店名 |
Kawanabe(Kawanabe)
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類型 | 烏龍麵、蕎麥麵、炸蝦丼飯 |
預約・查詢 |
0763-33-5632 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
富山県砺波市三郎丸331-1 |
交通方式 |
国道156号線砺波市役所より500メートル。 距离油田 649 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX、JCB) 可使用電子錢 |
個人包廂 |
可能的 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位,有日式包廂 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
12月の中旬。
富山の女性スタッフのお母さまが亡くなられた。
私は前の会社の先輩でもある福井のスタッフと待ち合わせをして告別式に参列した。
出棺直前の帰り際、彼女から「年明けに出社できるように準備します」の言葉が・・・。
私は「もう少しゆっくりすれば???」と言ったのだが、
彼女は「本社の○○さんに手伝ってもらってもうマンションも決めましたから」
ゲッ、まだ勤務地も配属も決めていないのに・・・(汗)
まあ、当面は本社で北陸地区も担当してもらう事になるので良いのだが、
実は私は彼女にはいずれちょっとした要職についてもらいたいと思っている。
それだけの能力の持ち主であることを知っているからだがしばらくは黙っておこう。
葬儀場を出ると、先輩が「大門素麺食べに行きましょう」と言う。
「大門素麵(おおかどそうめん)」
富山県の砺波地方で作られている素麺で、
特徴としては、やや太めでしなやかな中にもコシが感じられる素麺。
先刻ご紹介した「氷見うどん」が「太麺」の引っ張り系麺の中で最も好きだとすれば、
「細麺」の素麺の中ではこの「大門素麺」が最も好きで、
富山はブラックラーメンと共に私にとっては「麺天国」なのである。
ちなみに、引っ張り系の「中細麺」では、
こちらも過去にご紹介した事がある三重・四日市の「大矢知の冷麦」が最も好きで、
これは毎年お取り寄せしているほどです。
ただ、ほぼ「海津屋」と「高岡屋」の2社の寡占でどちらも美味しい「氷見うどん」とは違って、
「大矢知の冷麦」やこの「大門素麺」は個人の製麺所の「協同組合的ブランド」なので、
製麺所によって結構味が違っている。
「大矢知の冷麦」もいくつも食べ比べてようやく今の店(『前川製麺所』他)にたどり着いた。
そういう面ではまだ「大門素麺」はそのレベルには達していなくて、
一応、過去最も美味しかった「末永さん」の品があれば買い求めているといった感じ。
さて、砺波に着いたのは良いものの、
食べる事に全く頓着しないこの先輩が美味しい店を知っているのかとても不安ながら、
カーナビに誘導されるまま一軒の店にやって来た。
「塩天丼の店」とデカデカと看板が出ている???
「えっ?」と思ったが、先輩は何も言わず店に入って行く。
メニューを見ると確かに「大門素麺」がいくつかある。
「どれが良いのですか???」
「好きなものでいいんじゃない???」
私はきっと大門素麺の良さが最も発揮できるだろうと思い、
「茄子の煮浸しと柔らかニシンの甘露煮の大門素麺」(1,100円)をチョイスした。
これは要するに和食のコースに時々出てくる「鯛そうめん」のような感じのもの。
つゆに浸けたり温かいにゅう麺のようなものではない。
底に少量のダシがあって基本は具と共にそうめんを食べるというもの。
(つゆに浸けて食べることもできます)
この地方の郷土料理との事だ。
先輩も何故か笑いながら同じものをチョイス。
大門素麵のしなやかさとコシの強さを感じられるこの料理は絶品。
素揚げした茄子の煮浸しのコクと煮汁。
ふわふわに柔らかいニシンの甘露煮の甘さがダシで中和されてちょうど良い塩梅になる。
「これは美味い」
食に興味が無い先輩もこれは気に入ったようだった。
「ところで、どうして先輩が大門素麺を食べ行こうと言い出したの???」
私はこの日最大の疑問をぶつけてみた。
「実は、富山の彼女から『ボスをこの店に連れて行って欲しい』と言われていた」
「しかも『きっとボスはこれを選ぶでしょう』と予言していたので笑っちゃったよ」
なるほどそういう事だったのか・・・。
私は、ほんの少し馬鹿にされたような屈辱感はあったものの、
改めて彼女の気遣いと私に対する理解の深さと信頼に感激した。
私たちはその後、これも彼女から聞いていたという「大門製麺の直売所」に行った。
でもこの日は休みのようだったので近くの「道の駅」に行った。
「大門素麺」を買い求めるためである。
ところが「大門素麺」も「大矢知の冷麦」と同じように、
「冬の間に作り、春から売り出して売切れたら終わり」だという。
「初冬のこの時期にはまともなものが残っているわけがない」という事。
あるとすれば、料理店に分けてもらうか、スーパーにある量産品を買うしかないとも言われた。
確かに「大矢知の冷麦」もスーパーなどには一年中大手メーカーの量産品が売っているが、
全く美味しいものはない。
少なくとも美味しい製麺所のものに比べたら足元にも及ばないのは体験済みだった。
「きっとこの話を私が彼女にすれば彼女が送ってくれるでしょ」と先輩。
「そうだな」と思いつつも、「大門素麺」もいろいろ食べ比べてみたいと思うのでした。
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リアルな最近、久しぶりのアメリカ出張を控えて現地とのやり取りが多くなっています。
ただ時差の関係で、普段食べログをする時間(夜)に現地とのやり取りが多く、
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悪しからずご了承くださいませ。