店名 |
Tokuno
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類型 | 日式小酒館、海鮮、郷土料理 |
預約・查詢 |
0739-24-1871 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
和歌山県田辺市湊1002-3 |
交通方式 |
距离紀伊田邊 162 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
個人包廂 |
可能的 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位,有日式包廂 |
料理 |
對魚類料理講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
18時に予約の電話をしてみたら、やはり満席。
一か八か、それでも飛び込んでみたら、ラッキーなことにカウンター3席空いたばかり。
ウツボを食べようと立ち寄ったのですが、冬の風物詩のようで今の時期は漁もしてないとのことで断念。
で、注文したのは、定番の「モチガツオ」
ハゲ(カワハギ?)の刺身
鰹のハラミの塩焼き
ナガレコ(とこぶし)の煮付け
そして、鯨のたれ焼き
またまた、嬉しいツマミを発見。
その名は「イソモン」
湯がいてたべる貝の総称で今日の貝はこのあたりでは、シリタカと呼ばれるイソモンの中では上等な種類。
懐かしい、忘れかけていた記憶を呼び覚ましてくれました。シリタカ以外にはクロベとか、ちょっと苦味のあるニシガイとかもあったかなあ。
田辺の食に脱帽。
そして、本日2012年5月21日は金環日食。
縁あっての生まれ故郷で見れたことに感謝。
2013年5月4日3度目の来店
和歌山県田辺市の徳乃に来た。
和歌山県南紀の食文化「ケンケンガツオ」についてのみ、追記しておきます。
3月末から5月中頃にかけて、沖を西から東に流れる潮流、
黒潮がどんどん北上し、すさみ町沖に接岸するくらいまで迫ってきます。
この黒潮の幅は場合によりますが、約50キロ。
カツオはその北限を南西から突っ走ってきます。
天気の良い日には岸から沖を眺めると、真っ黒な潮流と、その北限で群れる漁船が見えることもあります。( 山根博信さんの「さかなやおやじの日々雑魚」より抜粋 )
夕方水揚げされた「ケンケンガツオ」
その食感を「モチガツオ」と呼んでいます。
ただし、翌日になったケンケンガツオをモチガツオとは呼びません。
因みに「ケンケン」とカツオの種類ではなく、釣り方の技法です。
美味しい釣り方なので、特別な言い方を込めて「ケンケンガツオ」と呼んでいます。
「巻網漁」のように60キロのスピードで泳いでいるカツオをいきなりストップさせ、押しつぶされて、キズをつけたり、
高知の「一本釣り」のように、釣り上げられ、そのまま甲板で放置してストレスを与えられられながら死んでいったカツオではなく、
「ケンケンガツオ」は、疑似餌をつけて、トローリングで釣られ、即昇天させ、血抜きをし、氷水に頭からつけて、水揚げされカツオに極力ストレスを与えない漁法なのです。
これがなんと、食卓に並ぶ夕方に市場に出回ります。
居酒屋に行って、もし、朝水揚げされたカツオならば、店主が申し訳なさそうに「朝とれたやつやけどエエかなあ」って言われます。
美味しい釣り方と夕方に市場に出回る流通システムを構築した田辺の伝統的な食文化に脱帽。