和歌山の魚〜 : Izakaya Jougetsu

　平日の夜に訪問。
　入ってみるとカウンター9席、4人掛けテーブル4席ほどで客はまばらでした。
　昔は2階を宴会場としていたみたいですが、コロナで閉めたそうです。
　今は宴会メニューもなく、単品注文だけだそうです。

まずはメニューを見てみると日本酒が和歌山のものだけでもたくさんあり、悩んでいると大将？から飲み比べ3種というがあるよと言われ、760円でそちらを頼みました。　
　和歌山のお酒10種類から3つ選べて楽しいです。
　今回は、車坂純米、太平洋純米、般若湯純米を頼みました。

　出てきたグラスを上から覗くと銘柄が分かるようになってます。
　どれも味が違い楽しめました。

　突き出しはさんま。
　注文したのは、

　天然ひらめの造り780円。厚めの5切れでしたが個人的にはもう少し薄い方が好みでした。

　猪肉の塩焼き860 円。ポテサラ付きです。
　ポテサラは厚いハムが特徴的でした。
　個人的にジビエ好きなのでおいしかったです。
　メニューの鹿のソテーも魅力的でしたので次はそちらを頼みたいです。

　うつぼのたたき880 円。
　和歌山では、うつぼはそれなりに食べられているようで、農林水産省のホームページでは和歌山県南部地域でうつぼの佃煮が郷土料理として紹介されていました。
　皮は少し厚く味はかなりあっさりしていました。
　ふぐの刺身と同じ感じで身の味を味わうというより、たれを付けて味わうもののような感じでした。

　バリコの一夜干し380 円。
　一般的にはアイゴと呼ばれる魚です。
　小さいからバリコなのか、大きくてもバリコなのかはよくわかりません。
　真鯛も小さいのはチャリコっていいますしね。
　昔釣って塩焼きにしたときはかなり癖のある味だったのですが、手のひらサイズの一夜干しだと癖はなく、バリバリと食べられ美味しくいただきました。

　値段的には高くもなく安くもなくですが、普通の居酒屋ではないようなメニューが沢山あり個人的にはとても好きです。
　チャンバラ貝や亀の手など食べたことのないものもいろいろあるみたいなのでまた次回に頼みたいです。

　美味しかったです。
　ごちそうさまです。