進めるのに
最高の相棒となっていました
お蕎麦屋さんで丼物を頼んで中華スープが付いて来たのは
多分、初めての経験・・
でも、これイイね！

そして、肝心なのは『カツ丼』
豚ロース肉で余計な脂身を程よくカットだれた物を使ったカツで
厚みも十分、衣薄めで火の通りも確りとしていて
肉感を味わいながら食べ進んじゃうタイプでした
出汁の効いた煮汁もよく沁み込んでいて
お蕎麦屋さんのカツ丼を食べていることを実感させて貰いました
ちょっと味濃いめなので、汁だくは好まないけどお味は望むものそのものです！
ご飯と一緒に食べるのにはある程度の味の濃さも必要だと思うのです
丼は下に進むにつれて細身になって行くタイプなので
ご飯の量が多過ぎず、カツ丼と頭と適度に食べ進めることが出来て
ご飯を余すことなく最後まで美味しく食べれて完食出来ました
美味しかったぁ〜♪
久しぶりのお蕎麦屋さんのカツ丼を満喫出来たぞ！

美味しかったです！
ご馳走様でした♪

満足出来て気持ちも落ち着き、店内見回して見ると
蕎麦前に愉しむ一品料理のお品書きは貼られていて
飲み利用も十分楽しめそうです
次回は飲み＆〆の蕎麦を味わいに寄ってみたいと思いました