市販のお菓子を使ったオシャレなスイーツ : Tei Ru Mu Fu Ainesu Teto

玉川学園前駅下車、徒歩３分程の立地です。南口の階段を下りて小田急ＯＸ（スーパー）のある左に進み、踏切の辺りの右手にある女坂を上り始めてすぐのと右側。

ずっと行きたいと思っていたお店です。と言っても、正確には相当前に一度お茶しているはずなのですが、ケーキセットのようなものをいただいたことと、女子学生が数人でお茶していたこと以外、不思議と覚えていないのです。

記憶のない、つまり印象に残っていないお店に、なぜ再訪の思いでいたかというと、いろいろなサイトにこちらのお店のスイーツが「素晴らしい」とあったから。

本日、用事で近くまで来て思いがけず訪問の機会となりました。ドアを開けて店内に入っても、期待に反して何一つ記憶は甦ってきません（内装が変わったのでしょうか、まったく見覚えのない店内）。

ドリンクメニューからロイヤルミルクティーのラスク添え（正式な名前は失念）をチョイス。間を置かず運ばれてきたのは、ウィンナーコーヒーのような生クリームにラスクが３枚ささったアイスロイヤルミルクティー。ハチミツとブランデーが使われており、この二つが絶妙に効いています。

生クリームがめっちゃくちゃ美味。あっという間に飲み干し、まあるいかわいいスプーンで生クリームをペロリ。氷についた生クリームや氷の下の生クリームもいただきたかったのですが、自制しました。

ラスクの代わりにキャラメルコーンやポッキー、しみチョコ、グラノーラ、パイナップルを使ったものがあります。身近なお菓子がオシャレなスイーツに仕上がっているのです。

お冷とは別に冷たいほうじ茶を出していただいていたのですが、食べ終わった頃、途中で交代した男性スタッフが温かいほうじ茶も持って来てくださいました。

余談ですが、この女坂を上っていくとお店と同じ右側に「ぬぼこ山本宮」という独特の雰囲気の神社があります。そしてさらに少し行くと左側に「トランプ」というアンティークと雑貨のお店が。残念ながらトランプはもう数年休業しています。このお店、一歩中に入ると空気が違っていました。ジブリ映画の「耳をすませば」で主人公の月島雫が初めて天沢聖司のバイオリン工房に足を踏み入れた時、あの場面から感る空気感と同質のものです。
そう、ファインエステートさんを知ったのはトランプさんがきっかけでした。

素敵な一軒家のお店が点在しているのが玉川学園の街、あまり知られていませんが。