この値段でこのクオリティはすごい。穴場中の穴場なり。 : Una tatsu

亀有に来ています。

お店の存在はかなり前から知ってましたが、いつでも行けると思って後回しにしていたのがすっごく悔やまれる店です。存在を知ったときに素直に行っていれば、少なくてももう４、５回は行っていたと思います。

店に入ります。思っていたよりはずっとこじんまりした店内。最初の客のようです。カウンター席に座ってご主人にご挨拶。最寄りの駅まで車でしたので、今日は飲みません。

カウンターの上に小さな品書きが置いてます。見てびっくりでした。うな重は2種類で２２００円と１７００円のみ。その他は肝焼きとお新香のみ。

２２００円のうな重をお願いしました。

どうするのか見てました。スタートは蒸しの工程。と言うことは、白焼きまで終えているんですね。蒸しもしっかりと時間をとってましたので、さばきからではありませんが準フル工程と言ってもいいでしょうね。時間で言うとほぼ２９分。

さ、配膳です。いやあ見事なてりですね。どちらかというとガンガン焼いて濃厚なタレをかける蒲焼ではなく、焼き目も薄く、タレも淡麗な色合いです。

実食。このうなぎの焼きはすばらしいですね。とろとろ、でもなく、焼き先行でもないいわばバランス型。適度に歯ごたえがありつつとろりとしたほくほくのウナギです。感激しました。ご飯も硬めでばっちりでしたし、タレも好み。さすがにご本尊は超大型というわけではありませんが、ジブンはこれでじゅうぶんです。

唯一残念だったことがあって。肝吸いではなかったこと。お吸い物でした。オレの肝を誰が喰ったんじゃ、って。次回は悔しいからきも焼き、食べてうさを晴らします（笑）。

（＃５９１９）