店名 |
Tsukumo
|
---|---|
類型 | 天婦羅、蕎麥麵 |
023-688-5583 |
|
可供預訂 |
無法預約
来店後に満席なら、名前を書いて待つ |
地址 |
山形県山形市成沢西1丁目1-23 |
交通方式 |
山形駅より山交バス 沼の辺-大学病院線 東海大山形高行き乗車 距离藏王 1,179 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥4,000~¥4,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
---|---|
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
有吧檯座位,有日式包廂 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
關於兒童 |
接待兒童 |
山形県の山形市成沢にあり、食べログの天ぷら百名店にも選出されたそばと天ぷらのお店です。カウンター席、テーブル席があります。
◼️頂いたメニュー
・季節の二色板そば ¥5300
・アワビの天ぷら ¥1600
・子持ちのほたて天ぷら ¥1000
2023.4
休日に友人に声をかけて出かけたのは、食べログにおいても「天ぷら 百名店 2022」を受賞された、そばと天ぷらのつくもさんへ。こちら、いわゆる食通を唸らせる天ぷらを提供されるというイメージが強いお店なので、気軽にファミリーでという雰囲気とは少し異なる感じなので参考程度にご覧くださいませ。
ランチコースは安くても3,000円から提供されており、天ぷらを一品一品を揚げてくれたものを提供してくれます。現金と時間の余裕をみて計画されるのが良い感じです。
さて、開店時間の11時半よりも早く到着するも、既に店舗前の駐車場には車が並んでおり、玄関口には、既に「40分待ち」というボードが・・・。どうしたものかと、とりあえずウェイティングボードに記入するべく中へと入ってみると、カウンター席には既に数組のお客が座っていました。自分らが2人だと告げると、空いていたカウンター席へと案内してくれました。
ただ、先客への料理提供があるので、注文は時間を置いて確認するとのこと。開店時間に入るも、既にコースの後半へと差し掛かっているお客もいたので、後に女将さんに聞いてみれば、休日だと早い人で、10時半頃から並んでいる人もいるので、その場合に限っては早くに店を開けることもあるんだとか。
席に着き、メニューを確認し、先客への提供が落ち着いたあたりで、注文を受けてくれました。せっかくの機会だからと【オマール海老天付きの天ぷらお任せ8品+蕎麦のセット】をお願いしました。このコースすごいね。5千円越えです。気軽なランチ枠を超えてますが、特別な友人との会食の機会ですから、たまの贅沢一期一会な気持ちでお願いしています。心残りがないようにと、気になる天ぷらも追加しちゃいました。
【オマール海老天付きおまかせ天ぷら8品】
お膳に用意されていたのは3種の塩は、左から「玉ねぎ」「ハーブ」「カレー」と用意されています。目前のカウンター越しに店主さんが、天ぷらを揚げており、出来上がりを目の前に届けてくれました。
【海老の頭、殻、海老天】
海老ひとつでも3種の部位ごとに提供してくれます。まずは小さな頭が届けられ「そのままでも大丈夫」とのことで、パクっと頂けばアラびっくり。頭が見る間に舌の上で溶けていくような柔らかさ。なんじゃこれは。
最初の一口から驚かされました。殻はハーブ塩にて頂きます。パリっと柔く口のなかで溶けていく中に海老の風味を楽しめます。
海老天にもハーブ塩をつけて頂きました。特別感は既に先で感じていたので、主の海老天はどちらかと言えば普通に頂いてしまいました。
【茄子】
大きめにカットされた茄子は、おろしを乗せて天つゆに浸して頂くと美味しいとのこと。天つゆに浸して頂くと、内部に熱が残る中で、これまた口の中で溶けていくような柔らかさ。素材が溶けていくように感じられるなど珍しいことばかり。うちの畑で採れた茄子とは、えらい違うもの。天つゆに十分に浸してから頂けば良かったと言うのが心残り。
【太刀魚】
これまたとろけるような身の柔らかさ。歯がなくても食べられる天ぷらって、歳を召した方にも好まれるというのが何となくわかります。衣も柔らかく、身も優しい。それでいて太刀魚という魚自体が見えてくる気がしました。
【新玉ねぎ】
厚みある玉ねぎの天ぷらで、天つゆに浸して頂きます。友人は、この身の甘さが大層気に入って美味しかったと絶賛していました。
ここで、蕎麦の配膳となりました。
【季節の二色板そば】
右側が通常のそばで、左側が桜切りそばとなっています。蕎麦は、地元産の蕎麦粉を都度調整しながら使用しているとのこと。いまは最上早生の割合が多いらしい。蕎麦は外一で打たれているのだとか。
繊細な細さで、蕎麦の風味よく、そば汁に浸してするするっと喉越し良くいけます。
桜切りそばは、桜を練りこんでいるのか、桜の香りが漂ってくる香りも楽しめる蕎麦です。板そばよりも、少し食感が強く感じられたもの。季節柄、春を楽しめる品となっています。
【筍】
小さいながらもタケノコで、天つゆに軽く浸して頂きました。硬いものなどないように、旬の味を楽しめます。
【ウニ明太紫蘇】
紫蘇に明太子が巻かれた天ぷらで、ウニも入ってるのかな?ちょっと忘れましたが、食感は柔らかく紫蘇の香りの中に、ぎっしりとした明太子が詰まっており、その姿から子持ちししゃもを思い出しました。明太子好きには堪らない天ぷらです。
【アワビの天ぷら】
なんと高級食材のアワビも天ぷらに。これは単品注文でお高くも友人が注文しています。シェア仕様にもできるとのことで、4つに切り分けてもらいました。身が厚く、衣をまとったアワビにカラスミや薬味を乗せて頂きます。これまた口のなかで広がる不可思議な海の味覚。天ぷらながら海の香りがするぷりぷりの食感を楽しめました。アワビを天ぷらで食べると言う発想はなかった。
【まぐろの頬の赤身】
これまた聞いただけで高級そうな食材の天ぷらです。頬の赤身の部分を天ぷらにしたというもので、わさびの粉末が振られており、そのままで頂きます。マグロの食感と天ぷらという意外性の組合せは、これまでのマグロの食べ方の概念を崩してくれるよう。マグロひとつをとっても、様々な食べ方を楽しむことができるなと感心しました。
【子持ちのほたて天ぷら】
大きな子持ち帆立を4つにカットし天ぷらにしたもの。薬味をのせて一緒に頂きます。初めからわかっていました。これが美味しくないわけがない。ホタテの旨みを新しい食べ方で堪能できる贅沢を味わえます。
【オマール海老天付き】
スペシャルコースのメイン。オマール海老のデカい実が海老天として目の前に並べられました。特製のトリュフ塩にて頂くとのこと。トリュフの香りがエビをまた高めてくれるような味わいとなり、海老の身ひとつで満足できたものをさらに豊かにしてくれます。数口で食べきれてしまうもったいなさを感じつつも、美味な味を堪能したところです。尻尾の先に詰まった身を食べられるようにと、身をとる道具も添えられています。
【スイーツ蕎麦黒蜜】
蕎麦粉を練ったものに黒蜜ときなこをまぶして甘くしたスイーツ蕎麦です。甘く柔く美味なり。
【手毬麩とアイス】
串にささった手毬麩を外して、アイスと一緒に食べます。温かみがありモチモチする手毬麩とアイスを一緒に口に放ると、温かさと冷たさ、そしてモチモチ感が合わさり、不可思議な食感に。遊び心ある最後のデザートでした。
最後にそば湯を頂き、落ち着いてから席を立ちました。こちらにはポイントカードもあり、貯まれば500円券として使用できるのだとか。なにやら女将さんの計らいでサービスしてポイントを沢山頂きました。
様々な食材を、天ぷらという角度で調理し、味の幅を広げて提供されているというのは、さすが評価高いのも納得ができます。
お金と時間が余裕ある時、デートや両親、知人と、訪れて食について楽しみながら時間を過ごすのに良さそうです。
予約などはできないとのことで、先着での提供となり、待つ時間もかかるので、注意して伺いましょう。
ごちそうさまでした。