店名 |
Oodaino Soba
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類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
0234-64-4708 |
可供預訂 | |
地址 |
山形県酒田市八幡町升田字大台野38-1 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
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禁煙・吸煙 |
− |
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停車場 |
可能的 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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備註 |
営業日に注意が必要。平日は休み。土日、祝日に営業。 |
最初に訪ねた日:2007年11月3日
山形の八幡町の山奥。大台野にある「大台野そば」に蕎麦を食べに行く。
このお店には、鳥海山の湯ノ台口の方から行くか、玉簾の滝がある升田の方から行くことができる。升田の方からは道の端に幟が立っているからわかりやすい。
このお店は、結構山の中にある。開拓地の集落の中にあるが、人がいるのかよくわからない。7,8軒あるのだから人はいるのだろう。今まで何回か行っているが見たことはない。
注意しなくてはいけないのは、このお店は、土日、祝日しかやっていない。当初は、お店の前まで何回か行ったが、営業しているのかやっていないのか、それよりもどこから入ったらいいのかさっぱりわからないことが何回か続いた。第一に店構えがちっともお店らしくはない。個人のお宅を改造してお店にしたような感じ。
今回漸く、暖簾が掛かった入口を見ることができ、やっと食べられる嬉しさで勢いよく戸を開けてしまった。お店のご主人も驚いたようだった。お店の中は一人の客もいない。いつものことだから全然遠慮せず奥にはいる。お蕎麦は盛りそばのみ。もりそばと言っても山形では板そばが多い。
蕎麦ができてくる前に漬け物3種が器に盛られたものが出てくる。これがまた良かった。小さいところまで気を配っている。が、蕎麦はもりそば一点張り。
できるまでちょっと口慣らしで蕎麦を食べる準備。どれも漬け物だと思っていたが、よく見るとつぶつぶは漬け物でなく、蕎麦の実を茹で上げた物だった。
箸でちょいとつまみ上げ口に放り入れる。噛むとなにやら少しネバッとするがすぐにバラバラになって口の中に広がってしまう。ほんのり甘みが効いて、ああ蕎麦の香りで良い感じだ。
出てきたもり蕎麦は、案の定、板そば。蕎麦は田舎蕎麦よりは白い。地元の蕎麦を使い、ほんのり緑がかっている。山形にしては細めの蕎麦で少し太さが揃っていないが、手で切ったようで綺麗に切れている。
すっと掬ってつゆに入れ、すぐ口に頬張るとするすると喉を通っていってしまった。ツユは甘くも辛くもなく、そばの香りを損なわず、優しい感じ。麺ともよく合っている。しっかり口の中で噛んでみるとしっかりした堅さだ。なかなかうまいそばだった。
その後何回か伺っている。当初は少し無口のご主人と思いきや、意外とお喋りも好きなご主人だった。八幡町の蕎麦打ち名人の称号を頂いている。なるほど美味い訳だなあ。