店名 |
Jipangu(Jipangu)
|
---|---|
類型 | 咖喱 |
預約・查詢 |
0835-23-4385 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
山口県防府市大字下右田勝坂5-61 |
交通方式 |
・JR山陽線「防府」駅から車で約15分 |
營業時間 |
|
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999~¥999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
なし |
座位數 |
34 Seats ( テーブル席34席) |
---|---|
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 店前に16台 |
酒水 |
有葡萄酒 |
---|
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
家庭式餐廳 |
關於兒童 |
接待兒童
可 |
服裝規定 |
なし |
網站 | |
店鋪公關 |
創業23年老舗カレーショップジパング。いつまでも変わらない懐かしい味。
山の麓にひっそり。いつまでも変わらない味を提供しています。 店内は広く。落ち着いた雰囲気。ランチはいつも行列です。630円ランチ営業中! |
もう10年以上前なのかと驚いてしまう2009年に防府市北部を中心に襲った集中豪雨、実況中継で同市の老人介護施設『ライフケア 高砂』さんが被害に遭ったこと現在でも憶えてらっしゃる方がいらっしゃるかどうか?
ワタシとて色んな水害を憶えてるはずもないものの、これだけは用があって近くにいましたから、ある種トラウマとなり、深く心に刻まれています。
まあ、運転できないほどの雨って本当にあるわけで、といって路肩に駐めてても、いつカマ掘られるか分からないぐらいだったもんですから、なんとか安全そうな高架下に入ると、これまた満車状態となり、徐々に側溝から雨水が溢れてくるわで、命が縮まるとは、まさにこの事かと実感しましたから。
むろん命拾いしましたし、用は2日後に変更になりましたが、そのとき通った防府市内の国道2号線といったら、山々から流れ込んだ土砂の黄土色で、くっきりマーキングされ、信号のない三叉路でも、はっきり分かる始末。
山口市に抜ける国道262号線は、その防府市内から急な登り坂ですから川の代わりとなり、言うに及ばず全面通行止め、全面復旧までは結構かかったと記憶してます。
その国道の傍にある右田ヶ岳など、見るからに岩が剥き出しの奇妙な山で、当時ワイドショーで評された西日本を代表する赤土まみれの雰囲気、そりゃあれだけの雨が降れば? と容易に厭な想像はできます。
ここに限らず山口県って岩だらけで、有名な秋吉台を始め、近くには大岩郷という雪崩のように山から岩が流れてきたような景勝地もありますし、この防府市から山口市南部の山など、頂上付近はハゲ散らかしたように岩が剥き出し、昔からロック・クライミングや今ではフリー・クライミングの格好の練習場として使われています。
そんな状況下の中、不肖ワタシが気になったのは同店『ジパング』さん。
同県内では好きなカレー屋さんでしたから、通行止めは勿論、被害に遭ってないかも心配。
ただ、山頂付近なので下り坂の途中や終わりかけの場所ほどじゃないだろうと、勝手に想像してました。
やがて完全復旧してみると、特に以前と変わらないような見た目でしたから一安心したものの、薄情なワタシなど数年してから、しかも本来の目的じゃなく伺うことになっちゃいました。
その日、本命のラーメン屋さんが臨時休業、別の同業他店に行くも店頭には待ちが、となると、どうやら食べ物に縁がないんじゃないかと疑い、そこでふと同店を憶ひ出したってわけです。
いや、正確に言えば同店の『辛さ』を憶ひ出したんです。
それほど個人的にピッタリな刺激で、これ以上でも以下でも駄目なんです。
そんな同店『ジパング』さん、上記のように国道262号線沿い、山口市との境にある佐波川トンネルの手前です。
そのときのように防府市方面から来る場合には、早めにウインカーを点し、中央分離帯が切れた場所に出来るだけ寄らないと、登り坂とはいえスピードが出やすい片側2車線ですから、下手するとカマを掘られるでしょう。
外観からして分かる通り年季が入っており、創業4半世紀近くになる山口県を代表する老舗になってきました。
ですからか店内には空の水槽が雑然と置いてあったり、ガラス越しの中庭に雑草が生えてたり、ちょっぴり薄暗い照明だったりする妙なイニシエ感が、はっきり言うとあります。
ただ、それでも客足は絶えず、お昼時など満車なこともあるぐらいなんで、それほど暗い印象はありません。
ですが、ということは逆にお客さんが少なければ、ちょっと仮面ライダーのショッカーの秘密基地っぽい雰囲気は否めません(って、例えが古すぎ?)
ビニールのテーブル・マットやら籐の椅子やら、全体的に昭和レトロだらけで、最初は改善して欲しかったけど、今となってはそっくりこのまま残して欲しいぐらいです。
『日替りランチ(平日のみ)630円』
ワタシはこれしか頼んだことがなく、日替りの具が入ってるのにコスパ抜群なんで(以前は500円台だった)どうしてもこれになっちゃうんですよね。
ちなみに同日はミニ豚カツでしたが、まあ、これは特筆すべき点はない、あくまでもサービスみたいなもんです。
「すいませんね。インド風、売り切れなんですよ」
ところが今回は好きなタイプがなく、欧風カレーのみとのこと。
伺ったのが14時までなのに13時40分と遅めだったし、以前にも一度あり、先に述べたような個人的に好きな辛さではなく、はっきり言うと不味かったため、がっくり項垂れました。
プラスすればトマトやヨーグルト味もあるみたいですが、それで不味かったら目も当てられないし、となると思いっきり辛くするしかないわけで、
「えっと、じゃあ激辛で」
と言うと、親切な女性従業員さんから
「追加料金になりますけど?」
と言われ、無料で辛くできる限界の、
「じゃあ、大辛でお願いします」
と路線変更しましたが、ふと思うに、
「あれ? 好きなのはインドカレーの、確か大辛だったような??」
と、妙な一致を感じました。
カレーなんであっという間に供され、ルーを口にするなり、ビックリ。
〝ありゃ? 美味しい〟
いや、美味さ云々より、やはり辛さが絶妙で、口当たりの甘さが感じられるリミットな値で、すぐにカレーらしい辛味に包まれ、後からもしっかり身体の奥底から湧き上がってくる。
たぶん辛さのランクはチリ・ペッパーなど辛味スパイスの量で決まるんでしょうが、その加減がワタシと相性抜群なんです。
となると、美味い不味いの判断基準も辛さだけのような気もし、相変わらずのバカ舌に我ながら情けなくなりますが、ちょっと言わせてもらえるなら、やはりカレーだけに辛いと旨味も引き出されるんですよね?(って、メチャ言い訳がましい)
辛くなけりゃカレーじゃないとまでは言いませんが、なぜ市販のレトルトやルーに甘口があるのか分からない舌の持ち主ではあります。
ですからワタシの場合、同じルーだとしても辛さの違いがイコール味の違いになった可能性は非常に高いです。
つまるところ、その不味く感じたときは、欧風ということで控えめな辛さでお願いしたんでしょう。
で、今回好きな辛さで欧風カレーを食べると、やはりインドカレーより粘度があり、コク深さも感じやすいので、これはこれでアリかとも思いました。
ただ、シャバシャバなインド系の方が辛みにエッジがあり、身体の奥底から効いてくる薬膳っぽいスパイシーさも感じやすいような気もします。
ワタシが好きなのは、実はどっち付かずなインドと欧風の真ん中みたいな味で、辛さとまろやかさ、どちらも欲しい欲張りさんです。
ただし、やはりインドか欧風か究極の選択で言えば前者ですから、先の件に繋がりますけど、それが辛味いかんに繋がるんでしょう。
とはいえ、旨味に関しては言うまでもなく有るものの、他の美味しいカレー屋さんと比べると若干劣りますから、あくまで同店が好きなのは辛さということに変わりはありません。
そこは正直に書いておきます。
かといって暫くすると、また食べたくなるカレーで、こうして書いてるだけで食べたくなってくるほどです。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.9