残念がいっぱいで物足りないのよ : Hayamakan

雪中の温泉旅行。
団体で葉山館に参りました。

立派で一見寛げそうなロビーでしたが、早く到着した人だけがお茶を頂けたようです。後から到着した組の人も休めるような配慮があればいいですね。ロビーから客室に向かうにあたっては、ちょっと機械的。早くロビーを空にしたかったのかもしれません。

▪︎夕飯
数ある料理の中でも一品ぐらい「コレは美味しい！3倍食べたい！」と思う料理があるだけで、その旅館の料理が好きになってしまうものなのですが、残念ながら有りません。ハズレのない名物的な物が食べて見たかったです。
前菜の干柿の天麩羅も食べ慣れていたので新鮮さがなく、ズワイガニはカニ酢で頂いたところ塩分強めです。
肉づくしではありませんでしたが、豚しゃぶと牛ロースがお肉がお腹にたまりました。牛ロースの陶板焼は、理想の赤身で、焼き過ぎても硬くなりませんでした。「ミディアムからが食べごろです」などの情報が欲しかったです。
食事がラーメンとはユニークでした。その麺やスープの味が好みでは無かったなぁ。

▪︎朝食
寝ぼけ眼なりにも質素さを感じました。夕飯と同じように重きを置いていた人にとってはガッカリめです。
その中でも光るは「おみ漬け×納豆」。山形の冬のご飯のお供としてはこれ以上にない誇るべき組み合わせ。地元民でもテンションが上がります。仲居さんから助言が無ければ、他県の人は混ぜないでしょう。
その納豆をパックのまま出すのは単純に色気がないですし、「これどこの納豆なの？どこで買えるの？」という会話の省略になってしまいます。それに、おみ漬けを入れる前提でパックでは混ぜ辛い。器も料理のうちですから、器次第では質素な料理を華やかに感じさせることも出来るのに・・・
夜のズワイガニと朝のサラダに同じ器も使ってしまうところも残念でした。
赤の器のヨーグルトは、全ての食事の中で1番好みでした。

食後はコーヒーを頂きたいな〜
と思うわけですが、部屋でコーヒーらしき物は見かけません。1Fで飲めることが分かったのですが有料の540円。そんなに若い人来ないわけじゃないだろうし、コーヒー飲みたい人沢山いると思うけれどなぁ。