“カナダ産のムール貝”ってすごい!またひとつ、美味しいものを教えてもらいました。
特に下調べせずに、雰囲気がよさそうだったので立ち寄りましたが、
後から見れば食べログ上も高評価。
やっぱり出るもなんですねぇ。
アラカルトでセットアップもできますが、
パスタやピザなど、1品での食事できそうです。
私がオーダーしたのは「カナダ産ムール貝のアーリオオーリオ」。
結構待って出てきたそのムール貝の大きさにびっくり!!
“カナダ産”のムール貝ってこんなに立派だったんですね。
見た目からふくよかで、ムッチリしています。
口に含んでみると・・・。
私がよく食していたムール貝は、味もさることながら、
弾力性のある肉の歯ごたえを楽しむイメージでしたが、
このムール貝は全く違う!!
限りなく牡蠣に近いイメージで、
内臓部もふっくらとして実にジューシーです。
おまけにその大きさのため、
一粒丸ごと頬張ると口の中が占領され、
貝の芳醇な風味と味わいがいっぱいに広がります。
ムール貝でこれは初体験。
わー、面白い!!
カラスミをまぶした太めのパスタ麺もちょうどいい歯ごたえで、
ちょっとボリュームは足りない気もしましたが、
最後、お皿に残ったスープも掬い尽くすほど美味しかったです。
また一つ美味しいものを教えてくれた素敵なお店さんでした。
店名 |
Don Bravo(Don Bravo)
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類型 | 義式、披薩 |
預約・查詢 |
042-482-7378 |
可供預訂 |
可以預訂
【コースご利用のお客様】 |
地址 |
東京都調布市国領町3-6-43 |
交通方式 |
京王線國領站南口徒步3分鐘 距离國領 249 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
13,200円(税込)コースをご利用のテーブルでは10%のサービス料を頂戴いたします。 |
座位數 |
15 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 店外有煙灰缸 |
停車場 |
不可能 沒有停車場、單車停車場。請使用附近的停車場。 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,有吧檯座位,有沙發座位 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
有品酒師 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
誕生祝に予約を入れてお邪魔しました。
コースは10,000円のお任せ一択。
予約時、食べられないものをお伝えします。
コースに合わせて、
ドリンクのペアリングが数パターンあります。
ワインのみのペアリングのほかに、
ワインと他のアルコールのミックスや、
アルコールとノンアルコールのミックスなど、
ジャンルをわけたペアリングが用意されています。
我々は“ワイン&他のアルコール”と、
“アルコール&ノンアルコール”のペアリングを
いただきました。
机の上にはお品書き。
それぞれのお料理の主役の具材しか、
表示されていないので、
空想が広がります。
温なのか冷なのか。
生、焼、煮、いずれの調理なのか。
机の上にコトリと置かれるまで
ワクワクです。
この日、スタートは
“ミネストローネスープ”。
一般的なイメージは、
鮮やかな赤色の中に、
具材が見え隠れするイメージですが、
こちらのは、薄い琥珀色のみ。
すべての具材のうまみを抽出した、
液体のみのスープでしかも赤くない。
味覚を研ぎ澄ましていただきます。
確かにミネストローネスープの味。
不思議な感じです。
お次は、“柿とチーズのフィンガーフード”。
敢えて「指でつまむ」という所作で
いただくのが面白いです。
表面のスライスされた柿と
内側にはこってりチーズと張り合う
キューブ上の柿。
チーズと柿、二つの味の直接対決が楽しいです。
“シラスがトッピングされたカルボナーラ”は、
カルボナーラのコクに、
大柄なシラスの魚介の風味と軽い塩気、
食感が重なって、
ちょっと面白いユニークな風合いです。
次は、お品書きには“栗”とだけ。
砕かれた栗の下には・・・なんと焼き鯖が。
栗と鯖だと、鯖の方がメインに押されそうですが、
ここではあえて「栗」と表記。
鯖の強烈なイメージを封じ、
コース全体の秋色感の調和を
重んじたということでしょうか。
過去、栗と鯖を組み合わせて
いただきたことはありません。
お料理でも焼き鯖独特の強め風味を、
栗がちょっと抑えている感じでしょうか。
鯖を噛みしめる周りで、
転がる栗の欠片の食感、遊び心あります。
そして“蛸”はマリネ風。
蛸のやさしい甘さと海の香、
チューイーな食感と、
野菜の青い香と歯切れのいい歯ごたえが、
あちこちでいいバランスを保っています。
“牡蠣”は蒸し?なのかな?
加熱されていて、ぷっくりとクリーミー。
濃厚なクリームソースを受けて立つ、
十分な肉と肝の旨味です。
以前、こちらでカナダ産のムール貝をいただいて、
そのぷっくりとしたおいしさに、
「今まで食べたムール貝は何だったんだ?」と
衝撃を受けましたが、
今回の牡蠣も実においしい。
咀嚼のいらない柔らかさの牡蠣ですが、
歯応え強めの海藻トッピングを
いっしょにいただくと、
食感には抑揚が付き、
加えて、口中の滞在時間も延び、
時間をかけて味わうことができます。
“ディアボラ”は、
サクサクに焼き上げられた
パン粉が香しく、その下の鶏肉は、
ナイフで切り分けた断面に、
肉汁が上品に艶めきます。
今まで、組み合わせに驚くお料理が多かったですが、
こちらは比較イメージ通りな仕上がり。
美味しいことに違いはありません。
ピッツァは、“マルゲリータ”、“マリアーナ”、
“フロマッジョ”から選べるので、
マルゲリータとマリアーナの“ハーフ&ハーフ”にしました。
ピザ生地はクリスピーなミラノ風。
“マルゲリータ”生地の香ばしさの上に、
チーズの乳の香り、トマトの酸味の香り、
バジルの鮮やかな匂いが重なって、
賑やかさなハーモニーです。
ガーリックとバジルが効いた
“マリアーナ”もいいい感じでです。
デザートの“マジョラム”はアイスクリーム。
本当にマジョラムテイスト。
もちろん始めて食べました。
さっぱりとして、後味もいいですね。
全体を通して、
到底、普通のお店では提供されないし、
料理本にも載るはずのない、
意外な組み合わせの食材、テイストの
ハーモニーの妙に驚かされました。
どういう発想から、
こういう組み合わせを思いつくのか、
本当に不思議。マジック。
“究極の〇〇”をいただきに行くというより、
平シェフワールドを味わいに行く、
新しい冒険をさせてもらうという、
好奇心をくすぐられるお店でした。
ドリンクとのペアリングも、
個性的な銘柄が多くて、
こちらも同じく、新しい世界に
触れさせてもらったように思います。
自分が豊かになった一夜でした。