店名 |
Kumi
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類型 | 大阪燒、炒麵、烏龍麵 |
預約・查詢 |
083-923-0062 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
山口県山口市吉田2792-5 |
交通方式 |
防長バス 大塚停留所 徒歩11分 距离矢原 2,114 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
20 Seats ( カウンター7席 テーブル6人×2席) |
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個人包廂 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 5台分 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
開店日 |
2013.4.30 |
備註 |
関西風お好み焼き |
梅雨の晴れ間の平日午前11時すぎ、山口大学の近くのお好み焼店「くみ」にお邪魔した。
お姐様お一人で営んでいらっしゃる。繁忙中は寡黙だが、基本的に人懐こいお方。平成25年にご開業。店内は禁煙。
客席は、大きなテーブルが2卓と、カウンターテーブル。全席鉄板なし。先客は大テーブルに1組2名。自分はそこからいちばん距離がとれるカウンターの端に着いた。滞在中の後客なし。
メニューは絞られていて、混ぜ焼のお好み焼が数種類、焼そば、うどん、そば、といったところ。
お好み焼の「豚玉」(500円)の「そばのせ」(100円増)を焼いていただくことにした。
お姐様は、擂った山芋、微塵に近い細切りキャベツ、青ネギ、揚玉、玉子、生地、あとひとつ何かをカップに入れて全て混ぜ合わせ、鉄板へあけ、円盤状に整えて加熱。
つづいて、袋入りの加熱加工済み中華麺をザッと水に晒し、本体の上に載せる。
その上に繋ぎの生地をかける。濃いめに溶かれた繋ぎなので、かけるというよりは塗りつけるといったほうが近いかもしれない。
その上に豚肉を貼り付ける。
底面側が焼けたら全体をひっくり返して対面からも加熱を続ける。
こうして両面が焼けたらもう一度ひっくり返して正位に戻し、オタフクソースを塗り、青海苔を振り、かつおぶしを載せて完成。所要時間は10分強くらいだった。
お皿に載せて提供された。マヨネーズと芥子マヨネーズのボトルも一緒に出される。
客席には、追い掛け用ソース、一味唐辛子、紅生姜が備え付けられている。お箸とコテもある。
完成したお好み焼は、躯体が大きく、厚く、ずっしりとした重量感がある。それでいて安価だからずいぶん気前がいい。
ソースは、オタフクらしい比較的甘めで酸味のあるもの。
豚肉は、カリカリに焼けている。繋ぎの生地より上に位置していて、反転状態で加熱しているときに鉄板に直に触れていた。焦げた香ばしさと融けた脂の旨みとを強調したような仕様。それらしい噛み応えもある。
そばは逆に、豚肉や繋ぎの生地に保護されて鉄板に直に触れた箇所はあまりない。ほぼ蒸すような加熱がなされ、ソフトで優しい食感が表現されている。また、このそばは、ボリューム感の充実に大きく寄与している。
躯体の内部は、山芋、粉、玉子、ネギなどによる、ねっとり蕩ける口触りが特徴。それが、お好みソースや、一部分にかけてみた芥子マヨネーズによって、より強化されている。それでいて案外鈍重でもなく、キャベツの熱き空気を含むホカホカ感が、軽やかさを醸してくれている模様。ネギには、熱で引き出されたとろみとともに、甘みや、仄かに残る青物らしい爽やかな辛みや香気が、生地に混ぜ込まれても埋没せず感じられたのがよかった。
紅生姜や一味唐辛子で適度に緩急をつけ、ボリュームのある一品を最後までおいしくいただいた。
当方の食事中、手が空いたお姐様が、オタフクソース株式会社によるお好み焼店開業支援の手厚さ、特徴のあるお好み焼類やソース類の地理的分布状況、お店の宣伝広告の工夫について、などの話題を振られた。そういうお話は面白そうなのでもっと詳しく伺ってみたいものだが、あいにく新型コロナウイルス対策のマスクを外さざるを得ない食事中のこちらは喋れない。ニコニコして頷くのが精一杯でまともに会話が成立せず、話の弾みようもない。せっかく話し掛けてくださったお姐様に申し訳なかった。