クエ鍋の宿 : Shirasagi

今年最後の家族旅行は、和歌山県へ。
今夜の宿はこちら。
夫がクエを食べたいと言い、予約しました。
宿に入る頃、丁度日が沈む時で、3階の部屋からは夕日が綺麗に見えました。
お風呂のボイラーが故障しており修理中とのことで、まだお風呂には入れなかったので散歩に行くことにしました。
宿の直ぐ近くに道の駅があるようだったので行ってみましたが、温泉はありましたがその他には大した物はなく直ぐに帰って来ました。
帰ってしばらくするとようやくお風呂の準備が出来たとのことで早速入りに行きました。
この日は5組程のお客さんでしたが、一気にみんながお風呂に行ったので、女風呂は大賑わいでした。
お風呂は内風呂しかありませんが、普通の温泉の湯の他に3種類の湯があり、この日の女湯はレモン、アロエ、薬草でした。
源泉なので冷たかったんですが、どの湯も肌がツルツルになって気持ち良かったです。
お風呂から上がると、部屋には夕食が準備されていました。
今回のメニューは、前菜、茶碗蒸し、お造りの盛り合わせに、クエ鍋、お吸い物、ご飯、漬物、みかん。
お造りは6種類くらいあったかな。ブリは脂が乗っていて、伊勢海老は甘くて、どれもとても美味しかったです。
クエ鍋は、白身の魚ですが鍋で煮ても身が崩れず、噛むと弾力がありました。
白身なので淡白ですが、鍋に結構脂が浮いていたので、普通の白身魚よりは脂が多いのかな。
全体的にあっさりなメニューだったので、食べ終わってお腹はいっぱいになりましたが何だか物足りなさを感じました。
天ぷらとか、ご飯も雑炊だったらよかったのにな。
そして、お風呂にもう一度入り、おやすみなさい。
翌朝も早起きしてお風呂に入りました。昨夜とはまた違った3種類に湯に替えられていました。
一泊でいろんな種類の湯に入れてお得な気分です。
お風呂から上がって部屋に戻ると布団が上げられていました。
朝食は、伊勢海老の頭の部分のお味噌汁、魚のひもの、温泉玉子、小魚の佃煮、高野豆腐の煮物などでした。
伊勢海老のお味噌汁は、海老の味噌が濃厚で美味しかったです。
今回娘は小学生料金だったので仕方ありませんが、夕食も朝食も今回楽しみにしていた料理とは全く違うもので、ハンバーグやエビフライなどどこにでもあるようなものでした。せめて、お造りは２品くらいはほしかったな。
朝食にいたっては、干物や煮物など全く無く、普通のお味噌汁にご飯と、温泉玉子と佃煮だけでした。
これはちょっとひどいな。魚の干物くらいはほしかったな。
温泉は良かったんですが、料理が物足りなかったのが少し残念でしたね。