あったら是非ちょうちん : Tamachan

飲み仲間から「玉ちゃん予約しました」
そう綴られたメールを見て懐かしさが込め上げてきます。

馴染みの行きつけ酒場からわずか徒歩１分
なのにじつに６年ぶりとは・・・申し訳ないですよねえ

相変わらずお酒の注ぎ方がユニークなマスターこと玉ちゃん

前回ほど酔いも深くなかったせいか今晩は、
焼き方にこだわりを持つ絶品の焼き鳥をとくと堪能しました。

どの串、部位も美味しかったけど、特に感動した「ちょうちん」

鶏の卵巣の中で卵の形になる前の卵黄の部分を「きんかん」と呼ぶ
産卵されるまできんかんが通る輸卵管（ゆらんかん）や卵巣の部分を「ひも」

「ひも」と「きんかん」を一緒にして焼いたのが「ちょうちん」

その「ひも」だけを「きんかん」から切りのぞき別串にして焼いて出してくれました。
玉ちゃんいわく「ひも」は　しっかり焼いた方が個人的に好きだからだそう。

カリカリに焼いた「ひも」は絶品そのもの
さすが今の地でお店をやる前に別の名店で腕を振るっていた人だと大いに納得です。

鶏１羽分で「ちょうちん」１つと考えてもとても有り難い希少部位
なのでいつも入荷してるってことでもないからご了承を。

今回は玉ちゃんの奥さま像というものを。
玉ちゃんと旧知の仲である飲み仲間からその奥さまの話が出てきたので

今度お会いしたい心境でした。

行きつけの酒場のボウリング大会3軒目で、おじゃましました。
2軒目で、１０数人いた人たちも減り、気が知れた仲どうし中心の計5人で訪れました。
常連仲間の女の子が、電話ですぐここを予約してくれました。

店のマスター玉ちゃんは、どっかの店で働いていて、独立して、今の店を開いたらしいです。
独立前から常連仲間の女の子は旧知の仲だそうです。
行きつけ酒場からもすぐ近くなのに、こんないい焼鳥屋があるとは、私はぜんぜん知りませんでした。

店の外観や、カウンターなど、ウッド調の造りと、大衆酒場的な縄のれんが落ち着いた感じです。

焼酎、ワイン、外国ビール、地酒・・・お酒の種類がたくさんあって、
最初、ドイツビールの小瓶を2種類ぐらい頼んだのですけど、グラスに、自分たちで注がせないのです。
独特な注ぎ方で、見せ場をつくる玉ちゃん、しかもビールの種類によって注ぎ方を変えるのです。

注ぎ方の理由は聞きませんでした。写真を見ていただけば少しわかると思いますが、
最初のやつと、後の黒ビールの注ぎ方違うし。
でも黒ビールのほう、グラスからおもいっきり泡を溢れてさせていたし（笑）まぁこれも玉ちゃんの愛嬌。

自慢の炭火焼きの焼鳥と、数品頼みました・・・っていうか、おまかせだったような。
メニュー表って見なかったし、もうほとんどベロベリ酔ってましたからね～

玉ちゃんは、すごくもの腰低い、いい人だったので、
私の行きつけ酒場のようにいい常連さんがたくさんついているのでしょう。常連仲間の女の子もいい子だし！
酔っていて、完全にツマミなどを把握していないので、今度またあらためて呑みに行こうと思います。