店名 |
IL COTECHINO (IL COTECHINO )
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類型 | 義式 |
預約・查詢 |
023-664-0765 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
山形県山形市あこや町2-1-28 |
交通方式 |
距离山形 2,092 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX、JCB) 无使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
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網站 |
有名な人気店ですからフリーでは入れないので
事前に予約して伺いました
30度超えの暑い日だったので
まずはプロセッコで落ち着いてからスタートw
オードブル一皿目
遊び心あふれる小さい6種の前菜は白のグラスワインで合せました
ヨーグルトやリンゴを使ったり酸味のアクセントを感じるプレートです
ちょこちょこ色々楽しめて楽しいのですが
カトラリーのサイズからすると皿が小さく少し食べにくい気がします
セラーに行ってボトルを選ぶのも満席で忙しい中迷惑になるだろうし
結局は赤のハウスワインの500mlと炭酸水を合わせることにしました
自家製ハムソーセージの盛り合わせが届き全種類の説明の後
程なくして野菜のバーニャカウダも届きました
固形燃料でアツアツのソースで旬の野菜を頂きます
ハムとソーセージの盛り合わせとバーニャカウダ
お皿一杯に盛り付けられたシャルキュトリはとてもカラフルで見た目はいいのですが
一枚目を食べるスペースがお皿にありません
単一種ならどかして食べるというのもありですが
15種類の説明書をもらっているのにそれを崩して食べるのももったいないので
僕は別皿をもらってそこに取り分けて食べました
塩分は薄く旨味は強い自家製の生ハム類はどれも称賛に値します
特に美味しいと思ったのがプロシュットコット(ローストしたモモハム)
塩分と水分や肉と脂の旨味食べて咀嚼して鼻に抜ける良質なハムの香り
チェコで食べるプラハシュカシュンカだったりパリで食べるシャンボンみたいな豊潤さ
生ハムもおいしいのだから当たり前だろうと思いますが
生とローストどちらのハム両方美味しいお店ってなかなか少ないので希少だと思いました
また赤身の強い生ハムで燻煙をあてるシュペックは
オーストリアやイタリア北部のものより塩分が薄く旨味が強いから
本場越えしているような気もします
モルタデッラボローニャとアレンジモルタデッラ数種類
オーソドックスなモルタデッラは赤いすり身に白い脂とピスタチオのグリーンと
一枚でイタリア国旗ですw
癖のない上質なすり身と黒コショウなどスパイス類のチョイスも良く
脂の甘みやピスタチオのナッツ感を引き立ててました
ただイタリアのスライスは薄く数枚まとめて食べるから香りが立つのも分かるけど
一枚を味わうわけだから個人的にはドイツみたいに
あと1~2mmくらい厚切りにして食べたいと思いましたw
それから途中で黒パンが食べたくなりましたw
パンの代わりといってもいい口休めのバーニャカウダですが
熱々ソースは塩分などしっかりしてて
野菜をつけて食べるとちょうどいい塩梅になるのですが
温めているからソースがだんだん熱くなるし後半せわしない感じがします
人気店で忙しいのは分かるのですが
全体的に料理が結構フライング気味に出てくるので
もう少しのんびり食べたいな~なんて思いました
揚げパンとハムの組み合わせ
揚げパンの余熱で香りや味が増すハムをチョイスしています
特にラルドが美味しくてお代わりが欲しいくらいでしたw
本場の様に大理石に漬けるのかどうかわかりませんが
脂がとっても上質な上に余熱で溶けいい香りでした
チェコでもラルドを食べる習慣があるのですが
(バターみたいにパンにラードを塗って食べる人も多数いる)
あの時の様に酸味のある黒パンで食べたいと思いました
ないものねだりになりますが
それをしたくなるような本場の味を
日本で体験させてくれるお店とつくり手だという事でもあります
チョイスできるパスタはラビオリを選びました
チーズたっぷりソースしっかりいたってまっとうなラビオリでした
デザートは西瓜のソルベとプディング
口直しに丁度いい感じ
ワインボトル一本分飲んだわけだから
いい感じにほろ酔い気分で終了となりました
ここで食べていると昔食べに行った
ミュンヘンのケーファー本店の地下の古いワインセラーに隣接して作ったシャルキュトリバー
を思い出しました
ハムやソーセージ類とパンをつまみに様々なグラスワインを飲み
お土産は食べて美味しかったハムをグランドフロアで買って帰る
本当に特化したお店ならではだと思います
イルコテキーノさんはイタリアの田舎にあるシャルキュトリバールみたいで
永遠にアンティパストが続きプリモピアットがメインという事がとても面白い構成です
これはあくまでリクエストなのですが
ハウスワインかセラーでボトルチョイスでは
ちょっとワインを頼みにくいというかセレクトしにくいと思います
もう少し中間層を厚くしてブラックボードに乗せるおすすめワインの幅を広めてもいいだろうし
これだけのシャルキュトリがあるのだから
食材とワインとのペアリングを行ってもいいのではないかと思いました
とてもいいお店だと思うしハムやソーセージ類は間違いなくおいしいです
レベルが高いお店だから要求も高くなってしまいました
コース代以上にワイン代を払った身としては切なる願いですw
元気のない夜の山形において勢いのある数少ないお店です
これからも頑張ってください
ごちそうさまでした♪