店名 |
Ajikaidou
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類型 | 拉麵、咖喱、西式甜點 |
預約・查詢 |
0235-25-5111 |
可供預訂 | |
地址 |
山形県鶴岡市大字布目字中通80-1 庄内観光物産館内 |
交通方式 |
鶴岡IC降りてすぐ 距离羽前大山 2,584 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童
OK |
服裝規定 |
なし |
網站 |
連休の最終日。。。
私の行きたい鶴岡の加茂水族館と、
連れが行きたい酒田。
山形からは同じ方角で利害関係が一致し、
今日は山形自動車道を日本海へ抜けました。
車に乗る際の情報に寄りますと、
「鶴岡の物産館に、なにやら面白いオニギリを置いている。」
という、怪しさを匂わせる情報を得ていたので、
コレは行かねばなるまい。
具がヘンテコなのか?
ただデカイとか?
ハンドルを握りながら、
頭の中には、色々なオニギリが浮かんでは消えていく。
道標の「鶴岡」の文字が、今日は「おにぎり」に見えてくる。
鶴岡ICを下車後、直ぐに見える「庄内観光物産館」が今回の舞台。
休日と言うこともあって、
駐車場には観光バスが数台止まっており、
いずれのバスからも、おばあちゃん軍団が、
喧騒にも近い賑やかな笑い声とともに、
ゾワゾワと物産館の入口に押し寄せていく。
若干圧倒されつつ、
でもちょっと良い感じのシックな面持ちの物産館に、
筆者達も押し寄せてみる。(笑)
入ると直ぐに飛び込んでくる、料理のお品書き。。。?
よく見ると、刺身定食だとか、うに丼だとか、ラーメンだとか、
なんか、メニューのようです。「あれ?お土産屋では・・・?」
おばあちゃん達の群れにたちろぎつつ、
さらに入口でメニューにたにろぎながら、
よーく周囲の状況を見て見ると、、、、
おろろっ!
この物産館、何でも入りの万屋的な物産館。
普通のお土産屋から、
魚屋、定食屋、ファーストフード、
野菜、肉、、、、
これはこれは、なかなか面白い事になってきました。
それでは、、、、っと、改めて、
入口のメニューをゆっくりと見比べていくと、、、、
あっ!コレだ??
そこにはどでかく怪しげな「おにぎり」が写真付きで紹介してある。
「磯おにぎり 250円」
どうも、隣のファーストーフード「味街道」と書かれた店が、
このおにぎりの製造元らしぃ、、、
行かねばっ!
食指をそそられつつ、ドアを開けて中に入ってみる。
一見、大型スーパーなどにある、
そばやうどんラーメンなどを食べさせてくれる感じのファーストフード店。
ココが新潟なら、イタリアンを注文したくなるが、、、
ってなカウンター式のお店。
脇にはテーブルがジャラリと並んで、
客がおのおの料理を食べています。
しかし、ちょっとだけ、何か変です。
それはレジの前にガラリと集団で立つ、おばあちゃん達の群れ。
さっきのバスから降りてきた軍団の一味のようだ。
5~6名であろうか、似た様な背丈と体型と衣装とバックで、
手に手にハンバーガーみたいな包みを持ったり、戻したり、また持ったりしながら、
あーでもない、こーでもないと騒いでいる。
何ごとぞ???トラブル??
などと思いながら、その集団の背後に近づいて様子を伺ってみると、、、、
磯おにぎりだ。
おばあちゃん達の興味の中心は、レジ脇に置かれた磯おにぎりに一心に注がれ、
まるでハンバーガーのようなおにぎりの包みを、
「私はこれを食べる」と言いながら手に取る者、
一度は手に取ったものの「大きすぎて食べられない」と言いながら戻す者。
「やっぱりたべてみる」と言いながら再び手にする者。
「○○さんが買うなら買おうかな、、、」と手を延ばしたり引っ込めたりする者。
更には、「どこそこでこんな変わったおにぎりを食べた」とか、
「家の親戚のおにぎりがどうのこうの」とか、、、、、
後ろに同じくおにぎりを求める人達が並び始めて入るにもかかわらず、
まったくお構いなしに、ワイワイガヤガヤと、とにかく元気に、
おにぎり談義、おにぎり闘争に明け暮れている。
途中で店員が合いの手を入れて、
おにぎりを持ったおばあちゃん達をレジへ導こうとするが、
彼女らは、そこにいる全員が買う意思を見せないと、
レジへ向かう様子を見せない。
そんな様子を呆れつつ、
メニュー表を見ながら順番を待っていたが、
4分ほど経ったころだろうか。
隣にいた連れはシビレを切らし、
元気におにぎり闘争中のおばあちゃん達の肩の間から、
にょにょっと手を延ばし、
磯おにぎりを1個むんずと掴むと、
さっさとレジに移動した。
おばあちゃんたちは、やっと他の客に気がついたのだろうか。
手に手に皆磯おにぎりを持ちながら、
それでも元気にじゃべくりつつ連れの後ろに一列に並んだ。
どうやら、皆買うようである。(^^;)
ってことで、おにぎりの会計をしつつ、
他の麺類も注文。
なにやらめずらしいので、肉天そば。
あとは、魚ダシとかかいてあった中華そばを注文。
レジで番号札をもらって、奥のテーブルに掛けた。
店内は昼時を迎え、次々に客が入ってくる。
さっきのおばぁちゃん達軍団は、
筆者達の隣のテーブルに陣取った。
4人掛けのテーブルであるが、
もちろんイスが足りないので、
どっかから持ち寄ってきて、それぞれの前におにぎりを置いたまま、
さらにバージョンアップした喧騒に花を咲かせている。
ってなワケで、騒がしい所からレビューです。(笑)
「磯おにぎり」
見た目ハンバーガーのような包みですが、
大きさはそれより若干小ぶり。
まるで大きめの野球ボールが入って入るような感じです。
おにぎりも、こういった包み方をすると、
なんかハイカラに見えてくるから不思議。
シャリシャリ言わせながら包みを開いてみる。。。。
出てきましたぁ、、、これが話題の正体。
磯おにぎり。
見た目はかなり立体感のある海苔が巻いてあるように見えますが、
それは立体感しすぎ。
おにぎりの外観を盛大に立体感しているのは、
磯海苔である。
普通の海苔ではなく、磯海苔を貼り付けたら、
人気が出ちゃったみたいな感じである。
とにかく一口かぶりついてみる。。。おぉぉっ!
コレを考えた人は潮の香りを大切にする人だろう。
口の中に海苔の香りとともに、
盛大に磯の香りが漂ってくる。
自分の口だけが、磯か防波堤にでも行っちまったような、
磯の香りがたまらない。
アイディアってすごいねぇ、、、
まじまじ見ながら思っていたが、
しかし、思った事が一つ。
このおにぎりは具材は入れられていないため、
中身は白いご飯です。
真ん中辺りを食べるときは、
外周から得られる磯海苔が少ないため、
かなーりつまらなくなってしまいます。
筆者的には、一度少量の磯海苔を混ぜ込んだおにぎりを、
更に磯海苔え巻いてしまえば完璧だったかと思います。
ってことで、「中華そば」
こちらは、魚ダシがどうのこうのと宣伝文句が出ていました。
見た目はごく普通のラーメン。
シナチク、ネギ、チャーシューが載り、
面白いのは麩が一枚スープを吸って佇んで入る。
この辺は、さすが庄内地方だ。
スープの方は、確かに魚しているが、パンチ不足。
それと、忙しかったのか、麺が硬め硬めしておりました。
残念。
そして、「肉天そば」
連れがトレイで運んできたのですが、
その姿を見て、、、、
「え゛っ!なにそれっ!??」
思わず口に出る筆者。
目の前に何やら丼ではなく、
樽の様な物をトレイに載せた連れが向かってきます。
あじゃぁ、、、、あんなに大きいもの。大盛り過ぎて食えんぞぉ、、ワシ。
心の中で後悔つつある筆者の前に、
「これ、上げ底なのかなぁ?」っと、
楽しそうにトレイを置く連れ。
目の前に置かれると、
その存在感はかなりの物。
周囲を見回すと、同じ樽と奮闘中の客は居ない。
さぁて、、、行ってみますか。
決心しながら、じっくり観察してみる。
漆塗りで樽を見立てたその丼(樽丼?)
身長は、、、割り箸4分の3ぐらいはある。
「合格だ。。。」
なぜか意味なく合格印をあげたくなりつつ、
でも本音は降参なのかもしれないと思いながら、
まずはいきなり箸をスープに垂直に差し込んでみた。
ヤツの真意を知りたい。そんな気持ちだった。
ゆっくりではあるが、スルスルと落ちていく割り箸。
どっ、、どこまで行くのお客さんっ!
突っ込みを入れたくなったその瞬間。
「こっ」っとかるーぃ音がして、
箸が止まった。底についたのである。
結果は上げ底。
樽の中身は半分くらいで、あとは張りボテということが判明した。
なにやら急に明るい気持ちになりながら、
本音はさっき出そうとした白いハンカチをポケットに詰めこんでいるのだけど、
そんな事はわすれて、さぁ遠慮なく行ってみます。
具材がおもしろい。
肉・えび天・温泉卵・ねぎ。
たぶん駅の立ち食いそばで、
こんなにトッピングしたら、この値段では収まらないでしょう。
これはもう価格的に合格です。そうだ、合格だ。合格。(笑)
スープをすすってみる。。。
よよよっぉ、、、甘い。
そう、甘い系のスープ。
コクの強くて、甘みのあるスープ。
そばにもうどんにもあうぞ、、、コレ。
久々にコレだけ甘系のスープに出会いました。
ココに半熟の温泉卵なんぞ入れちゃったから大変だ。
黄身が崩壊すれば、甘いスープと絡まって、
その風味にこちらの方が崩壊しそうだ。
えび天は既製品だろうけど、この価格では十分。
肉はこれまた甘じょっぱく味付けされているが、
スープのそれとは違って控えめにし、
突出を防いでいる。
このえび天の衣と、肉から出る脂分が、
スープに合うんです。
ってことで、
おにぎり探しに行って、
満足の行く肉天そばでした。(^^)
え?っさきのおばあちゃん達ですか?
彼女らは更に後から来た数名と共に円陣になって座り、
他の客構わず大声で話すうち、
イスが足りないからと、
食ってる筆者達のテーブルから余ってたイスを何も言わずに「ガコっ」と衝撃を与えつつ引っこ抜いて行きました。
衝撃に驚いて、樽越しに様子を伺っていると、
おにぎりを食べるときは皆で揃って「いただきます」してました。
ソコだけは礼儀正しいのかっ(^^;)
歳とるの考えさせれられました。