店名 |
Deri
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類型 | 印度咖哩、印度料理、巴基斯坦料理 |
預約・查詢 |
076-422-5156 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
富山県富山市山室391-3 |
交通方式 |
通称「立山通り」中市交差点から南(県道・富山大沢野線 山室(西)交差点方向)へ100メートル進み右側 距离大泉 716 米 |
營業時間 |
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預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 无使用電子錢 |
個人包廂 |
可能的 可容納8人 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 店の裏10台(同じ敷地に他店用の区画もあるので注意) |
空間、設備 |
平靜的空間,座位寬敞,有情人雅座,有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
富山の「デリー」は、富山市と高岡市に各2店舗があるインドカレーの店だ。デリーと言えば、上野発祥で東京有数の人気有名カレー店で、創業者は富山出身だ。カシミールカレーなどいくつか同じ名前のカレーを出していて、富山の方は約50年前に暖簾分けされたらしいが、味やメニューは大きく異なる。東京のデリーのカレーは、ライスに”シャバシャバ”のスープのようなカレーが基本で、お店独自の日本のカレーライスだ。それに対して富山のデリーは、1つのプレートにナンやカレーを小さな金属製の器に盛って並べ、店員はみんなインド人という、よくある北インドスタイルがメインのカレー店だ。
【料理、味】
その富山デリーの山室店のランチは、700~800円のA~Cランチと、スペシャルランチ(1,100円)が、まずは無難でリーズナブルだ(他にも単品、セットメニューはたくさんある)。また、薬膳カレーや富山ブラックカレーといった、富山の郷土色を出した特徴的なメニューもある。
今回は、カレーが2種類つく「スペシャルランチ」(税込1,100円)を選択。
1.カレー2種
「コルマ」は、「甘酸っぱいパキスタン風カレー」。見た目も味もスパイシーなデミグラスソースという感じだ。辛さはそんなにない。コク深くまろやかな甘味と酸味が絶妙に溶け合っている。デミグラスソースとカレーが融合した、奥深く不思議な味わいだ。ご飯にかけてみると、玉ネギが茶色くなるまで炒めて少し焦げたようなほろ苦さも感じる。これは、他の店にはない、デリーならではの逸品と言えるだろう。「牛すじコルマ」は、きっと旨いと思う。
「チキンバリ」(ひよこ豆のカレー)は、ターメリックの黄土色でカレーらしい見た目をしていて、結構スパイシーな刺激がある。ひよこ豆がいっぱい入っている。
北インドスタイルのインドカレー店は、ある意味、どこも似かよっている。店によって味にすごく大きな違いはないと思うが、この店のカレーは、味がぼやけた感じがしなくて、スパイスの奥深さや心地よい刺激などが感じられ、店独自の味もあり、なかなかよいと思う。それに、本家上野のデリーのシャバシャバで水っぽいカレーは、どうも物足りなくて、それと比べたら、富山店のカレーの方が個人的にはいい(上野の店の食べログの評価は、東京屈指の高さだが)。
2.チキンディッカ
味はタンドリーチキンと似たようなもので、骨つきでなく、小さめにカットされたスパイシーなチキン。
3.ミニサラダ
4.ナン&ライス
ナンは、1つのナンの中でも「もちもちふかふか」の部分から、煎餅のように「薄くてパリパリ」までいろいろな焼き加減になることがある。今回のナンは、全体にわりと均一な少し堅めの焼き加減で、もちもちふかふか感は少なめで、焦げて「パリパリ」も少なかった。
ご飯は、カレーに合うように水分と粘り気が少なく、粒立ちのいい、おいしいお米だった。
5.ドリンク
ラッシーとチャイから選択。ラッシーは、小さめのグラス入りだった(ちょっと珍しい)が、量は普通にあって、味が薄いこともなかった。
【サービス】
ラッシーは、食事の終わりの方の丁度いいタイミングで出てきた。インド料理の店員さんたちを見ていると、インド人って、そんなに悪い人はいないんじゃないかという気がしてしまう。悪役レスラーで名をはせたタイガー・ジェット・シンも、実はいい人だったらしい。
【CP】
カレー1種類のランチセット(700~800円)は、東京よりも安くて、リーズナブル。カレー2種類のセットは、銀座に同程度の値段の店もあるが、悪くない。
【総合評価】
富山の北インドスタイルの店の中では、カレーのクオリティーは結構高く、値段もリーズナブルな方で、メニューの種類も多く、総合的に満足できる。似たような店が多い中、富山市内では個人的にはここが気に入っている(ナンがもう少し「もちふか」なら、なおよいのだが)。