この場所になくてはならない、地元ご常連のオアシス。 : Yakitori Yocchan

■来店日
平日の18:00頃、ご常連に連れられて3名で来店しました。

■アクセス
京王線南平駅の目の前にお店があります。

■外観、内装、雰囲気
外観はどの街にも1軒はあるような駅前の焼鳥屋さんです。
もっと古い店舗を想像していましたが、
3階建の意外としっかりした建物でした。

店内はさすがに結構な年季の入りようで、
カウンター席がグルッとＵの字に20席ほどと
小上がりに3卓テーブルがあり、計30席という広さです。

■客層
噂には聞いていましたが、まだ18:00という日も高い
時間帯でありながら、カウンターはびっしり満席です。
中高年男性がほとんどですが、若めのカップルなどの姿もチラホラ。
そうこうしているうちに家族連れも訪れるというカオスっぷりです。

■料理・ドリンク
ここはなんといっても焼鳥ですが、一品料理も少なからずあります。

メニューは壁に所狭しと貼られているのですが、ゆっくり吟味する
時間も与えられず、女将さんにすぐ「タレ？塩？」と聞かれます。
「どちらがおすすめですか？」とお伺いすると「両方」とのこと
なので、それぞれ10本ずつおまかせでお願いしました。

「塩串おまかせ10本」
　　塩はネタの上におろしにんにくを塗ってから焼かれますので
　　にんにくの香ばしい薫りが特徴的です。
　　鳥串やなんこつなどの焼きあがりも丁度良く、
　　柔らかいお肉で美味しいですね。
　　にんにく風味がウリだからか、あまりしょっぱくないのも
　　好印象でした。

「タレ串おまかせ10本」
　　タレは甘辛でこちらも美味。
　　タレ串はにんにくを塗って焼きませんが、
　　おろしにんにくがお皿の脇に大量に盛られています。
　　これをたっぷりつけるとより美味しいのですが、
　　さすがに翌日がある場合は躊躇しますね。
　　レバーやシロなど、こちらも柔らかくて良かったです。

「厚焼き玉子」
　　黄色みがキレイなお寿司屋さんの玉子焼きです。
　　既製？という雰囲気も若干あるのですが、
　　甘い味で口直しにちょうどいいですね。

「かまぼこ」
　　板かまぼこを切っただけの一品。
　　板もそのままお皿に乗っています。
　　山葵漬けが大量についてきますので、
　　この山葵漬けを乗せて頂くと超美味。
　　これは呑兵衛のつまみには最適です。

ドリンクはジョッキの凍った生ビールを数杯と
焼酎のボトルをいただきました。　

■接客
よっちゃんこと大将と女将さん、息子さん、バイト君という構成。
丁寧で気を使ってくれるなどという接客ではありませんので、
注文などは積極的にガンガンいく必要がありますね。

■ＣＰ
3人で9000円ぐらいでした。
結構食べて飲んでですので、CPはなかなか良いと思います。

■全体の印象
吉田類さんもときどき訪れるという、知る人ぞ知る有名店です。
とはいえ、わざわざ遠方から訪れるようなお店ではなく、
地元のご常連方が毎日の夕飯変わりに集うようなお店です。

なので、串も料理もびっくりするほど美味しいというわけでは
ありませんが、明日への活力をチャージするには、
この馴染みの味が丁度良いのでしょうね。

ごちそうさまでした。