食べるアート独創世界観 : Maaki

四間道の蔵の跡地をうまくリノベーションした
ステキ空間「満愛貴(まあき)」にランチ予約して
訪問しました。
"まあき"とは、シェフのニックネームだそうで、
当て字なのだそう。

1階はウエイティングスペースのみに使用して、
階段を螺旋のように登り、1ルーム、2席だけの
特別空間、隠れ家のよう。

ホールは徹底したサービスで奥様が付きっ切り。
シェフは年めいた男性のお二人で賄っておられ、
お二人とも腰が低い。

材料は有機野菜を自家栽培。
器は作家さんのもの、または、
娘様が作られたものなど
随所にこだわりの詰まったものたちで埋め尽くされ
私が思ったのは「食べるアート」

独創な世界観、お料理というより
宗教や哲学や芸術のような
ものすごいパワーが
小さな丸丸の中に封じ込められています。


-----〈オーダーしたメニュー〉-----
⭐️ビール@800
⭐️水@500
⭐️5000のコース×2人

＿＿＿＿＿＿＿コース＿＿＿＿＿＿＿

［先付］▫️自家農園の野菜で作ったあれのれ
ビーツのアンチョビソース、野菜のゼリー、黒ごまイチヂク

［お凌ぎ］▫️ヤリイカ大根軍艦巻き、泡醤油、少しのご飯と、60度の定温自家製お味噌汁

［先吸い］▫️松茸、柚子のスープ、栗入り

［前菜］▫️
・カダイフふぐ、まつたけ、エビのフラン
・カニのエキスとビーツ、カニのクリーム煮、
・コキイカの中は白身魚イカ墨のソースのリゾット★★★★★٩̋(๑˃́ꇴ˂̀๑)これは格別に美味しい、もっと量を多くしてこれがメインでも良いくらい

［口代わり］▫️ホタテうえのすたちを絞って、枝豆

［箸休め］▫️栗きんとん和牛、柚子こしょうシートとシメサバ

［メイン］色々なコロコロ
・紫じゃがいもおから、
・うずら角煮
・赤ピクルストマトごぼう
・緑の野菜かぼちゃ、
・里芋、あなご、
・さわらのタルタル、
・サーモン
・黄色の？
・和牛

▫️ご飯
土鍋で炊いたお米、漬物

▫️アイスクリーム4種
えのき、黒ごま、人参、くりのアイス

▫️デザートもコロコロ
乳製品をクズで煮込んものに
深煎りしたきなこ

▫️お抹茶
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
11300円÷2人
tax8%
サービス5%
(6500円くらい)


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今回、総合評価は低めですが
あくまでも「食べログ」だからです。
大食漢の私には、
少量で食べ応えが一切感じられなかったため、
ちょこちょこチマチマと、つついて
小ビール1本だけで7000円近かったので
コスパ面では、低評価です。

芸術肌の方には大層お気に召すのではと思います。


コロコロ形状もコースの途中までは斬新だけれど
メインもデザートも行き着くところまで
最初から最後まで同じ形状だから飽きが来て
すごく辛かったです。
大切な人との特別な時でしたが、重い空気になり
喜ばすことは出来ませんでした。

せめて、メイン料理だけでも、
魚の形、肉の塊が食べたかった。のが本音。
それがあればもっと満足度が高いけれど、
しかし、こここそが、
このお店の世界観を追及されてのことなのでね。


かしこ。