夜のコースは秀逸です : La mia Ricetta

2019年5月　訪問

老いても洋食好きな両親をディナーに招待、
リチェッタさんの5,000円のコースで予約しました。

【前菜①】和歌山産タケノコとエビのインサオール
インサオールって初めて聞く料理名ですが、
天ぷらのような感じです。
天ぷら専門店のように極限まで薄い衣で揚げたエビは、
程よく水分が抜けて旨みが凝縮されています、
和の食材のタケノコと合わせる所が粋ですね。

【前菜②】ノルウェーサーモンのパイ包み焼き　サフランソース
サフランの黄色に野菜の緑や赤が映える、
見た目にも美しい一皿が登場。
パイで包まれたサーモンはしっとりいい感じ、
下に添えられた青菜やシイタケと合わせると、
食感や風味がさらにプラスされますね。

【スープ】カボチャの冷製スープ
初夏には冷たいスープがうれしいですね。
洋風のお出汁がよく出ていて、
手間暇かかってそうな一品です。

【パスタ】イタリア産ポルチーニ茸の自家製手打ちパスタ
名前だけでテンションが上がりますが、
ポルチーニ茸のいい香りが漂ってきて、
食欲がそそられます。
少し平たい手打ちパスタに、
ベーコンの塩味が効いたホワイトソースが良く合います。

【メイン】宮崎産牛肉の低温ロースト　赤ワインソース
低温でじっくりローストした赤身肉はレアで柔らかく、
両親もペロリといけました。

【自家製デザート】
今回はティラミスでした、
グラスに入った見た目にも涼しげなティラミスです。

近所に住んでいながら未訪問だった両親も、
本格的なイタリアンを味わうことができたと満足気でした。
手間暇かかった料理をありがとうございました。

2018年1０月　訪問

私の誕生日ディナーで日赤ウラのラ ミア リチェッタさんへ。
食べログでの情報が少なかったのですが、
シェフはイタリアでも修行されたという口コミを見て、
まず間違いなかろうと初訪問してみました。
予約の際に5,000円のコースをオーダーしました。

早めに予約していたので奥のテーブルに案内して下さりました。
着席すると、本日のコース内容とドリンクメニューが書かれた
メニュー表を持って来てくれました。
コースの内容を知らせてくれるあたりにシェフの熱意というか
料理に対する想いが伺えます。
ワインはイタリアのシャルドネ（3,240円ぐらい）をボトルで
オーダーしました。

【前菜①】　活けサザエのカルパッチョ　キモとハーブのソース
料理名を見ただけでテンションが上がってしまいますが、
サザエのなんと大きなこと！
サザエのカルパッチョなんて食べたことなかったのですが、
ほろ苦いキモの部分はコクのあるソースに使われていて、
とてもおいしい。
前菜から贅沢な一皿を味わうことができました。

【前菜②】　活け真鯛の香草パン粉焼き
メインでもおかしくない料理が前菜で出てきました。
焼き加減が絶妙で、香ばしくておいしい。
底のチーズ風味のソースも絶品です。

【スープ】　カボチャのスプーマ　スープ仕立て
カクテルグラスに入ってスープが出てくるのは初めてです、
グラスに入っているので冷製かと思いきや暖かくて、
これまた裏をかかれました。
きめ細かいカボチャのスープでした。

【パスタ】　ポルチーニ茸を包み込んだ　トルテッローニ　ゴルゴンゾーラチーズソース
変った形のパスタです、ラビオリの様に中に具を包んでいます。
ソースに散りばめられた香草やナッツも色鮮やかで、
見た目にもおいしそうな一皿です。
具はポルチーニ茸とジャガイモで、とても風味豊かな味わい、
ソースのゴルゴンゾーラもマイルドなので、
息子も「これならイケる」、と満足そうでした。

【メイン】　フランス産鴨ロースのポワレ　ポルトワインソース
なんとメインはフランス産の鴨ロース♪
野菜の土台とともにこれもキレイな一皿です。
鴨の焼き加減も絶妙で、甘めのソースとも合います。
底にネギが添えられていたのは洒落でしょうか。

【デザート】
クレームブリュレにリンゴのシナモン風味にサクサククッキー、
それにアイスが添えられていて、なかなかのボリュームです、
すでにお腹いっぱいでしたが、こちらは別腹です。

某ごちバトルに出てきそうなお店で頂くと、
恐ろしい値段になりそうな料理の数々が5,000円
って、驚きの内容です、コスパ高すぎです。
ピザとスパゲッティでごまかさない本物のイタリアン
を味わうことができ、家族一同大満足のディナーとなりました。