居酒屋の 夜の煮込みを 懐かしむ : Ajidokoro Manryou

山形県の村山市にある居酒屋さんです。カウンター席、小上がり席(3)があります。

◼️頂いたメニュー
・大きなかきあげ丼　¥600
・もつ煮込み　¥400

2021.10
たまに通る駅前の十字路交差点角にその気になるお店はありました。以前から気にはなっていたものの、ランチの営業をしているような・・・していないような？というモヤモヤ感を解消するべく、今日は確認してみることに。

お店の前を通ると、暖簾がかかっています。興味本位に眺めていたら、中から年配のご主人が出てこられ、店回りの植木に水をやられていました。引っ込んでいく背中越しに声をかけて、ランチのことを聞いてみたら「どうぞ・・・いらっしゃい」と中へ招いてくれました。

こちらは、もともと居酒屋さんですが、ランチ営業もされている様子。先客無しの小上がり席へと座ると、ご主人がランチメニュー表を持ってきてくれました。600円と900円のメニューがそれぞれありますが、ここは名前で惹かれた【大きなかきあげ丼】をチョイス。写真がないだけに、どれも、想像力を掻き立てられるメニューです。注文後に、屋内を眺めていたところ、柱に【もつ煮込み】の紹介を見つけ、店主さんに声をかけて追加しています。


【大きなかきあげ丼】
女将さんが運んできてくれたトレイには、大きな器に盛られたかき揚げ丼に味噌汁、煮物、漬物小鉢、加えて追加注文したもつ煮込みが一緒に配膳されています。後にりんごもサービスで付けてくれました。

名前通りに大きなかき揚げがのっており、具材は、人参、玉ねぎ、ナスなどの野菜が入ったもの。形がわかるほどのナスが入っているあたり、家庭的な雰囲気のかき揚げです。かき揚げには、甘ダレがかけられており、箸で一口大に割って食べるのがイイ感じ。最後は、器ごと手に持って、ご飯ごと掻き込むスタイルで平らげました。うまうま。

煮物、漬物も割と多めにどっさりと盛られており、残さずきれいに頂きました。


【もつ煮込み】
にんにくが入っていないことをアピールしているもつ煮込み。一味を振りかけて頂きます。居酒屋の定番とも言えるもつ煮込みですが、久しぶりに居酒屋の味を食べてみたくなり注文してみました。

豆腐にたっぷりのモツ。もつ特有の臭みはなく、柔らかくてウマイ。これと白飯は間違いなく合うので、もつ煮込み定食はおすすめの一品なり。


もつ煮込みに続いて味噌汁を平らげたので、お腹がパンパンの満腹ランチでした。

お昼時の営業では、客入りは厳しそうに感じられました。屋内には、地元のお祭りのポスターが掲示されていましたが、昨年、今年と中止が相次いだため、ポスターの年度も古いままで止まっています。早くコロナが落ち着いてほしいと願うばかり。

ご馳走様でした。