店名 |
98WINEs
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類型 | 咖啡店、洋酒吧 |
0553-32-8098 |
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可供預訂 |
無法預約
ご予約は承っておりません |
地址 |
山梨県甲州市塩山福生里250-1 |
交通方式 |
【車でお越しの場合】 |
營業時間 |
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預算 |
~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣、樂天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) 可使用二维码支付 (PayPay、d付款) |
座位數 |
20 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有露天雅座 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
風景優美 |
服務 |
可帶寵物 |
關於兒童 |
接待兒童(接待嬰兒,接待學齡前兒童,接待小學生),接待嬰兒推車 |
網站 | |
備註 |
ワイナリーですがカフェを併設しております。週末土日祝のみの営業となります。 |
1ヶ月以上も前から訪問をお願いしていた。
台風直前で収穫すると言う時に、なんとか時間を合わせて訪問する事によってお会いする事ができた。
それでも無理を押して対応してくださった。何か無理強いをするのは出会いの感覚を曲げるので嫌だったから、僕らも大いに時間変更した。
互いに譲り合うところが無いと人と人は出会わないものだと思った。本当に感性と論理に同時に働きかけてもらえるありがたい時間を作ってくれた。
甲州とマスカットベーリーA、日本に合った山梨に合った品種を露天発酵させるなどして、実に見事なワインを作る平山繁之さん。まさに本物を作れる醸造家だ。
シャトーメルシャンをスタートにワイン醸造の道を歩み、ブルゴーニュ、オーストラリアなどで経験を積み、勝沼醸造の醸造責任者を経て2018年にこの98ワイナリーを自身のワイナリーとして作った。
テロワール。平山さんは「ワインは土地の文化なんですよ。土地と気候が品種を選ぶ。技術とかの問題ではないんです。この土地で40年やってきてどの農家からもやっぱり作りやすい品種は甲州とマスカットベーリーAだみんないう。結局は土地や気候なんです。」という。
なるほど、ここのワインは実に旨い。僕はソムリエやワイン通では無いから細かい味の分析は置いておいて、平山さんの言葉を借りると
「ヨーロッパ品種は多雨に向いていない、日本の気候では完熟しない。そんな向いていない品種を無理して作っても、そのツケは製品や大地にまわる。」「土地、土壌をなるべく大事にして長く後世まで続くように。」という事だ。
その一言一言に経験と実績に裏打ちされた説得力が宿り、批判ではない誘いがほの聞こえてくる。言葉や表情は人格を語る。
土地に合わない品種を選ぶと葡萄自体は未熟なままでは糖もフェノールも未熟なまま。結局、加糖などして無理していろいろ加えて作っても、フェノールは未熟なまま。味に不快な余韻が残ると言うことらしい。
車を運転して行ったので僕だけは試飲しなかったが、買ってかえって飲んだ甲州は素晴らしかった。
最近の甲州は良くなってきたとはいえ、ヨーロッパ品種に比べてあまりワインに向かない印象しかなかったが、
確かにしっかり感性を傾けて味わってみると柔らかな柑橘系や柔らかな南国のフルーツのアロマとやわらかな酸と果実味、クリーンでありながら無理のない余韻が長く続く。
和食との相性が抜群に見事な事に驚きを覚えた。
98WINEsの素晴らしさはワインだけではない。建築、ランドスケープ共に日本の田舎というよりはワインとライフスタイルが一致した美しいライフスタイルを提唱している。
試飲カウンターからのシーナリーはあまりに美しく、場所としてのファンになることも間違いなし。
こういうものを見せられると、田舎から東京に人口が流出するのは今までの田舎が多くの人を惹きつけなかったからで、この98WINEsを訪れると、むしろ対比軸でなんで東京に住んでいるのか悩み始めるほど、美しい景観と、居住環境がある。
ワインや食の雑誌の取材には出ないと言う平山さん。建築やランドスケープの雑誌の取材には応えるのは違った角度から日本のワイン愛飲家の裾野を広くしたいからだと言う。
何をきいても、とにかく素晴らしい。
シンプルに心からかっこいい!
訪れる時は是非、連絡して、時間を取ってゆっくりお話を聞いて、平山さんとそのメンバー達に惚れ抜く心の準備をして行って欲しい。
なんなら近くに越してきてもいい。
金額は買って帰ったワインの購入代金。