居酒屋らしい居酒屋 : Izakaya Jougetsu

和歌山市の県庁前交差点から少しだけ北西方向に入った路地にあるお店。
呑兵衛の私にとって安心・納得のできる居酒屋である。

では、この店のどこが納得できるのかというと・・・
１．料理の値段が安い
私はアテとして少しずつ色々な料理を食べながら酒を飲みたいタチなので、いくら美味しいとか新鮮だとか説明されても、一品当たりの値段が千円を超えるような料理を注文することには抵抗を感じてしまう。
その点、この店の料理のほとんどは500円以下の価格設定。
だから、気軽に注文できる。

２．料理が美味しい
いくら安くても「安かろう不味かろう」ではリピートする気になれないだろう。
この店の料理は値段の割に美味しい。
例えば「活サバの造り」というのを食べたのだけど、実に美味しかった。
サバは昔から「サバの生き腐れ」と言われるように鮮度が落ちやすく、〆鯖にして提供する店が多い中、刺身で出せるとはよほど鮮度に自信があるのだろう。
もちろん刺身だけでなく、煮物・焼き物・揚げ物なども総じて美味しい。

３．料理の種類が多い
例えば、ウツボのタタキ、行者ニンニクの天ぷら、アボカド明太子マヨ、ハランボ塩焼き、サメのミリン干し等々、珍しい料理も多く、なかなか全メニュー制覇に至らない・・・すなわち何度来ても食べたことのない料理を食べられるので、飽きない。

４．日本酒の種類が多い
地元和歌山の地酒「紀美野」が美味しいことを、この店で初めて知った。
店の奥にある冷蔵ケースの中に、全国の酒蔵から取り寄せた珍しい日本酒が多数並べられていて、次は何を飲もうかと迷うのも楽しい。

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店の人はどちらかというとおとなしいほう？で、向こうから話しかけてくることは少ないけど、こちらから尋ねたことにはきっちり答えてくれるし、感じは悪くない。
店員が常連客とベタベタ話をしているような店よりは、ずっと好ましい。
カウンターもあるので一人でも気軽に入れるし、2階には宴会のできる個室もある。