この価格でこの内容、この満腹感。人気は本物です。
かなり以前、高岡の高の宮通り端にあった頃は何度か行ったルパンさんですが、我が家の近くに移られてからは、とんと行かなかったのも不思議です。でも、いつも駐車場は満車で土日ともなれば貸切の札がかかっているのを見て、繁盛していて何より、と見守っておりました。
さて、予定より少し遅くなった今日のお昼は、次に近くの整形外科に行くことを踏まえた昼食場所をいくつかリストアップしてみたら、ルパンさんが一番いいかも、ということになり、ランチのラストオーダーギリギリの13:57にルパンさんに駆け込みました。
メインのランチかパスタのランチで、どちらも黒板のメニューから中心となる一皿を選ぶようです。システムがいまいち飲み込めず、選ぶのにもたつきましたが、私も妻もメインランチで行くことは既定のコース。すると、メインの一皿も、私は県産ポークのアミ焼きディジョンマスタードソース(1,500円)と前菜(+450円)、妻は骨付鶏モモ肉の煮込み赤ワインソース(1,500円)にデザート盛り合わせ(+350円)にほぼ自動的に決まりました。
まずは前菜3種。ハモンセラーノとトマトと鯵のパテ、鯵のエスカベッシュ。薄いくらいの塩味がついたハモンセラーノや煮こごりが寿司ネタみたいなパテは、どちらも後味良く、軽いジャブで食欲をましてくれます。エスカベッシュ(唐揚げの魚のマリネ、って洋風南蛮漬けなんですね)の鯵は4センチくらい。いい感じで素揚げされ骨まで食べられます。
醤油ベースのドレッシングのサラダと、パン(サクサクふわふわのフォカチャにオリーブオイルがかけてあります)と、かぼちゃのスープは1,500円の価格の中。でも、かぼちゃ以外の味付けが控えめでプツプツとかぼちゃの食感も少し残して、かぼちゃ感を強く押し出したスープは、量もたっぷりでその価格からはみ出ると思います。
メインが出てくる前に、パンのおかわりをもらいました。メインのソースを全部食べたいですからね。さて、メインの皿が運ばれてきます。私のポークは厚さ1.5センチはあるハガキ大の分厚い肉が中薄っすらピンクに焼き上げられてる。この肉の佇まいだけで嬉しくなります。妻の方はモモ肉一本まるまる煮込んであり、ホロホロと肉が骨から離れていきます。この鶏モモの赤ワイン煮(コッコーバン)は大学時代よく私が家で作ろうと試行錯誤していたメニュー。もちろん酸っぱくなった私の失敗作と違って、甘いくらいの旨味のある煮込みに赤ワインの風味が染み込ませてある。こんなの作りたかったのにな。
「あ、、」妻がしまった、という顔で咀嚼を止めました。口の中でガリッといったそうです。付け合わせの生しいたけに砂でも混ざっていたのかと思ったらしいのですが、真相は、つぶ塩でした。大きな結晶の塩がモモ肉の上で光っているのが見えます。すると、と思ってマスタードソースを噛み締めながら私も豚肉を気をつけて噛んでみると、こちらにも大粒の塩がかけてあります。もちろん最小限に控えめに。これだけの仕事をしてある肉をつぶつぶのマスタードソースと噛みしめる、満足です。
付け合わせは大根、蕪、筍(近くの福岡町産でしょうか)小松菜、生しいたけ、ルッコラ、そしてコゴミ。旬の野菜の彩りがとっても鮮やかです。
デザートは、ガトーショコラ山椒風味、レモンシャーベットとココナツアイス、カスタードプリンの三品。特にガトーショコラの山椒、口に入れようとした瞬間にもう山椒の香りが口の中に広がります、これは初めての味覚。素晴らしいです。コーヒーはドリップしたのがモリモリになって運ばれて来ます。サービス精神がカップから溢れてしまいました。
ソースまできれいに全部食べてしまったのが良かったのか、お会計の時、厨房の奥でシェフがわざわざ顔を見せてくださいました。結局、3,800円に消費税をつけて4,104円でしたが、この価格でこの内容、この満腹感、人気が出るわけです。いつも駐車場が満車なのはわかります。
しばらく会わなかった旧友と再会すると、すごくいい男になっていたみたいなちょっと嬉しい気持ちになったランチでした。
店名 |
Le pin(Le pin)
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類型 | 法式小酒館 |
預約・查詢 |
0766-29-1165 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
富山県高岡市上黒田268-1 |
交通方式 |
JR城端線二塚(ふたつか)駅から徒歩約15分 (高岡おとぎの森公園そば) 距离二塚 864 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、JCB、AMEX、Diners) |
座位數 |
35 Seats ( カウンター6席、12テーブル) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可容納50人以上 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
前回、お肉をいただいていたく感心したので、今回はパスタランチにしてみました。パスタランチAコース(サラダ、パスタ選ぶ、飲み物)(1000円)というシンプルなコースでお手並み拝見です。
迷ったのはパスタを何にするか。本日オススメのが黒板に書いてあるのですが、なるほど食材に敏感に反応するプラス料金。定番パスタはアマトリチャーナ(ベーコンと玉ねぎのトマトソース)、ボンゴレロッソ、ボンゴレビアンコ、ペペロンチーノまでが範囲内でカルボナーラはプラス料金がかかる。
今日はお手並み拝見なのでプラス料金がかからないように、妻は定番からアマトリチャーナ、私はオススメからベーコンとナスのトマトソーススパを選択し、飲み物も、妻はウーロン茶、私はジャワティーにしました。
考えてみたら、玉ねぎかナスの違いだけ。どうなるのかな。
まずはサラダ。自家菜園をやっておられるようなので、そこで採れた新鮮野菜が生き生きしています。しかもドレッシングがとても美味しい。オイルの香りや醤油(?)の味わいだけでなく、刻まれた玉ねぎ砕かれたツブツブが入ってる。ゴマでしょうか?ナッツでしょうか、こいつがいい香りや味を加えてくれる。サラダを食べ終わった後少しだけ残ったドレッシングを飲み干しそうになりました。
ほぼ同時に提供された2つのパスタ、というかスパゲティ。当然見た目もほとんど同じ。早速食べてみましょう。スパゲティがちゃんと芯を残した固めの茹で加減なのが良心的です。ただ、気持ち細い。食べすすめると、この細さが物足りなさに繋がってくる。トマトソースがべちょっとした感じなのにお上品なパスタが負けているのです。できればズィタみたいな穴が空いた長いパスタのようなぶっといパスタなら、このソースがいっぱい食べられて嬉しいのに。とても残念です。
パスタは少し残念でしたが、野菜やドレッシングが美味しかったです。地元のお店ですから、応援してますよ、っていつも満員ですけどね。